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【100均グッズ】虫・カビを寄せ付けない手軽な対策法


春から初夏にかけて、虫が発生しやすくなる季節です。

特に梅雨時期は、カビにも気を付けなくてはなりません。

今回は100均グッズでできる、手軽な対策方法を紹介します。

※価格は全て税込み価格です。

虫・カビを寄せ付けない100均グッズ

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【エアコン周辺】防虫キャップ(室外機ホース用)

≪画像元:ダイソーネットストア

エアコンの排水ホースは室外にありますが、先端にキャップを付けておかないと、エアコン本体から室内に虫が侵入する可能性があります。

マンションの高層階であれば必要ないかもしれませんが、一軒家やアパートなどに住んでいて、室内で虫を発見したけれど、どこから入ってきたのか分からない…という時は、エアコンの排水ホースをチェックしてみましょう。

市販品は300〜800円程度ですが、100均では2個入り110円なので、100均での購入がお得です。

定期的にキャップが外れていないか、壊れていないかの確認は必要ですが、一度取り付けるだけで基本的には放置しておいてもOKなので、管理の手間が掛からないのは楽で良いですね。

ちなみに、筆者は110円すら惜しいと思う性分なので、生ごみネットを適当な大きさに切って、輪ゴムでくくりつけて代用しています。

エアコンからの排水は邪魔せず、外からの虫の侵入を防ぐことができればOKなので、見た目にこだわらないのであれば家にあるもので対処してもいいと思います。

市販品に比べると、100均の方がお得にキャップを購入することができるのでお得です。

キャップにすることで見た目をスッキリさせることができるので、活用してみてください。

【網戸周辺】隙間テープ

隙間テープ

 

窓を開けるときは網戸を使っていたとしても、小さな虫はその隙間から入ってきます。

隙間テープを窓のサッシ部分に取り付けておくことで、侵入のリスクを減らすことができます。

100均では幅、毛の長さなど豊富に選べるようになっています。

サッシの幅に合わせて、開け閉めに支障をきたさないように隙間テープを貼ってみてください。

市販品は300〜500円程度に対し、100均は110〜220円で購入することができます。(長さは商品により1.5~5mと異なります)

【生ごみ周辺】水切りネット

水切りネット

生ごみは小まめに捨てないと、コバエなどの小さな虫がすぐに発生してしまいます。

また、水気を含んだ生ごみを放置しておくと、周辺にカビが発生しやすい環境ができてしまいます。

100均の水切りネットはネットやストッキング、不織布、紙製など種類が豊富で、排水溝にセットする網だけでなく、シンクにテープで貼り付けるタイプ、単体で自立するタイプなどから選ぶことができます。

100均は大容量でコスパが良く、市販品は220〜550円程度ですが、100均なら110円で購入することができます。

生ごみはよく水気を切り、こまめに捨てるように心掛けましょう。

【シンク周辺】アルコール除菌スプレー、ふきん(キッチンペーパー)

アルコール除菌スプレー、ふきん

シンク周辺は暗くて湿気が溜まりやすいので、虫やカビが発生しやすい場所です。

こまめに水気を拭き取り、湿気が溜まらないように気を付けましょう。

洗剤を使ってもいいのですが、アルコール除菌スプレーは乾きが早くて除菌もできるので、湿度が上がらず清潔をキープしやすいです。

カビが既に発生しているのであれば、ふきんではなくキッチンペーパーや使い捨てのダスターなどを使い、カビを広げないように注意しましょう。

今ではだいぶ価格も落ち着いてきましたが、市販品は300ml入り300〜700円程度します。

ダイソーでは100〜300mlのアルコール除菌スプレーが110円で販売されており、コスパ最強と言われる業務スーパーのアルコール除菌スプレーが1,000ミリリットル 500円程度なので、100均も物によってはコスパが良いと言えるでしょう。

100均では小さいサイズからお得な詰め替え用まで販売しており、アルコール対応の小分けボトルも販売しています。

コスパ重視で詰め替え用を買って容器に詰め替えて使うも良し、小回りが利くサイズを購入して手軽に使えるようにし、衛生面を考えてこまめに交換しながら使うのも良いでしょう。

大容量は安く手に入る分、大きくて重いので扱いづらく、掃除が億劫に感じてしまうかもしれません。

使う用途、場所、かかる費用を考えながら、各家庭でベストな使い方を見つけてください。

【水回り周辺】カビ予防マスキングテープ

カビ予防マスキングテープ

カビ予防マスキングテープはダイソーの大人気商品です。

人気に伴い、年々幅や色が増え、豊富な選択肢から選べるようになっています。

パッキン周辺はゴミが溜まりやすく、カビが発生しやすい場所です。

綺麗なうちにカビ予防マスキングテープを貼っておけば、汚れても貼り替えるだけで済むので、掃除する時間や場所を減らすことができます。

お掃除は楽な方が長続きするので、維持しやすい方法でキレイを保ちましょう

市販品は30m 500〜700円程度しますが、ダイソーは4〜12m 110円です。

使い切りサイズが110円という低価格で手に入るので、便利に使い倒しましょう。

【冷蔵庫・引き出し周辺】密閉袋・保存容器(ストッカー)

密閉袋・保存容器(ストッカー)

小麦粉やてんぷら粉など、粉ものに付く虫もいます。

引き出しの中で、輪ゴムやセロハンテープで留めただけで保管していると、簡単に虫の侵入を許してしまうので要注意です。

密閉できる袋や保存容器などに入れ、虫の侵入を防ぎましょう

100均では密閉袋や保存容器(ストッカー)を豊富に取りそろえています。

市販品の保存容器は1個1,000以上しますが、100均は110〜330円で購入することができるので、複数揃えて並べて収納しても素敵です。

小麦粉などの粉物がドバっと出ないよう、口に細かい穴が空いている容器もあります。

使いやすさも考えられているのがありがたいですね。

引き出しの中や棚の上、パントリーでの常温保存よりも、冷蔵庫に入れたほうが菌や虫の侵入を防ぐことができます。

しかし、冷蔵庫のスペースには限りがあり、全て冷蔵庫に収納するのは難しいです。

常温に置くとしても、できるだけ密閉した状態で保存できれば安心ですね。

小さな対策を積み重ねましょう

私は虫が大の苦手で、網戸無しで窓を開けることは絶対にありません。

それなのに、入ることができないはずの虫と室内で遭遇することが時々あり、その度にあたふたしてしまいます。

どこから入ってきたのか調べては対処し、また遭遇しては対処し…といたちごっこがしばらく続いていました。

地震の多い日本で、家も経年劣化する以上、虫が侵入できるわずかな隙間が発生するのは仕方がないことです。

筆者は節約のために築年数の古い住宅に住んでいるので、虫対策グッズに高い金額は出せません。

基本的には家にある物、買うとしても100均グッズのような低価格のグッズを活用しながら日々の生活を送っています。

清潔をキープするという基本的な心掛けは守りつつ、少額でできる小さな対策を積み重ねることで、現在ではある程度まで虫やカビとの遭遇率を減らすことができています。

虫が入ってしまってから対処するのは、精神的にも肉体的にもツライです。

まずは虫が侵入しないように、なるべくお金を掛けずに清潔な環境を保ちましょう。(執筆者:栄養士 山城 奈々)

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