片付けと節約はまったく別物のようですが、ものを減らすと効率よく貯金できるようになります。
筆者は、結婚後6年で貯金1,500万円を達成しました。
ここでは、整理収納アドバイザーの筆者が、「捨てたら貯金が増えた」3つのものをご紹介します。
捨てたもの1:家中のマット
もともとは玄関マットやリビングにじゅうたん、トイレにもマットをしいていた筆者。
すべては、「見た目がかわいい」「おしゃれ」という理由からでした。
でも、マットは洗い替えが大変だし、劣化すれば買い替えも必要。
子どもが生まれてからは飲み・食べこぼしが酷く、都度買う出費もかかりました。
そこで思い切って、家中の布マットを撤去することに!
始めは違和感がありましたが、生活するうちに掃除のしやすさや洗濯の手間が省けて、「マットがない暮らし」にメリットを感じました。
マットがある暮らしに憧れがないわけではありませんが、子どもが小さくお金がかかる今は、できる限りマットがない生活を維持しようと思っています。
マットを手放した今は、年1~2万円の節約に。
捨てたもの2:雑貨
結婚当時は、トイレやリビングにおしゃれな雑貨を置いていました。
お酒もそれほど飲まないのに、「カフェっぽい」という理由で大量のリキュールをキッチンカウンターずらりと並べていたことも…
しかしどれも、掃除に手間がかかるものばかり。
雑貨はすぐにホコリが積もりますし、見た目もゴチャゴチャしていて、決しておしゃれと言えるものではありませんでした。
今は雑貨を最小限に、飾っているのは子どもが幼稚園で作ってきた作品ばかりです。
雑貨を置くのをやめてからは、年1~2万円ほど出費が減って掃除の負担もかなり減りました。
捨てたもの3:収納
意外かもしれませんが、手放して1番よかったものが「収納グッズ」です。
しまうスペースがたくさんあるということは、買ったものを置く場所があるということ。
収納が多いと「買っても大丈夫」という安心感から、ものが増えやすくなります。
家を整理するには、収納ケースを買う前に不要なものを手放すことが大切。
収納をたくさん持っているうちは、「物量=出費」が思うように減りません。
子どもの成長などで物量が増えたら、まずは不要なものはないかチェックします。
それでも足りないときは、ニトリなどで売っている便利グッズを活用して、スペースを有効活用。
できる限り収納ケースやたんすは増やさないよう気を付けています。
収納ケースを安易に買うのをやめてからは、ここ数年新たな収納は買い足していません。
年間にすると、1万円ほど節約につながった気がします。
手放すと安易に買わなくなる
モノを手放してからは、新たに買い物をするときに自然と心にブレーキがかかるようになりました。
「欲しい」「いいな」と思って即購入ではなく、本当に必要か・購入した後の掃除の手間はどうかを考えると、「なくても困らない」と思うことが多いです。
物を手放すことによって、増えていなかった貯金に変化が生じる可能性があります。