クレジットカードのサービスは不変ではありません。
三井住友カードのポイント消化アイテム 「VポイントPay」おすすめの使い方
さまざまな状況を鑑みて、逐一変更を行います。
特に改悪はひんぱんに行われますので、しっかりチェックしてください。
【外為どっとコムカード】月100万円超利用時の還元率が低下
年会費無料の「外為どっとコムカード」を利用すると、積立投資「外貨積立(らくつむ)」の買付注文に利用できる「FXポイント」が貯まります。
FXポイントの還元について、5月1日利用分より変更が行われました。
還元率2%、カード申込日~翌年の同月末日の利用分は3%還元に、変更はありません。
ただし、月間100万円超の利用分に対しては、初年度より1%還元に変更されました。
それでも2%還元ということで、FXポイントをガンガン稼ごうと考えている人もいるでしょう。
ただし、現金化を目的とした即売りなどの取引をすると、ポイント還元がなくなる可能性もありますので、控えましょう。
【マイレージプラス・セゾン】年会費を値上げ
「マイレージプラス・セゾン」は、カード利用でユナイテッド航空の「マイレージプラス」が貯まるカードです。
そんなカードですが、7月4日引き落とし分より、年会費が以下のように改定されます。
マイレージプラス・セゾンゴールド:2万2,000円→3万3,000円
マイレージプラス・セゾン:1,650円→3,300円
一気に1万1,000円アップするゴールドは、痛恨の一撃ですね。
新規発行は5月1日から、改定後の年会費が適用されます。
また、ショッピング利用1,000円につき10マイルが追加加算されるオプション「マイルアップメンバーズ」も、追加年会費が改定されます。
5,500円→1万1,000円と倍増です。
その他サービスも改悪
10月4日引き落とし分より、マイレージプラス・セゾンプラチナ、マイレージプラス・セゾンゴールドにおける、税金や公共料金のマイル付与条件も以下の通り変更されます。
現在の1,000円ごとに15マイルから → 1,000円ごとに5マイルと、3分の1になる
のです。
また10月4日引き落とし分より、税金や公共料金はマイルアップメンバーズの対象外となります。
さらに同日、電子マネー・プリペイドカードチャージでマイルが付与されなくなります。
現在は、プラチナとゴールドで1.5%、一般カードで0.5%還元ですから、痛いですね。
【セゾンプラチナ・アメックス】「SAISON MILE CLUB」年会費が7月より有料に
「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」(セゾンプラチナ・アメックス)は、「SAISON MILE CLUB」を利用できます。
これは、毎月11日~翌月10日のショッピングで貯まる永久不滅ポイント(1,000円利用分単位)が、翌月末にJALマイルへ自動移行されるセゾンカードのサービスです。
レートもよく、JALマイラーに人気のサービスです。
基本的に追加年会費が必要なサービスですが、セゾンプラチナ・アメックスは年会費が必要ありません。
そんなSAISON MILE CLUBの年会費無料サービスですが、2024年7月更新・登録分より、セゾンプラチナ・アメックスも年会費が5,500円と有料化されます。
それ以前に登録すれば、1年間は年会費無料、年間積算マイルが15万マイル到達で次年度年会費が無料です。
早めの行動が重要ですね。
【セゾンローズゴールド・アメックス】家族カード・プライオリティパスを追加
「セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」(セゾンローズゴールド・アメックス)といえば、昨年「月会費制→年会費制」への変更を発表しました。
それに引き続き、5月1日に大規模なリニューアルを行いました。
まずは、家族カードの発行開始です。
年会費は1枚1,100円で最大4枚まで発行できますが、本会員が年会費無料期間中は家族カードの年会費も無料となります。
ちなみに本会員は年1回以上のカード利用で、1万1,000円の年会費が無料になります。
次に、多くの空港ラウンジを利用可能な「プライオリティ・パス」です。
通常年会費469米ドル(プレステージ会員)のところを、優遇年会費(1万1,000円)にて登録できます。
昨今の円安基調も相まって、お得感が増しましたね。
【アメックス】B/43・バンドルカード・楽天ペイ利用分の還元率が半減
アメックスのポイント「メンバーシップ・リワード」は、100円利用ごとに1ポイントが貯まります。
これまでは満額還元されていた以下の利用先が、200円ごとに1ポイントと還元率が半減しました。
B/43(5月より)
バンドルカード(5/30より)
楽天ペイ(コード払い決済分。5/30より)
【au PAYプリペイドカード】大幅リニューアル
4月23日、「au PAYプリペイドカード」が大幅リニューアルしました。
プラスチックカードは情報を裏面に集約し、暗証番号も必須になり、本人認証サービス(3Dセキュア2.0)にも対応します。
これで、安全性が高まりました。
ICチップを搭載しタッチ決済も可能になったことで、利用シーンが大幅に広がります。
バーチャルカードも無料提供されることから、プラスチックカードを発行しなくてもMastercard加盟店でのインターネットショッピング、スマホがあればタッチ決済も可能です。
発行手数料が600円かかりますが、6か月間以内に5万円以上利用すればau PAY残高から600円が減算され、実質手数料無料です。
改悪情報はこまめなチェックが肝心
改善情報や新登場の情報は声高に叫ぶカード会社ですが、改悪情報は声高に叫びません。
それだけに、改悪に気づかずに使い続ける利用者も多いことでしょう。
改悪情報はこまめなチェックが肝心です。