メルカリでは商品の購入から発送、そして商品が到着してお互いに評価するところまでが取引の流れとなります。
最後にする評価は、先に購入者が行いその後出品者が評価し、完了するまで相手が「良かった」「残念だった」のどちらの評価をしたのかがわかりません。
そのため相手が「残念だった」と評価したからといって、報復としてこちらも「残念だった」にすることはできませんが、それだけに残念だったと評価されるようなことはできるだけ避けるように注意しなければなりません。
そこで今回は、一般的にどのようなことが理由で残念だった評価が付けられてしまうのか、基準について紹介していきましょう。
メルカリで「残念だった」評価をつける、一般的な基準5つとは?
残念だったという評価が付けられる基準とは?
では「残念だった」という評価は、一体どんなときに付けられてしまうのでしょうか。
1. 商品説明と送られてきた商品の状態が大きく違う
まず1番多いのが、商品説明と実際に送られてきた商品が「違う」場合ではないでしょうか。
もちろん明らかに違う商品が送られてくる事は、ほとんどないはずです。
しかし例えば商品説明に商品の状態が「新品未使用」になっていたのに、使用したような痕跡があったり、あるいは傷や汚れがあったりする場合です。
そのほか特に注意書きがないのに付属品が足りなかった場合なども、残念だった評価が付けられる可能性があります。
2. 商品到着後の評価が遅い
出品者の立場から見た場合、商品が到着しているのに評価されず、メッセージの返信がない場合も残念だった評価を付けてしまいがちです。
メルカリ便の場合は商品の配送状況がアプリ上で確認できますから、いつ到着しているのかチェックが可能です。
到着してから何日か経っても評価がなく、それについてメッセージを送っても返事がないと、残念だったと評価してしまうことが多くなります。
3. メッセージが一切送られてこない/対応が横柄
仮に商品に問題がなかったとしても、取引の際のメッセージについて問題があると、残念だったとの評価を付けられることもありますから注意しましょう。
購入から取引完了寸前までまったくメッセージを送信しないと、相手によっては評価を落とされる場合があります。
これはやりとりがないことで、取引が不安になってしまうからです。
さらに、たとえメッセージを送っていたとしても、その文言がため口であったり、横柄な態度であったりすると、これもまた評価を落としてしまう原因となりますので、やりとりする口調は丁寧にするべきです。
4. しっかり梱包されていない
梱包の問題も、相手によっては評価の対象になり得ます。
輸送中に梱包が破損するのは配送会社の責任と言えるかも知れませんが、破損してしまうような梱包をする出品者が悪いと考える人もいます。
- 商品の箱にそのまま伝票を貼り付ける発送や、
- 透明のビニール袋に包むだけの梱包も、
場合によっては残念だった評価につながりますので注意してください。
5. 発送期限を守らない/必要以上に催促される
メルカリでは商品説明に発送までの日数を設定しますが、この発送予定日を超えて発送した場合、残念だったと評価されてしまうリスクがあります。
購入者はこの日数を見ながら購入するかどうかを決めている場合もあり、そうなると発送までの日数は重要な項目になりますので、軽視するわけにはいかないはずです。
評価は人によって基準が違うので取引では細心の注意を
このようにメルカリの評価で「残念だった」を付けられる要因はいくつかありますが、忘れてはいけないのは、評価は人によって基準が違ってくるということです。
そのため、
「自分ならこのくらい大丈夫」
と思っていることでも、違う人から見たら許せないということもよく起こりえるのです。
もし残念だったという評価がたくさんついてしまうと、出品している商品が売りにくくなってしまいますし、購入する際にも場合によってはコメントしただけでブロックされてしまうかもしれません。
ですから取引や商品説明の作成の際には、慎重にやりとりしたり、商品説明をより明確に正直に作成するように心がけるべきなのです。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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