止まらない食料品の高騰。
【2024年6月値上げ一覧】海苔・調味料・お菓子・飲料の値上げを乗り切る!節約主婦の秘策3つ
まだ「じわじわ」と値上げが続いています。
2024年8月に価格を引き上げる食料品をまとめました。
節約主婦が心がける「家計防衛対策」についても紹介します。
2024年8月から値上げするもの
味の素(中華合わせ調味料・鶏がらスープなど):8/1納品分~
〈対象商品の例〉Cook Doシリーズ23品、丸鶏がらスープ、味の素中華あじ など
今回の改定による値上げ幅は、約5~16%となります。
【価格改定対象製品】
家庭用
中華合わせ調味料製品(計23品種)
「Cook Do®」(23品種)
中華だし調味料製品(計16品種)
「丸鶏がらスープ™」(全5品種)
「丸鶏がらスープ™」<塩分ひかえめ>(全2品種)
「味の素KK 中華あじ」(全3品種)
「味の素KK 干し貝柱スープ」(全2品種)
「Cook Do® 香味ペースト®」(全4品種)
オイスターソース(計2品種)
「Cook Do®」オイスターソース(全2品種)
おかゆ製品(計6品種)
「味の素KK おかゆ」(全6品種)
業務用
おかゆ製品(計2品種)
「本粥(ほんがゆ)」(全2品種)
画像元・参照:味の素株式会社
イチビキ(みそ類・調理みそ):8/1出荷分~
みそ類…約12%の価格改定
調理みそ類…約10%の価格改定
参照:イチビキ株式会社
・ニップン(家庭用小麦粉・ミックス粉・パスタ・パスタソースなど):8/1納品分~
価格改定の内容
■家庭用小麦粉 約 3~4% 値上げ
■家庭用ミックス 約 3~4% 値上げ
■家庭用パスタ・パスタソース 約 3~6% 値上げ
■家庭用食品類・乾麺 約 2~21% 値上げ
参照:株式会社ニップン(pdf)
昭和産業(家庭用小麦粉・ミックス粉・乾麺・パスタ):8/1納品分~
家庭用パスタ 約2% 値上げ
※メーカー希望小売価格(税別)の改定率
〈対象商品の例〉天ぷら粉黄金、SHOWAホットケーキミックスなど
参照:昭和産業株式会社
奥本製粉(家庭用小麦粉・プレミックス):8/1納品分~
対象製品、及び改定価格
家庭用小麦粉 約3~6% 値上げ
家庭用プレミックス 約2~5% 値上げ
※メーカー希望小売価格(税別)の改定率 メーカー希望小売価格の設定がない製品は当社参考小売価格の改定率
参照:奥本製粉株式会社(pdf)
日清製粉ウェルナ(家庭用小麦製品・ミックス・乾麺・パスタなど):8/1納品分~
価格改定内容
対象製品 | 価格改定内容 | 価格改定時期 |
---|---|---|
小麦粉製品 | 約2~5%値上げ※ | 2024年8月1日納品分より |
ミックス、その他製品 | 約2~6%値上げ | |
乾麺製品 | 約1~5%値上げ | |
パスタ、パスタソース製品 | 約2~12%値上げ | |
冷凍食品 | 約5~6%値上げ※ |
上記はメーカー希望小売価格(税別)の改定率ですが、※については、希望小売価格の設定がないため、当社参考小売価格の改定率です。
参照:株式会社日清製粉ウェルナ
ロッテの値上げラッシュが到来
画像元:株式会社ロッテ(pdf)
・ロッテ(チョコレート・ガムなど):8/1出荷分~
〈対象商品例〉コアラのマーチ、板チョコレート、チョコパイ、パイの実など
ロッテでは、価格と内容量の両方を改定します。
コアラのマーチやトッポのシェアパックは量が減り、通常サイズは値上げ。
ロングセラーのチョコレート菓子の価格引き上げ・減量は悲しいものです。
理研ビタミン(ふえるわかめちゃんシリーズ・ノンオイルドレッシング各種):8/1納品分~
価格改定率 約11~18%
主な価格改定商品 NEWS RELEASE 2024年5月24日 計12品
対象商品 | 旧価格 | 新価格 | 価格改定率 (税別) |
ふえるわかめちゃん® 三陸 | 370円(399円) | 438円(473円) | 18.4% |
リケンのノンオイル セレクティ® あめ色玉ねぎ 190ml | 250円(270円) | 277円(299円) | 10.8% |
リケンのノンオイル セレクティ® あめ色玉ねぎ 350ml | l 430円(464円) | 475円(513円) | 10.5% |
参照:理研ビタミン株式会社(pdf)
キーコーヒー(家庭用コーヒー製品):8/1~
該当製品における小売店の実質店頭価格は 20~30%程度の上昇が見込まれます。
参照:キーコーヒー株式会社
7月には上島珈琲が価格引き上げ、9月には味の素AGFやネスレ日本が値上げを予定しています。
この夏の「コーヒー値上げラッシュ」はまだまだ続きそうです。
アイスコーヒー好きの方にとっては、見過ごせない改定と言えるでしょう。
家計と食卓を守る対策
8月の値上げを見ると、乾燥パスタや合わせ調味料にアイスコーヒーなど、夏に活躍する食品もちらほらあります。
そのため、買わないのではなく「お得に買う」方向にシフトすることをおすすめします。
《執筆者撮影》
たとえば、ドラッグストアのクーポン・ポイントを利用して定価で買わない工夫をする。
お手頃なプライベートブランドに乗りかえるのもアリです。
お菓子については、予算や買う量を決めて、買いすぎを防ぐのもひとつ。
商品そのものをお得に手に入れたい場合は、「マルヤス」「エコロマルシェ」「エコイート」などのワケあり専門店を利用し格安で手に入れたり、スーパーの見切り品をチェックしたりするのもひとつです。
8月以降の値上げはまだまだ続きます。
がまんする節約ではなく工夫で乗り切る対策が大切です。
細く長く節約が続けられるよう、無理のない家計防衛策を練りましょう。