残すところ今年も、あと2か月少し。
これから年末にかけては、イベントが多いうえ、被服費や光熱費も増える傾向にあります。
冬にかかる出費は、家計に大きな負担がかかります。
残りの支出を再チェックし、節約方法を検討しておきましょう。
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イベント関連費:早期割を使う
クリスマスやお正月など、年末にかけてのイベントは、早めの決断こそが節約のキーポイントです。
例えばイオンなら、
・年賀状 11月7日まで50%オフ
≪画像元:AEON Co, Ltd.≫
・冬ギフト 12月8日まで10%オフ
・おせち料理 11月28日まで5%オフ
と軒並み早割が設定されています。
クリスマスケーキに関しては均一割引ではありませんが、11月28日まで特別価格とWAONポイントの増量が設定されています。
ふるさと納税:ポイントアップの日を狙って注文
まだ今年の寄付を済ませていない方は、忘れないうちに一気に済ませてしまいましょう。
楽天ふるさと納税を利用するなら、5か0のつく日を選択してください。
≪画像元:Rakuten Group, Inc.≫
エントリーを行い楽天カードで支払うとポイント5倍、楽天プレミアムカードならば7倍になります。
さらに、イベントも活用しましょう。
お買い物マラソン、楽天スーパーSALEなどで開催される「ショップ買いまわり」という特典は、支払い店舗に応じてポイント還元率が1%ずつアップします。
ふるさと納税の場合、1自治体につき1店舗の扱いとなるので、楽天ふるさと納税はまとめて行うのが、ポイントアップの秘訣です。
10月のお買い物マラソンは通常2回のところ3回開催されており、3回目は10月24日20:00~2023年10月27日までです。
被服費:手持ちの服を確認、セールの日をチェック
自分のものであっても、持っている服をすべて把握するのは難しいです。
好きな色やスタイルが大きく変化することはあまりないので、購入してから似ている服を持っていたと気付くことがあります。
買いに行く前に衣替えをすると、似た服を買ってしまう失敗が防げます。
ユニクロならば、例年11月に感謝祭があります。
それほど急がなくてもよいようなら、年明けには多くの店舗でバーゲンセールが始まります。
欲しいものは何か、色や形とともに、なぜほしいのか、を明確にしておくと、洋服のバリエーションも広がるでしょう。
着ない、着られない洋服は、シーズン直前こそ売りどきです。
まずは手持ちをチェックしてください。
光熱費:効果的な使い方で節約
環境省が推奨している暖房時の室温は、20℃です。
通常広い範囲を暖めるのは、電気代がかさみます。
部分的に暖めるこたつや電気毛布、電気ひざ掛けは、電気代が安く済むことが多いです。
20度を室温の目安にして暖房器具の特徴を知り、その時々と居場所にあった暖房器具を選択しましょう。
主な暖房器具の効果的な使用場所については、以下を参考にしてください。
暖房器具 | 効果的な使い方 |
エアコン | 広い空間全体を暖める |
セラミックヒーター、オイルヒーター | 狭い場所を全体に暖める |
ハロゲンヒーター | 短時間使用する |
電気カーペット、電気毛布 | 暖めたい場所が決まっている |
こたつ、電気ひざ掛け | 手足など体の一部分を温める |
受験費用:お得なプランを活用
教育費にお金がかかるのはもはや一般常識ですが、入学前、入試を受けるだけでも想像以上に費用がかかります。
受験料は当然ながら、受験校を増やせば増やすだけお金が必要です。遠方ならば、当日の交通費や宿泊費もバカにはなりません。
会場へのアクセスが良い場所から、予約は埋まります。
早い人は8月ごろから宿を探し始め、毎年1月は特に予約が殺到する傾向にあります。
各旅行会社ではJRや飛行機とホテルをパックにした、お得なプランを設定しています。
≪画像元:株式会社JTB≫
申し込みは早い方がお得ですし、好条件の場所も見つかりやすいです。
志望校が決まったらすぐ、押さえてください。
冬の支出は負担が大きい! 情報収集がカギ
今後必要になってくる費用は負担が大きいと想像できます。
仮に合計10万円の予算を平均して5%割引できれば、それだけで5,000円分、10%還元で支払いができれば1万円分も節約できます。
必要な支出をリストアップし、リサーチを開始してください。(執筆者:FP2級 吉田 りょう)
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