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FIRE達成の投資家が掴んだ「効率的にお金を貯めるサイクル」は、3項目だけ。


将来の備えのためにお金を貯めたいと思っていても、なかなか貯まらないという悩みを持つ人も多いと思います。

効率的にお金を貯めるには、現在のお金の流れを確認し、整理する必要があります。

今回は2018年にFIREを達成した投資家の私が、実際に行っているお金を貯める方法を解説していきます。

FIRE達成者

【投資、きほんの「き」】新NISAでの投資信託 「受取型」と「再投資型」の違い どちらを選ぶのが良いのかを解説

効率的にお金を貯めるには?

お金を貯めるのに必要な事柄を考えるとたくさんありすぎて、

「何から始めて良いかがわからない」

という理由で、実行できない人も多いでしょう。

私はお金を貯める方法を大きく分けると、

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 投資で増やす

この3つの項目にしか分かれないと考えています。

私はFIREを目指し達成できましたが、実践したことはこの3つの項目を見直して、良いお金の流れのサイクルを作っただけです。

FIREとは?

「FIRE」とは、Financial Independence Retire Earlyの頭文字を取った言葉で、アメリカ発祥のライフスタイルの一種です。

年間生活費の25倍の資産を形成し、それを年利4%で運用することにより、資産を減らさずに生活できるという基本概念があります。

  • 年間生活費が200万円であれば、200万円×25倍=5,000万円
  • 年間生活費が300万円であれば、300万円×25倍=7,500万円

資産5,000万円を年4%で運用できれば200万円増え、こちらを生活費に充てれば資産を減らさずに生活できる。

投資などの不労所得と、副業による収入を組み合わせる「サイドFIRE」と呼ばれるスタイルもあります。

FIRE生活を継続させるためには、

年間収入>年間支出の状態

を作りたいため、収入を増やし、支出を減らすことは投資で増やすことと同じくらい重要になります。

投資で増やすことに関しては、景気動向や各企業の売上などで変動するマーケットの影響が強いため確実性に欠けます。

投資のプロやベテラン敏腕投資家でも、投資で必ず儲かることが保証されているわけではなく、時には資産を減らしてしまうこともあります。

投資に存在するリスクを軽減する行動をとることが大切です。

お金を増やすために必要な項目1:収入を増やす

会社員の場合、仕事を頑張って成果を上げられれば、給料が上がり収入が増える可能性があります。

しかし、日本では数十年にわたり会社員の給与が横ばいで上がっておらず、税金や社会保険料などの負担増、また物価や光熱費の上昇により、手取りの収入は徐々に減少傾向にあります。

