新生活が落ち着き、いろいろなものを見直し、新たに始める時期です。
銀行口座もそのひとつですが、三井住友銀行の「Olive」もいろいろと見直しや変更があります。
手数料無料で「定額自動入金」が可能に
「定額自動入金」は、毎月自動で、他の金融機関口座より指定金額を引き落とし、Oliveアカウント契約口座に手数料無料で入金できる、Olive専用サービスです。
利用の際は、三井住友銀行銀行アプリ、SMBCダイレクトで手続きしてください。
1万円~100万円(1,000円単位)の範囲で利用可能で、他の金融機関からの引落日は、毎月5日または27日を選択できます。
原則として、引落日の4営業日後にOliveアカウント契約口座へ入金されます。
「給与・年金受取特典」で毎月200ポイントもらえる
給与・年金受取口座をOliveにすると、Vポイントが毎月200ポイントもらえます(月3万円以上の振込が必要)。
この特典を希望の人は、三井住友銀行アプリから選択してください。
通常は、勤務先に給与振込口座の変更を申請しなければならず、面倒です。
ところが定額自動入金を使えば、給与振込口座は他行のままでOK、振り込まれた給与をOliveに定額自動入金しても200ポイントもらえます。
他行への振込手数料無料回数に制限が加わる
Oliveから他行へ振り込む際、以前は回数制限なく手数料無料でできました。
しかし、悪知恵の働く人がめちゃくちゃしたからでしょうか、昨年11月30日に変更されました。
手数料無料は月3回までで、4回目以降は通常の手数料が発生します。
(4/1より)デビットモードでの還元対象外の加盟店が増加
4月1日より、デビットモードでの以下の利用分については、ポイント還元対象外です。
年会費
キャッシング
手数料
電子マネーへのチャージ
ANA Payへのチャージ
ただし、Google Pay経由でのモバイルSuicaへのチャージ、定期券類購入の利用分は、ポイント付与の対象です。
いわゆる「修行」の対象外なので、電子マネーのチャージにOliveを使う人はいないでしょうが、改めて明記されました。
(4/8より)解約せずにOliveアカウントランクを切り替えられるように
Oliveフレキシブルペイには、「一般」「ゴールド」「プラチナプリファード」という3つのアカウントランクがあります。
年会費や申込対象、還元率や補償内容などに違いがあります。
これまで、ランクを切り替えるにはOliveアカウントを解約して、希望のランクに再度申込手続きをしなければなりませんでした。
4月8日からは、解約せずに三井住友銀行アプリ、Vpassアプリよりアカウントランク切替を申し込めるようになりました。
即日新しいランクへ切替可能ですが、新しいランクの現物カードは後日郵送され、クレジットモードは審査が必要です。
(4/16より)家族カードの提供開始
クレジットモードを利用可能な本会員に対して、18歳未満以上(高校生を除く)の家族カードが、4月16日より提供開始されました。
三井住友銀行アプリ、Vpassアプリより1回につき1枚(合計発行枚数は無制限)申し込め、本会員のアカウントに関係なく年会費はかかりません。
ただし、クレジットモードのみ利用可能で、利用枠は本会員と共有し、決済口座は本会員の支払い口座となります。
クレカの複数枚登録も可能になるか
現在、Oliveに登録可能なカードは、Oliveとして新規発行したクレジットカードやデビットカードのみです。
この機能を拡充し、三井住友カードが発行したプロパーカード、提携カードも登録できるようにするとのことです。
よく分かりませんが、Oliveの物理カードにANAカードも切り替えられるようにするということでしょうか。
これなら、持ち運ぶカードの枚数がぐっと減りますね。
2024年春からとありますが、まだ確たる情報がないので続報を待ちましょう。
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