9月に続き、「値上げの秋」の勢いはおさまりません。
10月は、食品に加えて、いよいよ日本郵便や第3のビール（新ジャンル）の価格も引き上げとなります。
この記事では、「2023年10月に値上げするもの」を一覧にまとめました。
合わせて、10月に予定されている「ビールの値下げ」についても紹介します。
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2023年10月から値上げするもの
【食品・飲料】
伊藤ハム（家庭用ハム/ソーセージ/調理加工品）：10/1～
プリマハム（ハム/ソーセージ/家庭用・業務用加工食品）：10/1納品分～
丸大食品（ハム/ソーセージ/家庭用・業務用加工食品）：10/1～
Jオイルミルズ（家庭用・業務用オリーブオイル）：10/1納入分～
イートアンドフーズ（餃子/水餃子/焼売/小籠包）：10/1納品分～
※大阪王将が展開するブランドです
赤城乳業（アイス）：10/1出荷分～
練乳最後まで赤城しぐれ・シャビィ・キューズ
アサヒグループ食品（キャンディ）：10/2納品分～
三ツ矢サイダーキャンディなど
ロッテ（市販用マルチアイスクリーム）：10/2出荷分～
ミニ雪見だいふく/モナ王マルチバニラ/ハーシーチョコレートアイスバーなど
サントリー食品（大容量ペットボトル商品など）：10/1出荷分～
烏龍茶・緑茶 伊右衛門/GREEN DA・KA・RA/なっちゃん/ペプシコーラなど
伊藤園（大型ペットボトル/2L製品）：10/1出荷分～
コカ・コーラ（大型PETボトル製品）：10/1出荷分～
コカ・コーラ700mlPET・ジョージア 深み焙煎贅沢ブラック950mlPETなど
大塚食品（クリスタルガイザー）：10/1納品分～
クリスタルガイザー アルパインスプリングウォーター 700mlペットボトル
第3のビール（新ジャンル）/酒類
キリンビール：10/1納品分～
・第3のビール（キリンのどごし〈生〉（樽））
・洋酒（ジョニーウォーカー ブラックラベル12年/スミノフなど）
アサヒビール：10/1～
・第3のビール（クリアアサヒ/アサヒ ザ・リッチ など）
・洋酒（サンタ・ヘレナ・アルパカ/ルイ・ラトゥール など）
サントリー：10月1日～
・第3のビール（金麦/金麦 糖質75%オフ/金麦 ザ・ラガーなど）
・洋酒（酸化防止剤無添加のおいしいワイン/フレシネ など）
サッポロビール：10月1日～
・第3のビール（サッポロ GOLD STAR/サッポロ 麦とホップ など）
・洋酒（グランポレール/Ｍ.シャプティエ/イエローテイル など）
メルシャン(pdf)（焼酎・ソフトアルコール飲料・清酒・紹興酒など）：10/1出荷分～
日本盛（日本酒・リキュール）：10/1出荷分～
郵送料その他
日本郵便株式会社(pdf)（郵便物の特殊取扱料・国際郵便料金など）：10/1～
一般書留・現金書留料/配達証明料/代引引換料/ゆうパックなど
銀行手数料
三井住友銀行(pdf)（振込手数料・円貨為替手数料・外国送金手数料）：10/2～
10月とくに注目なのは、酒税法改正による「第3のビール（新ジャンル）の値上げ」でしょう。
庶民の味方とも言えるお手頃なビール飲料が、350mlあたり9.19円の引き上げとなります。
毎日晩酌を楽しむ方にとっては、家計への影響が心配です。
10月から「ビール」は値下げへ
第3のビールが価格引き上げとなる一方、酒税法改正により「ビール」の価格は引き下げとなります。
キリンビール(pdf)：10/1納品分～
キリン一番搾り生ビール缶 など
アサヒビール：10/1～
アサヒスーパードライ/アサヒ生ビール など
サントリー：10/1～
ザ・プレミアム・モルツ/サントリー生ビール など
サッポロビール：10/1～
サッポロ生ビール黒ラベル/ヱビスビール など
値下げ幅は、350mlあたり6.65円。
第3のビールの値上げ額よりも小さく、もともとの値段が高いため、値下げをしてもビールが“ぜいたく品“であることは変わりません。
ただし、10月以降はこれまでよりもビールが買いやすくなることは確実です。
ふるさと納税も「値上げ」今のうちに申し込みを
食品や飲料の値上げをカバーする手段として、「ふるさと納税」が有効です。
お肉や飲み物を返礼品で受け取れば、食費の節約につながります。
しかし、2023年10月より適用される事務費や基準の見直しにより、ふるさと納税も寄付金の引き上げやお礼の品が減量となる可能性が高いです。
ふるさと納税の実質値上げは、家計への影響も少ないとは言えません。
見直し前のふるさと納税を活用して、10月の値上げラッシュに備えましょう。（執筆者： 三木 千奈）
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