朝晩はずいぶんと肌寒くなってきました。
気温が徐々に寒くなってくると、心配になる電気代…。
今年は引き続き、電気・都市ガス料金の値引き支援が行われていますが、いつ値上がりするのかわからないので、節電対策を習慣化して突然のピンチに備えておくことが大切です。
今回は寒くなる今からの時期に取り入れたい、ダイソーのおすすめ節電グッズを4点ご紹介致します。
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1. 速乾!ヘアドライ手袋
まず最初にご紹介するのは「速乾!ヘアドライ手袋」です。
こちらでシャンプー後の水気を拭き取りながら、髪を乾かすことでドライヤーの電気代の節約につながります。
ふわふわした触り心地抜群の生地で、吸水力が高く、厚みがあるためしっかりと髪の水気を拭き取ることが可能です。
筆者は背中まであるロングヘアで、いつも7~8分程度かかるのですが、こちらのアイテムを使うことで1分半程度早めに乾かすことができました。
電気代の節約をしたい方にはもちろん、ドライヤーを乾かすのが面倒・苦手な方にも大変おすすめの商品です。
2. 湯たんぽ 610ml(550円)
昔ながらの防寒グッズ、湯たんぽもダイソーで販売されています。
近年は電気毛布やホットブランケット等の便利なアイテムが増えているので、いつの間にか使わなくなったという方も多いでしょう。
お湯を沸かして注ぎ入れるだけで寒さをしのげる湯たんぽは、生活費が高騰化している今こそ有効活用してほしい、日本人の知恵と経験が詰まった防寒&節電アイテムの1つです。
ダイソーには1.7ℓの大きなサイズの湯たんぽ(770円)もありますが、今回は610mlのものを購入してみました。
デザインはごくシンプルな白色の湯たんぽ。
使い方も一般的で、キャップを開けたらお湯を満タンになるまで注ぎ入れ、栓を確実に締めるだけでOKです。
お湯を注ぎ入れる際は安定した場所で行い、熱湯が手や身体にかからないようご注意ください。
熱湯を注ぎ入れた湯たんぽは、直接触ると低温火傷の原因となるので、タオルやブランケットに包んだ上で使用することをおすすめします。
使用してみた感想としては、熱湯を注ぎ入れたばかりの段階ではさほど暖かくありませんが、時間が経過するにつれて湯たんぽ本体がどんどん暖かくなってきます。
2~3時間は同程度の温度がキープされ、その後+6時間経過した頃にもほんのりと温かさ(人肌程度)が残っていました。
550円とお手頃価格で、寝室だけでなくリビングにも持ち運びしやすいサイズ感なので、1つ持っておくとこれから寒くなる冬の時期に重宝することでしょう!
3. プラ取っ手付き 保冷保温アルミバッグL
共働きをしている方や、学校に通っている子供さんが居る場合、食事の時間がなかなか合わず、夕食を別々にとっているというご家庭は少なからずいらっしゃるのではないかと思います。
家族のうちの誰かが出来立てのものを食べられないと、電子レンジに頼ることになる。=その都度電気代が上がる原因にもなりますよね。
そこで試してみて欲しいのが、ダイソーの保冷保温アルミバッグです。
プラスチック製の取っ手がついており、Lサイズのこちらの商品は縦38cm、幅は30cm、マチは18cmと大きめなので、保温目的として使う時以外にも、スーパーでお肉やお魚等の生鮮品をまとめ買いしたい時にも活用できるかと思います。
熱々のカレーをタッパーに移し、こちらのアルミバッグに入れることでどの程度保温できるか検証してみたところ、30分後はまだまだ熱々の状態。
1時間後は再加熱が必要ではない程度の温かさ、1時間30分経過後はほんのり温かさはあるものの、再加熱が必要な温度まで下がっていました。
温かい状態で美味しく食べるなら1時間程度が上限となりますが、家族の帰宅時間を逆算しながら上手く使うことで、電子レンジ代を抑えることにつながります。
4. あったか便座シート(後ろまでカバータイプ)
ダイソーのあったか便座シートはうっかり見落としがちな、暖房便座の節約におすすめの商品です。
暖房便座の年間消費電力はメーカーによって異なりますが、平均的な数値は約130~190kWhで、1kWhの単価を31円として計算すると年間で約4,030~5,890円もかかることに!
暖房便座を切って、こちらのあったか便座シートを使えば、浮いた分のお金をその他の生活費や家族との娯楽費用に回せるので、試してみる価値は十分にあります。
あったか便座シートは白色とグレーの2色展開。
白色も清潔感があって良かったのですが、汚れが目立ちにくそうなグレーをチョイスしてみました。
使い方は裏面にある、フィルムを剥がして左右の便座のカーブに合わせて貼り付けるだけでOKです。
U型やO型の便座等、いろいろな形の便座に対応しており、洗濯もできるので繰り返し使えるという高コスパアイテムですが、洗濯回数によっては粘着力が低下する場合があるため、定期的に購入する必要がありそうです。
ただし、春・夏・秋の時期は暖房便座を切っていても、冬ほどのヒヤッと感を感じることは少ないので、年間を通じて暖房便座を切っておくという条件の上で、冬の時期のみこちらのあったか便座シートを数回程度買い替えながら使えば良いでしょう。
暖房便座を24時間×365日つけっぱなしにするよりも、出費を大幅に削減できます。
ダイソー商品を活用して節電習慣を無理なく身につけよう
節電は毎日の小さな積み重ねが実を結びます。
1回当たりに節約できる電気代はごくわずかであっても、1か月、1年と積み重なっていけばまとまった金額になるものです。
これまであまり興味がなかったけど節電に挑戦してみたいという方、具体的にどんな対策をすれば良いか自分ではわからないと悩んでいる方は、今回ご紹介したダイソーのアイテムをうまく活用しながら、節電習慣を日常に溶け込ませてみてくださいね。(執筆者: 池田 莉久)
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