転職により年収を上げる方法もありますが、景気や市場の需給に左右されるため、収入アップにつながらない転職も多くなっています。

会社が継続的に成長できない場合は、将来的に年収が減ってしまうことも想定しなければならないため、簡単ではありません。

お金を増やすために必要な項目2:収入源を複数持つ

給与収入が増えない時代であれば、本業以外の収入を増やすことを検討しても良いと思います。

今はPCやスマホがあれば成り立つビジネスや副業がたくさんあるため、これらに挑戦してみることは、収入を増やすだけでなくスキルアップに繋がる場合もあります。

例えば、趣味を突き詰めて知識や技術が高め、それをブログやSNS、動画投稿サイトでの発信方法を工夫することで、新たな収入源を確保できる可能性があります。

誰もが情報発信を簡単にできる時代になり、副業での収入を得ることは、労働収入を含めた総収入を上げる有効な手段だと思います。

お金を増やすために必要な項目3:支出を減らす

「支出を減らす」ことは、「支出を最適化する」ことと言い換えられます。

現在の生活費を見直して、削られる部分は節約をして、全体的な支出を下げることです。

今の生活が極端に不便になり、ストレスになるような過度な節約は必要ないと思います。

生活の質を低下させない程度での生活費の見直しは、お金を貯める方法として最も実現しやすく、すぐに成果を実感でき、再現性も高い手段です。

支出の内訳は大きく分けて2種類

食費・交際費・趣味など毎月かかる費用が異なる変動費

家賃・通信費・光熱費・保険料など毎月の費用が変動せず、ある程度決まっている固定費

毎月の固定費を削減できれば、すぐに長期間にわたり、支出を減らせます

固定費の中でシェアが大きいものは、家賃・通信費・保険料が挙げられます。

これらを定期的に見直すことで、大きく支出を減らせる世帯は多いと思います。

住宅費用は、持ち家の場合は住み替えを伴うことになり、簡単には行えません。

賃貸物件の人は、割高な物件に住んでいる場合、引越しの料金を差し引いてもお得になる可能性はあります。

自分が住んでいる物件の近隣の家賃相場を調べてみて、適正な家賃を割り出して検証するのも一つの方法です。

通信費と保険料は見直しが簡単にできる項目

スマートフォンのキャリアやプランは、多くの選択肢から選ぶことができる時代になってきています。

私も最近、料金プランを見直し、支出を減らせました。

自身の現在のプランを確認し、最適なプランに変更するだけでも、支出を抑えられる可能性があります。

生命保険や入院保険に関しても同様で、現在の加入内容を定期的に見直し、自身に合った最適なプランを選ぶことで、ライフプランの変化にも対応でき、さらに節約になる場合も考えられます。

これらの節約をすることで月々2万円の効果があった場合年間24万円の支出を抑えられます

この効果を投資で増やすことに当てはめると、1,000万円の資金を年利3%で運用して得られる税引き後の金額相当になります。

もちろん給与収入と投資の収入は別物ですが、金額だけで比較するとかなりの効果があることがわかります。

収入を増やすことが難しい時代になっていますので、節約や見直しにより支出を最適化することは、お金を貯める方法として有効性は高いと言えます。

投資で増やす

収入が増え、支出が減って浮いたお金は貯蓄に回しても良いと思いますが、お金を貯めることができたら、次はそのお金を投資に回して増やすことを検討することが大切だと思います。

100万円を銀行に預けた場合、年間の利息は10円、1000万円の場合でも年間100円しかありません。

今の時代は、銀行に預けていただけではお金はほぼ増えないと言えます。

インフレの影響で現金の価値が目減りする可能性もあります。

投資をしている人と、投資をしていない人の資産の格差は広がっており、今後もますます拡大することが予測されています。

私は、投資は人生を豊かにする手段のひとつだと考えており、正しい投資を理解し実践することで、貯めたお金が増えていく良いサイクルができると考えています。

投資のリスクは分散投資で軽減できる

投資は元本保証ではないため、リスクがあります。

しかし、そのリスクはある程度コントロールできるとも思います。

使い道が決まっていない余剰資金を、自分のリスク許容度を知った上で投資すれば、リスクは限定できます。

投資を行う際は、小額で色々な金融商品に投資する分散投資をお勧めいたします。

金融商品を一括して同じ時期に購入するのではなく、購入時期をずらす時間の分散をすることで、分散効果は高まります。

投資の有名な格言で「卵を1つのカゴに盛ってはいけない」という言葉があります。

投資で一番重要なことは、一括集中投資ではなく、分散投資を心掛けることだと思います。

株式投資から始める人が多いと思いますが、株式投資は一般的にハイリスク・ハイリターンの投資手法と認識されています。

価格変動幅が大きく、値動きに一喜一憂して疲れてしまう可能性もあります。

長い投資経験から私が投資初心者におすすめできる投資手法は、「IPO初値売り投資」と「不動産クラウドファンディング」です。

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色々な投資商品に興味を持ち、小額からでも実際に投資してみることは、お金を貯める方法として、とても有効な手段だと思います。

収入を上げ、支出を抑え、この余剰資金を投資に回して増やす

これを継続的にできる仕組みができれば、効率的にお金が貯まり、それが増えていく良いサイクルが生まれていきます。このサイクルが日常的になれば、将来的に人生が少し豊かになる可能性が高まります。(専業投資家:かつさんど)

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