農林水産省が東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況及び価格見通し(令和5年6月)について、主産地等からの聞き取りを行い、その結果について発表しました。
聞き取りを行った14品目の野菜の6月の価格については平年並となる見込みとのこと。
※平年並みとは、平年(過去5か年平均)との比率が90%以上、110%以下である。
※14品目の野菜:大根、人参、白菜、キャベツ、ほうれん草、ねぎ、レタス、きゅうり、なす、トマト、ピーマン、ばれいしょ、さといも、玉ねぎ
聞き取りを行った14品目の野菜については、生育が概ね順調であり、令和5年6月の価格は平年並みとなる見込みです。
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6月の14品目の野菜価格のそれぞれの見通し
それぞれの野菜価格の見通しについてみていきます。
6月の大根の見通しは?
青森県産中心から、千葉県産中心の出荷へと切り変わります。
千葉県においては生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月の人参の見通しは?
千葉県産中心の出荷となります。
生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月の白菜の見通しは?
茨城県産中心から、長野県産中心の出荷へと切り変わります。
茨城県においては生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月のキャベツの見通しは?
千葉県産・茨城県産中心の出荷となります。
生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月のほうれん草の見通しは?
群馬県産中心から、茨城県産中心の出荷へと切り変わります。
栃木県においては生育が遅延傾向にありますが、大幅な出荷数量の減少は見込まれず、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月のねぎの見通しは?
茨城県産中心の出荷となります。
生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月のレタスの見通しは?
長野県産中心の出荷となります。
生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月のきゅうりの見通しは?
埼玉県産・群馬県産中心の出荷となります。
生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月のなすの見通しは?
高知県産中心の出荷となります。
なり疲れにより樹勢が低下しているものの、大幅な出荷数量の減少は見込まれず、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月のトマトの見通しは?
栃木県産中心の出荷となります。
生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月のピーマンの見通しは?
茨城県産中心の出荷となります。
生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月のばれいしょの見通しは?
長崎県産・静岡県産中心の出荷となります。
生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月のさといもの見通しは?
鹿児島県産中心の出荷となります。
輸入は少量となりますが、国内産は鹿児島県産中心の出荷へ切り替わります。
生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
6月の玉ねぎの見通しは?
佐賀県産・兵庫県産中心の出荷となります。
北海道産の出荷が終了し、生育が順調であり、6月の出荷数量・価格ともに平年並みで推移する見込みです。
安いときに購入、保存
近年天候不順により野菜の価格変動が大きくなっている中で、農林水産省では産地の出荷判断と消費者の購買行動の最適化のために平成23年より、主産地、卸売会社等からの聞き取りを基に、野菜の生育状況や価格の見通しを情報発信しています。
6月は生育がおおむね順調で価格は平年並みになる見込みです。
天候次第では高騰する恐れもあるため、安く購入できたときに保存しておくと節約につながります。
冷凍・冷蔵を活用して、上手に保存してください。(執筆者: 編集部)
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