電気代の補助金は5月分で打ち切りとなり、今年の夏は電気代の負担が大きくなると考えられます。
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節電タイプの家電に買い替えたり、普段の電気の使い方を工夫したり、家計負担を抑える対策が必要です。
今回は、夏の電気代節約のコツとダイソーの節電アイテムを紹介します。
夏の電気使用量が多い家電トップ3
夏の電気使用量が多い家電トップ3は、以下となっています。
エアコン(38.3%)
照明器具(14.9%)
冷蔵庫(12.0%)
参照:経済産業省 資源エネルギー庁「夏季の省エネ節電メニュー(pdf)」
電気使用量の6割以上を、エアコン・冷蔵庫・照明器具が占めていることが分かります。
効率良く電気代を節約するには、3つの家電の使い方を工夫することがポイントです。
次章から夏の電気代節約に役立つポイントを家電ごとに計8つ、紹介します。
【エアコン編】
1. フィルターはこまめに掃除する
フィルターが目詰まりを起こしていると、冷房効果が弱まります。
こまめに掃除することで、約5~10%の節電効果が期待できると言われています。
2. 窓からの日差しを和らげる
室温の上昇を防ぐために、窓から差し込む日差しを和らげましょう。
夏場は熱の7割が窓から入ってきます。
カーテン・すだれ・断熱シートなどを活用することで、入ってくる熱を防いで快適に過ごしやすくなります。
3. 室温28℃・湿度50~60%を目安にする
エアコンの設定温度が1℃変わるだけで、約10%の節電効果が期待できます。
夏場の室温は、省エネ推奨温度28℃を目安にエアコンを使用しましょう。
ただし、エアコンの設定温度が28℃でも実際の室温は28℃以上になっていたり、湿度が高すぎたりすれば、快適に過ごせなくなる可能性があります。
温度計や湿度計を設置して、快適に過ごせる室温・湿度を維持しましょう。
【照明器具編】
1. 不要な照明は消す
玄関や階段、洗面所など、つけっぱなしの照明は消す習慣を付けましょう。
不要な照明を消すことで約1.5%の節電効果が期待できます。
うっかり消し忘れが多い場所には、センサーライトを取り付けるのもおすすめです。
2. ランプやかさはこまめに掃除する
ランプやかさに汚れがついていると照度が低下するため、節電のためにこまめに掃除しましょう。
照度がアップすれば、調光しても十分な明るさに感じる可能性があります。
調光することで消費電力を削減できます。
【冷蔵庫編】
1. 冷蔵室に食品を詰め込みすぎない
冷気が上手く循環するように、冷蔵室には食品を詰め込みすぎないように注意しましょう。
一方、冷凍室は食材が保冷材の役割をするので、パンパンに入っている方が効率は良くなります。
庫内の温度を保ちやすくするために、買い物帰りは食材の温度をできるだけ低く保つこともポイントです。
2. 壁との間に適切な間隔を空ける
冷蔵庫と壁との間が狭いと、放熱の効率が悪くなり電気使用量が多くなります。
側面や0.5~2cm、上部は5~30cmが目安
です。
製品によっても適切な間隔は異なるため、取扱説明書を確認してみましょう。
3. 扉を開ける回数・時間を短くする
室温が高くなりやすい夏場は、扉の開閉が多いと庫内の温度が上がりやすくなります。
何となく開けるクセをやめて扉を開ける回数を減らしたり、
食材の定位置を決めて探す時間を短くしたり、
ちょっとした工夫が節電につながります。
夏に役立つダイソー節電アイテム4選
節電につながるダイソーアイテムを4つ紹介します。
1. 天津すだれ(税込110円)
陽をさえぎって風を通すので、涼しく快適に過ごせます。
サイズ展開が豊富で、窓の大きさに合わせて選べます。
溝の部分にひもやフックを取り付けられるので設置も簡単です。
※ひもやフックは別売りです。
45cm×112cmの商品が小窓にぴったりでした。
上部は結束バンドで留めています。
2. 日差し&冷気をシャットシート(2枚)(税込110円)
水だけで貼れて粘着剤を使用していないため、窓ガラスが汚れにくくて安心です。
サイズは90cm×30cm×0.1cmで2枚入っています。
実際に貼ってみると、日差しはしっかり遮りつつ光はある程度通しています。
室内が暗くならずに済むのもうれしいです。
参照:ダイソーネットストア【公式】「日差し&冷気をシャットシート」
3. センサーライト(税込330円)
モーションセンサーがついているので、明るい時間帯に人が通っても点灯することはありません。
ホームセンターの商品の3分の1以下の価格で購入できるので、センサーライトを試してみたい人にもおすすめです。
電池式だけでなく、LED電球や充電式のセンサーライトもあるので、使いやすい商品を選びましょう。
4. 冷蔵庫ストッカー(税込110円)
冷蔵庫の整理整頓に使えるケースは種類が豊富なので、庫内のサイズに合わせてジャストフィットする商品を選べます。
奥の物を取り出しやすくなるので、ドアを開けている時間を短縮できます。
夏の節電は熱中症に注意して「無理のない範囲」で!
夏は電気代が気になるところですが、無理な節電は熱中症や体調不良の原因になります。
家電の使い方を工夫したり節電アイテムを活用したりしながら、無理のない範囲で節電を心がけましょう。
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