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完全キャッシュレス生活のわたしが突然現金主義になったら 現在の生活はこうなります


完全キャッシュレス生活のわたしが突然現金主義になったら 現在の生活はこうなります

先日、「ポイ活反対派」について、その主張がいかに根拠がないものかを記事にしました。

【節約・節税マインド】全力ではなく80%の力でトライすべき理由

今回は第2弾です。

「キャッシュレスは無意味。現金払いのほうがいい」と言っている人たちがターゲットです。

現金派の空虚な主張を崩します。

「完全キャッシュレス派である筆者が、いきなり現金のみで生活することになったらこうなる」を見ていくことにします。


たちまち断念せざるを得ない生活スタイルが・・・

現金しか使えなくなったら手放さなくてはならないもの

最初に、クレジットカードが持てなくなるとたちまち断念せざるを得ない生活スタイルから見てみます。

(1) カーライフ

カーシェアはほぼクレジットカード払い限定です。

かろうじて、携帯電話をドコモにして、dカーシェアを料金合算払で支払う方法はあります。

それから、ETCカードが使えません。

ETCパーソナルカードという、デポジット式(月平均利用額の4倍を預ける)の面倒な方法はありますが、ごく普通には「ETCカードを持たない」ということになるでしょう。

首都高速は出入りしにくくなります。

その他の高速道路でも、専用レーンで高額な通行料を支払わなければなりません。

(2) レンタサイクル

電動自転車やキックボードも、支払い方法はほぼクレジットカード限定です。

ハローサイクリングの場合、「現金にてWebマネーを事前にご購入いただき、HELLOマイルと連携していただくことで、間接的な現金支払いは可能です」とあります。

クレジットカードよりずっと面倒な手続きが必要です。

ドコモのバイクシェアの場合、ドコモユーザーならドコモ料金合算払いが選べます。

ただしd払いが直接の支払い手段なので、現金派でも支払えるというイメージではありません。

新しく生まれたサービスについて、現金派は実に無力です。

(3) ネットスーパー

ネットスーパーの多くも、クレジットカードがないと支払えません

20%オフクーポンが豊富なイオンGreen Beansもダメです。

東急ネットスーパー、楽天西友、ライフ等が代金引換可能なので、これらを細々と使うことになりそうです。


(4) 携帯電話

格安SIMは大部分、クレジットカード払い限定です。

大手か、その系列(UQモバイル等)だけから選ぶことになります。

例外としてはBIGLOBEモバイルの場合、「データ通信のみ」あるいは「BIGLOBE会員」の場合のみ銀行引落し可能となっています。

現金派であるだけで、選択肢が失われるという一例です。

(5) サブスク

クレジットカードがないと、サブスクの大部分ピンチです。

最近まで筆者も加入していたauスマートパスプレミアムは、原則カード払いです。

LYPプレミアム銀行引落し可能ですが、PayPay銀行と楽天銀行という、いかにも現金派が持たなそうな銀行のみです。

Amazonプライムは、「ペイディ」のみコンビニ払いや銀行振込に対応しています。

もっとも、これは「あと払い」(つまり掛売り)なので、現金派を自認するなら使ってはいけない方法かもしれません。

筆者はradikoプレミアムに加入していますが、銀行引落しはできません。

かろうじて、ソフトバンクやauなら、携帯まとめ払いができます。

(6) 課金

ゲームの課金や音楽配信の課金、コンテンツ購入などはもちろんクレジットカードによるオンライン決済が便利です。

現金派がこういうことをしたければ、コンビニでPOSAカードを買うことになります。

つまり一応の手段はあります。

しかし同じことをファミペイ、WAON等を駆使し、プレミアを付けるのに余念のないキャッシュレス派がいるのです。

「やむをえず」と「選択の結果」では、同じ行動にしても雲泥の差があるように感じます。


(7) オンラインチケット購入

オンラインチケット購入の際、コンビニ払いを選ぶと、手数料が220円掛かります。

支払い方法は多々ありますが、クレジットカードが無難です。

(8) 埼玉県の運転免許更新等

埼玉県では行政手続きにおいて、現金不可になりました。

運転免許更新も、原則キャッシュレスです。

損得の問題ではなく、現金派には厳しい時代です。


日常生活における現金派の見えない損失

先に、クレジットカードがないと使えない、生活の便利アイテムを確認しました。

現金派から反対意見が出そうです。

「我々もクレジットカードの1枚ぐらい持っている。それしか使えないのなら使う。ただ、キャッシュレス利用が目的ではない」

いかにもありそうな反論です。

ただ、キャッシュレスの利便性自体を否定している人たちですから、おそらくサブスク等は一切使わないのではないでしょうか。

現金派の基本姿勢は「自分の理解している昔ながらの領域で自慢」「知らない領域は無視」だと筆者は考えます。

後半は、現金派が無視している領域を見ていきます

三井住友カードのスマホタッチ決済の威力

三井住友カードは、コンビニ、多くの飲食店で、スマホタッチ決済で7.0%以上となります。

Oliveの筆者は常時10.0%還元です。

そして、マクドナルドやドトールコーヒーで仕事をしており、結果これらの店舗での支出が月1万円を超えています。

その結果毎月1,000以上のポイントを得ています。

「ポイントなんて小さいものだ」と言い張る現金派は、こうしたキャッシュレスの実態は無視せざるを得ません。

あるいは、「家で仕事をすればもっと安上がりになるはず」と反論するでしょうか。


QRコード決済の地域還元

現金派の主張をネットで調べていたところ、立場を問わず「今や大きな還元も少なくなった」という意見が多く見られます。

どこの世界の話だろうかと思いました。

筆者は都内でQRコード決済の地域還元(10~30%)があるたび出かけており、感覚としてはもう、切れ目がないぐらいの印象です。

地域還元以外のキャッシュレスでも、最近だけでも「d払いタッチ」や「Coin+」「J-Coin Pay」など、20%還元のものはざらです。

現金派が、現金の効能をいくら説いたところで、最初から勝負になりません。

2024年6月は、品川区と練馬区で地域還元です。

5%程度の還元もざらにある

筆者はVisa LINE Payクレジットカード(p+)で毎月1万円買い物し、5%の500ポイントを得ています。

キャッシュレス手段(LINE Pay)を使えなければどうしようもありません。

他にも「20日、30日のイオンにおけるイオンカード」「マルエツの日曜日にマルエツカード」「毎月8の日のイトーヨーカドーでセブン・カードプラス」など、割引機会は無数にあります。

こういう主張に対する現金派の反論は尽きるところこれしかありません。

「5%安くなるからといって不要なものをたくさん買い込んでいたら結局損する」

ところが、筆者は先に見たとおり20%以上の還元機会をふんだんに有しているため、5%程度でムダに買い込むなど、一切ありません。


現金派の主張の根拠は極めて薄い

結局現金派は、キャッシュレスに対し、ごくごく薄い反論しか持っていないことがわかります。

「現金でお金を可視化した」など、圧倒的な還元の前には些細なことでしかありません。

「無駄遣いをしなくなった」に至っては、「キャッシュレス=浪費家」という関係性を信じている人にしか響きません。

圧倒的な世界を知らない人の狭い認識など相手にせず、お得を日々追求していきましょう

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