シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するチャリチャリ株式会社は、2024年8月5日より熊本市東区へのサービスエリア拡大を実施すると発表しました。
これにより、利用可能エリアは約1.4倍に拡大し、新たに25カ所のシェアサイクルポートが設置される予定です。
チャリチャリは2018年2月に福岡でサービスを開始し、現在は全国8都市で展開、累計2,500万回以上の利用実績を持つシェアサイクルサービスです。
熊本市では2022年4月末のサービス開始以来、127万回以上の利用があり、順調に推移しています。
今回のエリア拡大では、健軍・神水地区をはじめ、熊本県立大学のある月出地区、日本赤十字社熊本県支部のある長嶺地区へとサービスエリアを広げます。これにより、サービス提供面積は約31平方キロメートルから44.5平方キロメートルへと拡大します。
新設されるポートは、東区役所や動植物園、公園などの公共施設を中心に、地元企業や既存のパートナー企業の協力を得て設置されます。
チャリチャリは、この拡大により公共交通機関との接続性向上や車からの移動転換を図り、地域の交通課題解決に貢献することを目指しています。
熊本市東区は市内5区で最も人口が多く、商業施設や学校、福祉施設、医療機関が集中しています。
一方で、主要幹線道路が多く慢性的な渋滞も発生しており、新たな交通手段の導入が期待されていました。
利用料金は、ベーシックタイプが1分7円、電動アシスト自転車が1分17円となっています。
スマートフォンアプリを使って簡単に利用でき、「ちょっとそこまで」の日常的な移動に適しているとのことです。
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