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バーチャルクレジットカードの時代が本格到来 適正カード枚数についても考え方を変えましょう


バーチャルクレジットカードの時代が本格到来 適正カード枚数についても考え方を変えましょう

バーチャルカード、あるいはデジタルカードと呼ばれる、券面のないクレジットカードが増えてきました。

2024年3月から 年会費無料のイオンゴールドカードセレクトが無条件で「ゴールドステージ」に 世帯ごとにお得に使いこなす方法を解説

筆者も数えたら5枚持っています。

それぞれ活躍シーンを持っています。

この記事では、バーチャルカードの利用法、便利な理由について紹介します。

さらに「クレジットカードの適正枚数は2~3枚」というおすすめ記事を見かけます。

バーチャルカード時代においては、おすすめとして成り立っていないことを説明してみます。

適正カード枚数についても考え方を変えましょう

カード券面の決済をしなくなった

バーチャルカードの隆盛がピンと来ない方のためにまず、カード券面がいかに必要とされなくなったかを見てみます。

オンラインや公共料金引落しだけの話ではありません。

筆者の日常生活では、カード券面で決済するのは以下のシーンだけです。

・ 都営地下鉄の券売機で1日券を購入

・ タッチ決済が使えず、かつ電子マネーやQRコード決済で支払うと店舗独自のポイントが付かない店舗でカード決済(例:スーパーオオゼキ)

・ 入会キャンペーンでの必要額利用のため、実店舗で新規カードを利用する(ただしキャッシュレスアイテムが豊富なクレジットカードは、カード決済でなくてもいい)

・ セゾン・アメックス・キャッシュバック利用のため(券面での決済が求められる)

じっくり考えてみましたが、本当にこれだけです。

キャッシュレス社会では、おおむねカード券面で決済しないほうがトクです(Wポイント、または決済にプレミアが付く)。

キャッシュレス方法がカード現物決済しかない地下鉄券売機を除くと、あとは「あえてカード券面を出したほうがトク」なケースです。

カード券面はすでにさして必要とされていないわけです。

バーチャルカードにはこんなものがある

現在発行されているバーチャルカード(デジタルカード)を見てみます。

カードの機能は完全に有しており、ただ現物決済ができないカードを取り上げます。

・ 三井住友カード(CL)

・ Visa LINE Payプリペイドカード

・Visa LINE Payクレジットカード(p+)

・ PayPayカード(プラスチックカードを発行しない場合)

・ ファミペイバーチャルカード

・ セゾンカードデジタル(リアルカードも送られてくる)

・ セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードDigital(リアルカードも送られてくる)

・ (クレジットカードではない)Visa LINE Payプリペイドカード

プリペイドカードの中には、多数バーチャルカードがあります(例:バンドルカード、Kyash)が、今回はクレジットカードに利用シーンが近いVisa LINE Payプリペイドカードのみ取り上げました。

