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【巨人】戸郷翔征、4回3失点で4敗目も好感触「良いものは徐々に出せてきている」


巨人の戸郷翔征投手は、20日の阪神戦で4回6安打3失点(自責2)で敗れ、今季4敗目を喫した。戸郷は、試合開始直後から阪神の強打により失点を重ねたものの、2回以降は調子を取り戻し、要所で打者を抑える場面も見られた。この結果、巨人の開幕投手が6試合連続で勝利無しという状況は、過去に数人しか達成していないほど珍しい記録となっている。監督の阿部は戸郷の状態が向上していると評価し、次の試合での初勝利を期待している。戸郷は次戦、25日のヤクルト戦で初勝利を目指す。

阪神対巨人 5回表の攻撃をベンチから見つめる巨人戸郷(撮影・上山淳一)

<阪神4-0巨人>◇20日◇甲子園

快挙から361日後の甲子園に、復活の糸口を探した。巨人戸郷翔征投手(25)が4回6安打3失点(自責2)で4敗目。またも今季初白星ならずも、「良いものは徐々に出せてきている」と好感触を得た。

初回、阪神中野に左前打を許すと、続く森下に145キロ低めの真っすぐを強打され、一直線に左翼席に運ばれた。「森下のすごさを、また気付いた」と反省したが、手応えは2回以降。得点圏で今度は森下を三ゴロに仕留め、3回には課題の直球で大山から併殺打も奪った。イニングを重ねるごとに向上を感じた。

24年5月24日、甲子園で自身初のノーヒットノーランを達成した。約1年後、厳しい結果は続く。「負けは悔しい」と勝利をつかめない。巨人の開幕投手が、先発で6試合を終えて白星がつかないケースは、開幕から9連敗した74年の高橋一三以来。エースとして「次勝てるように」と力を込める。

阿部監督も「すごく状態は上がってきてる。なんとか1勝してほしい」と願う。67球と余力を残し、次戦は中4日で25日のヤクルト戦(東京ドーム)へ。「気合入れていろいろなところを見つめ直していけたら」と黒星を断ち切る。【阿部健吾】

▼戸郷が今季6試合目も勝てずに0勝4敗。巨人の開幕投手が6試合投げて未勝利は52年藤本、66年金田、74年高橋一、23年ビーディに次いで5人目となり、開幕4連敗は74年高橋一9連敗、23年ビーディ6連敗に次いで3人目。高橋一の初勝利は18試合目、ビーディは0勝6敗でシーズンを終了したが、戸郷の初勝利はいつになるか。

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