夏のボーナスが支給されても、喜んでばかりはいられません。
2023年8月は、乳製品・調味料・アイスなど、さまざまな食料品の価格が引き上げられます。
しかし、高騰が続いている「たまご」は値下げの可能性も。
物価高に値上げが続く今、節約の優等生の価格低下は希望の光です。
今回は、2023年8月の値上げとたまごの値下げについて紹介します。
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2023年8月から値上げするもの
調味料
マルハニチロ(缶詰・瓶詰・レトルト):8/1納品分~
キッコーマン(料理の素・つゆ・たれ・みりん・しょうゆ等):8/1納品分~
寿ガキヤ(だし・鍋つゆ):8/1および9/1出荷分~
理研ビタミン(pdf)(ノンオイルドレッシング):8/1納品分~
乳製品
江崎グリコ(pdf)(ヨーグルト・乳飲料・菓子・幼児食等):8/1出荷分~
明治(ヨーグルト・牛乳・飲料):8/1出荷分~
森永乳業(牛乳類・ヨーグルト):8/1出荷分~
雪印メグミルク(pdf)(市乳商品):8/1出荷分~
フジッコ(pdf)(カスピ海ヨーグルト):8/1~
その他食品
はごろもフーズ(pdf)(シーチキン):8/1出荷分~
ケロッグ(シリアル商品):8/1出荷分~
井村屋(菓子・冷菓・冷凍食品等):8/1~9/1にかけて実施
マルサンアイ(pdf)(豆乳・調整豆乳・豆乳飲料等):8/1出荷分~
8月は、ヨーグルト・スイーツ・飲料などの乳製品や、みりん・しょうゆ・オイスターソースなどの調味料類を中心に値上げします。
夏休み真っ只中で食費がかさむ時期、朝食の定番や自炊に欠かせない食品の値上げは家計にとって苦しいものです。
「たまご」は3か月の値下げへ
鳥インフルエンザや飼料の影響により、最高値を更新し続けている「たまご」。
この夏、ようやく値下げの可能性が出てきました。家計にとっては吉報です。
≪画像元:JA全農たまご≫
JA全農たまごが発表している東京の相場情報によると、7月の「JA全農たまごM基準値」が3か月ぶりに引き下げられました。
・2023年1月:280円(+65円) ・2023年2月:327円(+47円) ・2023年3月:343円(+16円) ・2023年4月:350円(+7円) ・2023年5月:350円(±0円) ・2023年6月:349円(-1円) ・2023年7月:340円(-9円) |
※()内は前月比
今後も値下げが続く予測はできませんが、最高値の更新が止まったことは、素直に喜びたいところです。
ふるさと納税も実質値上げへ
実質2,000円の自己負担で返礼品が受け取れる「ふるさと納税」も、改正により実質値上げの可能性があります。
食料品の値上げ分をふるさと納税でカバーするのなら、12月のかけこみ納税を待たず、今のうちに申し込みを済ませておくのもアリです。
値上げするもの・値下げするものを把握し、工夫しながら家計を防衛していきましょう。(執筆者: 三木 千奈)
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