日本の宅配ピザ市場の歴史は1985年、ドミノ・ピザが日本1号店を恵比寿に開業したことから始まります。
日本発祥の宅配ピザチェーンとしては「ピザーラ」の方が多くの人々に強い印象を与えています。
株式会社ナビットは、全国の主婦を中心としたモニター会員1,000人を対象に「宅配ピザチェーン」についてアンケートを実施しました。
調査期間は2024年6月で、20代から80代の男女が対象です。
「配達ピザチェーンを利用しますか?」
「利用する」が48.2%、「利用しない」が51.8%という結果になり、約半数の方が宅配ピザチェーンを利用していることが分かりました。
利用頻度
「半年に1~2回」が11.4%で最多となり、「1年に1~2回」が11.1%、「2、3ヶ月に1~2回」が9.0%と続きました。
「どの配達ピザチェーンを最も利用しますか?」
「ドミノピザ」が25.5%、「ピザハット」が10.1%、「ピザーラ」が8.7%と、宅配ピザ御三家が圧倒的な人気を誇っています。
「どのような時に配達ピザチェーンを利用しますか?」
「ピザが食べたくなったとき」が395人で最も多く、「ご飯を作りたくないとき」が140人、「クーポンがあるとき」が124人と続きました。
宅配ピザのデメリット
「価格が高い」「家族がお腹いっぱいになる量を注文するとかなり高額になる」「熱でボックスが柔らかくなってしまっているとき」「自宅が配達エリアにない」といった意見が多く寄せられました。価格の高さや配達エリアの制約が、利用を躊躇させる要因となっているようです。
近年、大手ピザチェーンでは「話題性」のある斬新なピザが多く発売されています。
ピザハットでは「パクチーすぎて草」や「ラーメンピザ」
ドミノピザでは「チーズボルケーノ」
など、SNS映えを意識したビジュアルで若年層の評価を高めています。
これらの斬新なピザは、楽しみの一つとして多くの人々に受け入れられています。
価格の見直しや配達エリアの拡大が進めば、さらに多くの人々に利用されることが期待されます。
夏休みの食事作りに疲れたとき、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。