【新幹線代】「途中駅で上下車」で節約　当日購入OK、ちょっとしたきっぷの買い方のコツ

新幹線の距離への移動。

前々から決まっている用事であれば、早期割引やパックツアー、格安きっぷなどを活用して費用を抑えることもできますが、急に用事が発生し、やむを得ず当日にきっぷを買って出掛けることもあるでしょう。

そんな時、ちょっとしたきっぷの買い方のコツを知っていれば、片道でお茶代〜場所によってはランチ代くらい浮かせることができます。

今日は、格安旅行マニアの筆者が教える、当日でも適用可能な新幹線代節約方法をお伝えします。

ちょっとしたきっぷの買い方のコツ

必要な区間だけ「特急券」を買うのがコツ

有料の新幹線や特急に乗る時の費用は、目的地から目的地までの料金である「運賃（乗車券代）」と、「特急料金」の二段階になっています。

このうち、運賃については、JRで移動する限り、目的地から目的地まで購入しなければいけませんが、特急料金については、新幹線や特急に乗る区間だけを買えば問題ありません。

要は、無理のない範囲で、新幹線や特急に乗る区間を短くして、その分を在来線で移動すれば、特急料金の費用が浮く計算になります。

埼玉県の大宮駅には、埼京線・京浜東北線・湘南新宿ライン・上野東京ラインなど、東京都内各地からの乗り入れ路線が豊富にあります。

東京〜大宮間の所要時間も、新幹線と在来線で10分程度しか変わりません。

であれば、大宮から新幹線に乗ってしまいましょう。

東京・大宮から主要駅への指定席特急券料金比較（通常期）

同じ考え方を、東海道新幹線を利用しての東京から関西方面への移動に適用しようとする場合。

実は東京・品川〜京都・新大阪　の特急料金については、この4つの駅のどこで乗っても降りても変わりません（おそらくキロ数の関係と思われます）。

ただ、新幹線の乗車駅を新横浜にして、京都で下車すると若干ですが安くなります。

新横浜は、横浜線や横浜市営地下鉄のほか、2023年3月から相鉄・東急直通線が開通し、東京都の西側からのアクセスが大幅改善されています。

お近くの方はぜひご活用ください。

また関西側については、最終目的地が大阪や兵庫の場合でも、新幹線はあえて京都までにしておくのが筆者のお気に入りです。

在来線の新快速であれば、大阪や三ノ宮まですぐですし、目的地が「大阪市内」や「神戸市内」のきっぷの場合は、時間があれば、し京都で一度改札を出て散策することもできます（関西から関東に移動する時も同様で、新幹線に乗る前に一度京都で途中下車できます）