メルカリで商品を販売したり、あるいは購入したりすると、取引相手とメッセージのやりとりが必要となります。
このメッセージは案外重要で、つい手抜きをしてしまうと「メッセージのやりとりが不安だった」という理由で、「残念だった」の評価を付けられてしまうこともあるのです。
しかし中にはこのメッセージをつい忘れてしまったり、面倒だと感じている方もいらっしゃるはずです。
そんな人のために、今回追加されたリアクションという新機能が役立ちますのでご紹介していきますね。
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メッセージにスタンプで返信できる
このリアクション機能というのは、商品の取引画面で使える「スタンプ」のようなものです。
この機能が使えるのは、相手からの取引メッセージが届いている時で、そのメッセージに対してリアクションするためのスタンプが送信できるボタンが表示されます。
スタンプの絵柄は「ハート」「笑い」「爆笑」「お願い」「クラッカー」などとなっていて、この中から送りたいものを選びメッセージに返信できます。
メッセージのよくあるトラブルとして、こちらから送ったメッセージに対して何の返信もないと、メッセージを見てくれたかどうかがわからないので不安になるというものがあります。
もしメッセージに対して「返信するまでもない」と感じたとしても、ちゃんと読みましたというリアクションをしておけば、そんなトラブルも避けられるはずです。
そこで活用したいのが、このリアクションのスタンプ機能なのです。
リアクションボタンの使いどころ
例えばこれまでは購入した場合、出品者か購入者のいずれかがまず購入された、購入した旨のメッセージを送るのが一般的で、それに対して相手が返事をするという流れになっています。
しかし「わかりました」程度の内容をいちいちメッセージで送るのが面倒と感じていた人もいらっしゃったのではないでしょうか。
そんな時にこのリアクションボタンを送っておけば、ワンタッチで返事が送れます。
この返事を送るという行為は、自分に送られてきたメッセージをちゃんと「見たよ」という意思表示という意味を持ちます。
そのためもしこれまで相手の取引メッセージにマメに返信してこなかった人でも、この簡単に返事ができるリアクションボタンを使ってやりとりすれば、安心して取引でき、その結果相手から「メッセージに返信がなくて不安だった」という理由で「残念だった」という評価を付けられるリスクも減らせるようになるはずです。
その他の新機能もいくつか追加されている
このたび10周年を迎えたメルカリでは、このほかにさらに取引が簡単になるような細かな新機能をいくつか追加しています。
とくにプロフィールやメッセージに関連する機能は、取引相手とのコミュニケーションをより良くするために使えるものですから、新機能の内容を理解しておくと良いでしょう。
1. 用意されたアイコンが使える
メルカリをあまり使い込んでいないユーザーは、自分のアカウントのプロフィールに写真や画像を設定していないことがあります。
取引する際にはこういったいわゆる「顔なし」アイコンは、取引相手に不安を感じさせるため、できれば避けた方が正解です。
しかし適切な写真が思いつかなかったりすると、つい放置してしまいがちなのですが、そのようなユーザーのためにメルカリが用意したスタンプのようなアイコンが、簡単に登録できるようになっています。
2. メッセージのひな形が使える
取引メッセージもきちんとやりとりしておかないと、取引相手に不安を与えてしまいます。
しかし文字を打つのが面倒だったり、文面が思いつかなかったりして放置してしまう方も多いようで、そのような人のために新たにメッセージのひな形が用意されるようになりました。
このひな形は例えば商品を発送した後ならこれ、というように取引の状況に応じて変わりますので、ワンタッチで状況に合わせたメッセージが簡単に送れるようになりました。
3. プロフィールのバッジ追加
これまでアカウントのプロフィールには「本人確認バッジ」「24時間以内発送」などのバッジがありましたが、これに「高評価バッジ」と「12時間以内返信バッジ」が追加されました。
高評価バッジは、直近の取引で評価が「良かった」のみの出品者に付けられます。
12時間以内返信バッジは、出品した商品のコメント返信が平均12時間以内の出品者に付けられます。
自分のアカウントにこのようなバッジが付けば、より商品が売りやすくなりますし、購入する場合も出品者のアカウントでバッジをチェックすれば、より安心して取引ができるようになるはずです。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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