今年に入り新NISAが開始されたり、クレカ積立金額が増額されたのに合わせて、改良をしてきているのが楽天ポイントです。
楽天ポイントで損する!実は残念な使い方と、お得度がアップする使い方
引き続きポイント経済圏を牽引している楽天ですが、ポイントを運用できるサービスを活用することで楽しく増やしたり貯めることのできる楽天優秀サービス「楽天PointClub」をご存じでしょうか。
「楽天PointClub」は、WEB版とアプリ版があり、とても使いやすいサービスです。
ここでは「楽天PointClub」内で展開されているポイントを増やせる可能性のあるサービス「ポイント運用」「ポイントビットコイン」「ポイント利息適用」について紹介します。
「楽天PointClub」とは
楽天ポイントの
・ 利用・獲得履歴
・ 今後獲得予定のポイントチェック
・ キャンペーンのエントリー履歴
・ キャンペーン情報やポイントの貯まるサービス情報の発信
・ ポイント運用
を行っている楽天のサービスです。
ここからは、ポイント運用サービスを紹介します。
「ポイント運用(株式投資の疑似体験)」とは
楽天PointClubコンテンツのひとつで、楽天ポイントを使って運用体験できるサービスです。
このポイントの値動きは、楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の基準価額を反映していて、株の疑似体験が可能です。
≪執筆者撮影≫
利用できるポイント
楽天ポイントの「通常ポイント」100ポイント以上から利用可能(期間限定ポイントは利用不可)。
「ポイント運用」には2種類のコースあり
ポイント運営はアクティブコースとバランスコースの2種類があり、どちらか一方を選択できます。
アクティブコース:日々の動きが大きく、リターンもリスクも大きな積極的な運用を目指すコース。
バランスコース:日々の動きはアクティブコースと比較すると、小さく安定的な運用を目指すコース。
リスクが心配な場合はこちらから初めてみて様子見もよいでしょう。
「ポイント運用」メリット・デメリット
デメリット:マイナスになる可能性あり
ポイントの値動きは楽天・インデックス・バランス・ファンドの株価に連動しているので、株価が下がれば運用ポイントも値下がりします。
メリット1:リスクが低い
本来の株式投資とは異なり金融商品を購入し、金融商品の受益権を有するものではなく、あくまでも株式投資の疑似体験になります。
ポイントは買い物など現金と同じような使い方ができますが、お金とは異なり本来の現金の持つ「法的通貨」の価値はないので、マイナスとなった場合でも現金を失うほどのダメージはありません。
ポイントでの投資疑似体験なのでリスクが低いです。
リスクは心配であればバランスコースで少額のポイントから開始してみるのがよいです。
メリット2:マイナスにはならない
株価に連動しているものの、株価が暴落しても、あくまでポイントでの疑似体験なので、マイナスになる可能性はありますが運用しているポイント数が0ポイント未満になることはありません。
メリット3:株式市場の動きがわかる
株価に連動しているため大雑把ではありますが、株式市場の大まかな動きはこの楽天ポイント運用からもわかります。
メリット4:操作が簡単
ポイント運用は、利用したいポイント額を入力するとすぐに開始でき、ユーザーインターフェースもわかりやすいので始めやすく、運用益、前日比も掲出されているので運用も簡単です。
「ポイントビットコイン(ビットコインの疑似体験)」とは
ビットコインの変動に合わせてポイントが増減するサービスです。
このポイントビットコインは、楽天ウォレットが提示する取引価格の値動きと連動しています。
ポイント引き出し時はスプレット分として、楽天ウォレットが提示するビットコインの取引価格を考慮したポイント数が運用中ポイントより差し引かれます。
利用できるポイント
楽天ポイントの「通常ポイント」100ポイント以上から利用可能(期間限定ポイントは利用不可)。
引き出しは30ポイント以上から申請可能。
「ポイントビットコイン」メリット・デメリット
デメリット1:マイナスになる可能性あり
ポイント運用同様に、ビットコインの変動に合わせてポイントも変動するため、投資額からマイナスになる可能性もあります。
デメリット2:変動・値動きが激しい
5秒ごとのリアルタイム変動なので、1日で急激にポイントを増やせるチャンスもありますが、下がる可能性も高いです。
値動きが激しいのが特徴です。
デメリット3:スプレッド分が差し引かれる
ポイント運用とは異なり、ポイント引き出し時に、約4~5%スプレッド分はポイントより差し引かれます。
メリット1:リスクが低い
ビットコインの投資疑似体験をするサービスになるので、実際の暗号資産を購入したことにはなりません。
現金を失うわけではないので、リスクは低いです。
メリット2:増やせる
ポイント運用と比較すると変動も大きい分、ポイント額を増やせるチャンスがあるのもポイントビットコインの魅力です。
デメリット2のように変動が大きいのでリスクもありますが、1日で急激にポイントを増やせるなどチャンスも大きいです。
「ポイント利息適用」とは
「ポイント利息適用」という名称ですが楽天ポイントを預けて置ける銀行口座のようなサービスです。
貯めていたポイントを意図しないタイミングで使ってしまったなどの経験はあるでしょうか。
ポイントを一旦預けておいて、引き落としされないようにしておいたり、期間限定ポイント全額だけ先に消化したい時などに活用できます。
ポイント運用ほどではないですが、利息も付与されます。
利用できるポイント
「通常ポイント」のみで1ポイントから利用可能。
楽天ポイント運用に向いている人
ポイントの運用なので現金を失うなどのリスクは少ないものの、変動によって投資ポイントを減らす可能性はあります。
ただし、積立NISAなど世界経済を長期的な視点で株価変動に左右されることなくコツコツと投資できるような方は、ゲーム感覚で楽しめるサービスです。
「楽天PointClub」楽しめる範囲で気軽に利用して
昨今は、世界経済や円安の影響で、この楽天ポイント運用も高利益率で推移しており、利益幅が増えているので今は中々楽しめるコンテンツです。
株価推移など経済の様子を大まかに把握するのに良いので、楽しめる範囲で気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
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