三井住友カードはすべてバーチャルカードに近い

三井住友カードのバーチャルカードといえば「CL」(カードレスの略称)です。

三井住友のラインナップではそれほど存在感はないのですが、これはCL自身の問題ではなく、三井住友カード全体が、券面を必要としないシーンが多いためと思われます。

入会時はこれが顕著で、多くのカードはカード券面到着前にタッチ決済等で利用可能となっています。

三井住友カードのメリットは次のとおりで、いずれも券面を必要としません。

・ 多数のコンビニ・飲食店で、スマホタッチ決済7.0%以上

・ LINE Payが使え(チャージ&ペイ)、税金の支払時でもポイントがたまる

セゾンはリアルカードも届く

セゾンカードの場合、バーチャルカードでもプラスチックのカードが届きます。

リアルカードもバーチャルカードもあまり差がないのですが、バーチャルのほうが入会キャンペーン特典が多くなっています。

毎月新規店舗が最大30%オフで使えるセゾン・アメックス・キャッシュバック利用の際には、プラスチックカードが必須です。

PayPayカードは券面がなくてもよく働く

PayPayカードは、プラスチックカードを持たずに使えます。

QRコード決済のPayPayを、クレジット利用(旧あと払い)で支払うときに必須のカードで、これにより還元率が1.0%となります。

オンライン決済でもPayPayが広く使えるようになっているので、カード券面は必要ないのではないでしょうか。

ちなみに、PayPay以外の有利な組み合わせもあります。

・ (Mastercardブランド)au PAYにチャージする

・ (JCBブランド)ファミペイにチャージする

どちらもPayPayポイント付与対象です(1.0%)。

LINEのカードはバーチャルで本領発揮

LINEの名前の付くクレジットカードは三井住友カード発行のため、性質が似ています。

Visa LINE Payクレジットカード(p+)は、LINE Payに組み合わせて月1万円まで5.0%還元となります。

券面を使っても0.5%還元で平凡のため、バーチャルカードがおすすめです。

「p+」の付かないVisa LINE Payクレジットカードは還元率1.0%に落ち、LINE Payとの組み合わせにもメリットがなくなりました(ポイント対象外)。

こちらは、むしろリアルカードに価値があるかもしれません。

バーチャルカードのみ発行なのが、Visa LINE Payプリペイドカードです。

2024年1月10日より、タッチ決済で3.0%還元(月1,000ポイントまで)という高還元率カードに生まれ変わりました。

筆者も早速三井住友カードのタッチ決済と使い分け、活用しています。


他社も追随するはず

バーチャルカードを発行していないカード会社も、カード審査通過後にApple Pay等によりカードを使える仕組みはすでに導入しています。

・ イオンカード

・ JCBカード(オリジナルシリーズ)

いずれ、最初から券面を持たないバーチャルカードが発行されるのではないでしょうか。

バーチャルカード時代のカード枚数の考え方

Web上のコラムで、「クレジットカードの適正枚数は2~3枚」と主張する記事をしばしば見かけます。

常に10枚超えの筆者も、この主張に説得力があるなら、別に反論する気は起きません。

ただ大部分の記事は、理由付けが弱すぎます。どの記事もおおむね同じ、このような理由です。

・ カード枚数が多いとなくす(盗られる)

・ 管理が大変

・ 不正利用に気づきにくい

・ ポイントが分散する

・ 年会費を取られる

・ 限度額が分散して使いづらい

スマホ時代の主張には思えません。

不正利用云々については、明白に理屈がおかしいと考えます。

次のどちらが、不正利用に気づきやすいでしょうか?

・ (集約の結果)月の利用件数が30件あるカード

・ (多数持ちの結果)月の利用件数が3件程度のカード

ところで、バーチャルカードは多数持ちを戒める主張のすべてに反駁できます。

次の通りです。

・ バーチャルカードは紛失しないし、盗られない

・ バーチャルカードに限らずスマホ時代はカード管理が楽(利用があればすぐ知らせてくれるし、明細もすぐ確認できる)

・ バーチャルカードの不正利用があっても、スマホのポップアップですぐ気づく

・ ポイントについては、バーチャルカード以前にそもそも共通ポイント時代なので失効しにくい

・ 年会費を取られるバーチャルカードなどない(セゾンパールは年一度の利用で無料)

・ 限度額の分散については、そもそもバーチャルカードを少額決済用に持っていれば関係ない(限度額が低いほうが、むしろいい)

券面の存在しないバーチャルカードは、「持つ負担」からカードユーザーを解放してくれる得難い存在だと考えます。

バーチャルカードの別の心配がある

ユーザーのためを考えたアドバイスでも、方向性が狂っていては役に立ちません。

バーチャルカードにデメリットがあるのなら、むしろ次の点だと筆者は考えます。

カードを持っている実感がなく、気軽に使ってしまう

ただ、これは意識付けの問題に過ぎないでしょう。

PayPayの地域還元があると筆者はどこでも出かけていくので、PayPayカードの利用が増えます。

ですが、「カード利用をしている」ことを忘れたことなどありません。

バーチャルカードを活用しましょう 枚数が多くても問題なし

持つ負担から解放してくれるバーチャルカード、積極的な利用をおすすめします。

カード枚数が増えても、問題はありません。

なおATMが使えないため、キャッシング枠は付けないことをおすすめします

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