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【最新版】高速道路料金の割引・値上げ NEXCOでは平日朝夕割引・深夜割引、阪神高速では上限料金の引き上げ


【最新版】高速道路料金の割引・値上げ NEXCOでは平日朝夕割引・深夜割引、阪神高速では上限料金の引き上げ
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高速道路はいずれ無償化されるらしいですが、今のところそんな気配はありません。

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ガソリン代も高くなっている状況では、高速代をいかに抑えるかが重要です。

今回は、高速料金の最新情報を紹介しましょう。

高速道路の新しい割引制度がちょっと複雑、解説を聞いて理解しよう

【平日朝夕割引】平日の6時~9時、17時~20時の利用で最大50%還元

【平日朝夕割引】平日の6時~9時、17時~20時の利用で最大50%還元≪画像元:NEXCO東日本≫
  1. 平日の6時~9時、17時~20時の間に、

  2. NEXCO東日本、中日本、西日本が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊は対象外)、および宮城県道路公社の仙台松島道路の入口料金所または出口料金所を、

  3. ETCで利用してください。

月5回以上利用すると、1か月の割引対象となる利用回数に応じた還元率が適用され、利用月の翌月20日にETCマイレージサービスの還元額として付与されます。

  • 5~9回:30%還元

  • 10回以上:50%還元

ただし、還元が適用されるのは、割引対象区間の通行料金のうち最大100km相当分までです。

また、平日朝夕割引は朝・夕の時間帯それぞれ最初の1回にしか限り適用されません。

法人向け「ETCコーポレートカード」はそもそも割引対象外で、対象者も「ETCマイレージサービス」に登録しておくのが割引の条件です。

一部地域で全日・24時間利用可能な「通勤パス」も利用可能へ

通勤パス≪画像元:NEXCO東日本≫

現在の平日朝夕割引は、コロナ禍以降急速に広まった多用する勤務形態には対応し切れていません。

また、平日朝夕割引に混雑する高速道路も一部にあるため、混雑の分散も課題です。

そこで、一部地域を対象に以下の2点において、平日朝夕割引の見直しが行われます。

  • 適用時間帯を「全日・24時間」に拡大へ

  • 利用者が登録したIC間を最大50%引き

月単位で申込の上で、1か月間、各日最初の3回までの走行に限り指定区間内を最大50%引きで利用できます。

例えば、新潟西IC~長岡ICの場合、通常料金1,600円(普通車の場合)のところ、1万6,000円で販売され、利用可能額は3万2,000円です。

初回走行時に「通勤パス」の販売価格1万6,000円が請求され、利用可能額3万2,000円を利用できるようになります。

利用した指定区間内のETC通常料金が利用可能額から減少し、利用可能額を使い切った後も、指定区間内の各走行毎にETC通常料金が50%引きとなります。

【深夜割引】現在は0~4時が30%引き

【深夜割引】現在は0~4時が30%引き≪画像元:NEXCO東日本≫

また、0~4時にNEXCO東日本、中日本、西日本が管理する全国の高速道路、および宮城県道路公社の仙台松島道路の入口料金所または出口料金所をETCで利用すると、30%引きされます。

0~4時の間に対象高速道路内を走行していればOKで、走行距離や割引適用回数の制限はありません。

使い勝手の良い割引ですが、この適用を受けようと一部料金所前では深夜割引適用待ちの車列ができています。

「22時~翌5時の高速走行分」を深夜割引対象に見直しへ

「22時~翌5時の高速走行分」を深夜割引対象に見直しへ≪画像元:国土交通省≫

そこで、以下の3点において深夜割引を見直す予定です。

  • 割引時間帯を22時~翌5時に拡大

  • 実際に割引時間帯を走行した分のみ30%引き

割引時間帯の前倒しは、本当は22時くらいに高速利用したいけど、割引にならないからという理由で深夜割引適用待ちの車列に並ぶ人には、朗報かもしれません。

ただし、走行分のカウントがより厳密になるので、22時前には乗らない、翌5時前には降りることを厳守しないといけません。

(6/1より)近畿圏の高速道路が新料金

6月1日より、近畿圏の高速道路で新料金が導入されます。

阪神高速の上限料金が値上げ

阪神高速の上限料金が値上げ≪画像元:阪神高速道路≫

まずは、阪神高速の上限料金改定です。

現在、阪神高速では都心部に車が集中している状況となっています。

これを改善する目的で、6月1日より上限料金が以下のように見直されます。

  • 軽・二輪:1,090円→1,590円

  • 普通車:1,320円→1,950円

  • 中型車:1,560円→2,310円

  • 大型車:2,080円→3,110円

  • 特大車:3,350円→5,080円

軽・二輪は約31%の値上げです。

一律料金にする距離は、32.3km→51.7kmに引き上げられます。

大口・多頻度割引を拡充

大口・多頻度割引を拡充≪画像元:阪神高速道路≫

次は、物流支援のための大口・多頻度割引です。

割引率が最大35%→45%に引き上げられます。

最大割引率にするには、ETCコーポレートカードを月7万円以上利用し、特定の路線を走行する必要があります。

深夜割引の導入

深夜割引の導入≪画像元:阪神高速道路≫

交通量が少ない深夜時間帯へ交通を分散する目的で、深夜割引が導入されます。

阪神高速の最初の入口のETCアンテナとの通信時間を基準とし、午前0時~午前4時に阪神高速に流入する利用について、20%割引されます。

流出については、午前0時~午前4時でなくても構いません。

お得になるには複雑・面倒

この記事を書いていている自分でさえ、「ちょっと何言ってるか分からない」と思ったことは1度や2度ではありません。

あえて複雑怪奇にすることで、お得への道を断念させる意図があるのではないかと、疑ってしまいます。

もう少し分かりやすいシステムにしてもらえないでしょうか。

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