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年末の貯金額がかわる!年間家計赤字に陥らないための、7-8月に見直すべきポイント4つ


年末の貯金額がかわる!年間家計赤字に陥らないための、7-8月に見直すべきポイント4つ

早いもので2024年も折り返し地点を過ぎて残りあと5か月、お盆が終われば4か月となってしまいます。

今年の貯金達成度はいかがでしょうか。

年末まであとわずかと思うとあせりますが、お盆休みなどで時間の取れる今だからこそ、計画が立てやすいというメリットがあります。

そこで今回は、2024年度赤字に陥らないための見直しポイントをご紹介します。

2024年度赤字に陥らないための見直しポイントとは?

チェック1:今後の大きな支出は?

支出見直しのコツとして、大きな支払いから検討を始める方が、効率よく節約効果が上がりやすいです。

お盆の帰省やレジャーが終わった後、想定される年内の支出をピックアップしてみると、以下のようなものが考えられます。

  • クリスマス

  • 暖房器具の買い替え

  • 秋冬用の衣類

  • 夏物衣類のクリーニング

人によっては車検や冠婚葬祭の予定がある方や、ふるさと納税がまだの方もいらっしゃるでしょう。

ふるさと納税は、各ポータルサイトのキャンペーン情報をお見逃しなく。大きな特典をみつけたら、その期を逃さずまとめて行ってください。筆者は今年、さとふるやPayPayのキャンペーンを利用して、約27%還元・8,800ポイントをゲットしました。

受験生のいらっしゃるご家庭は、年内に受験料や入試に伴う交通費、宿泊代金が必要になるかもしれません。私立大学の受験料には、割引制度が導入されている場合があります。交通費や宿泊代金にしても、割引やクーポン、セールなどを生かすためには、早めのアプローチこそ節約の鍵です。時系列に、支出予定を書き出しておきましょう。

チェック2:冷暖房費は日々のコツコツが節約を生む

夏と冬にかけて、大きく生活費を変動させるのが電気代です。

中でも、多くを占めているのがエアコンです。

ですが、資源エネルギー庁によると、「たった1度温度設定をかえるだけ」「たった1時間エアコンをつける時間を減らすだけ」でも、次のように節電効果があるといいます。

  • 冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合(外気温度31℃ エアコン(2.2kW)の使用時間:9時間/日)年約940円の節約

  • 暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(外気温度6℃、エアコン(2.2kW)の使用時間:9時間/日)年約1,650円の節約

  • 冷房を1日1時間短縮した場合(設定温度:28℃) 年約580円の節約

  • 暖房を1日1時間短縮した場合(設定温度:20℃) 年約1,260円の節約

参照:経済産業省 資源エネルギー庁 無理のない省エネ節約

無理のない範囲で行うことが大切ですが、エアコンに頼りすぎることなく、以下のようなことも試してください。

  • エアコン稼働中はなるべく、ドアや窓の開閉を減らす

  • カーテンなどを活用し夏は日差しを遮り、冬は冷気をシャットアウトする(外出時もカーテンを閉めると効果的)

  • 扇風機やサーキュレーターを併用する

フィルター掃除もお忘れなく。月に1回か2回清掃すると、年間約990円の節約ができるといわれています。

エアコンのフィルター掃除をマメにして電気代を節約しよう

チェック3:食品の廃棄はないか?

毎日消費する食費は、いろいろな節約方法がありますが、まずは冷蔵庫をチェックしてみてください。

期限切れの食材はありませんか?

冷凍庫には化石化している食品はないでしょうか。

廃棄分こそ、最初に見直すポイントです。

農林水産省の調査によると、令和3年度の食品ロス量は523万トン(前年度比+1万トン)、このうち家庭から発生する家庭系食品ロス量は244万トンにもなるといいます。

野菜やお肉、魚は、週に1回、冷蔵庫から全て出してみる日を作ると、使い忘れを防ぐことができるでしょう。

チェック4:いつものお店の最新情報を確認

スーパーやドラッグストアなど、日々お世話になっている店舗は決まっているという方が多いと思います。

地方の店舗にも、キャッシュレスを導入するところも増えています。

支払方法を見直してみてください。

筆者自身、地元のスーパーの決済方法を変更して、最低でも4,000ポイントを獲得する予定です。

さらに注目すべきは、ドラッグストアです。たとえば、以下のような特典が設けられています。

  • ウエルシア…毎月20日はポイントが1.5倍使えるお客様感謝デー、毎月25日~29日は10%オフ

  • スギ薬局…アプリ会員に15%オフや10%オフクーポン、チラシにも割引クーポンあり

  • ドラッグユタカ…アプリ、医薬品20%オフ、店内商品15%オフのクーポン多数

医薬品から食品、飲み物、生活雑貨まで幅広くそろうドラッグストアでは、意外に支払金額は高額になることが多いです。

たとえば、平均5,000円を1年間毎月支払うとすると、15%オフが毎回使えれば、年間9,000円の節約になります。

ぜひ、チラシや公式ホームページ、LINE、インスタなどから、最新情報を更新してください。

クーポンや割引デーでかなり安くなるドラッグストアをうまく活用しよう

家計は向き合うことこそ改善の第一歩

他にもサブスクや保険、習慣化しているコンビニ通い、支払わなくてもよい銀行手数料など、すぐに取り組めることはいろいろあります。

家計は上手く回っていない時は、ついつい目を背けたくなりますが、向き合えば向き合うほど、改善点が見つかり、少しずつでも良くなっていきます。

今年の目標が達成できるように、年内の予定と日々の暮らしを振り返ってみてください。

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