今年に入って急激に話題になったトレンドのひとつとして、「AI」があげられます。
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AIというのは「Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)」の略で、日本語に訳せば人工知能。
つまり機械が知能を持ったものということになります。
今話題のAIを身近なメルカリで活用できる
話題になったのは画像を生成するAIや、チャット形式で質問に答えてくれるAIで、このようなAIはネット上にあるありとあらゆる情報を収集し、その情報から人間の質問やリクエストに応えてくるという非常に高度なテクノロジーです。
実際には「こういう写真を生成して」とテキストで送れば言われたような画像を生成してきたり、わからないことについて質問するとそれに対する答えを出してきたりして、使い方によっては非常に便利なサービスとなっています。
しかし実際にAIを使って何をするかというと、日常生活の中ではなかなか使いどころがわからなかったりするのですが、実はこのたび私たちにとって身近な存在であるメルカリで利用できるようになったのです。
では果たしてメルカリでAIを使うと、どんな利点があるのでしょうか。
AIアシストが商品情報を売りやすく提案してくれる
メルカリのAIアシストの目的としてあげられているのが
「出品した商品がより売れやすくなるようにアドバイスする改善提案の機能」
ということになっています。
つまりAIアシストが、あなたの商品の情報を分析して、より売りやすくするためにどうしたらいいのかを提案してくれるというわけです。
ではどんな提案をしてくれるのでしょうか。
例としてあげられている、いちばんわかりやすいものとしては、商品名の変更でしょう。
商品を出品する際に案外適当に設定してしまうのが、商品名です。
例えば具体的な商品名を入れず、商品のカテゴリーや一般的な名所だけを設定して終わり、というものもよく見かけます。
しかしそのような商品情報では購入者は商品が何かハッキリわからず、ページを開いてもらえないことすらあるはずです。
そこでAIアシストはそんな商品情報から、商品の特徴を分析して、より売りやすい商品名や、具体的な商品名を提案してくれます。
つい面倒で省略してしまった商品名を、AIアシストを使えばわかりやすく商品名を生成してくれると言うわけです。
その他にも例えば説明文にサイズを追加した方が良いなど、より売りやすくするための提案をAIがしてくれます。
メルカリAIアシストの使い方
AIアシストの使い方は非常に簡単です。
自分が出品した商品のページに「AIアシストからの提案」という項目が表示されている場合、提案を確認できます。
先ほど説明した商品名の変更など、AIが「こうした方が売れる」と判断するものがあれば、その提案内容が確認できます。
ただしAIがするのはあくまで提案だけですから、勝手に商品名が変更されるわけではありません。
提案を受け入れる場合だけ、商品名を変更するというボタンをタップして、設定を変更することになります。
人やタイミングによって使えない場合も
このAI機能、発表された直後に筆者が確認した時にはアプリ上で利用可能となっていたのですが、この原稿の執筆時に再度確認したら、AIアシストが表示されない状態となっています。
メルカリではこのようなことがよくあり、テスト的に新機能を導入した後しばらく使えなくなる場合もあったり、人によって使えたり使えなかったりと、導入のタイミングが異なってくる場合があります。
さらにサービスがアナウンスされた時点では、利用できるのはiOSのみとなっていましたので、Androidで使えるのはしばらく後になるかも知れません。
AIアシストに関しては正式にリリースが予告されていますので、近いうちに全ユーザーが利用できるようになるはずですから、まだ使えない、という方もしばらく待ってから機能を確認してみてくださいね。
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