雑誌やSNSで食費節約に成功している人を見て、「自分は頑張れていないかも」と焦りを感じる方もいます。
しかし、食費額は家族構成や地域によって変わるため、参考程度にとどめることが大切です。
もし食費節約がうまくいかないと感じているのであれば、節約につながらない理由を考えて改善できるところがないかチェックしてみましょう。
今回は、食費節約をできない理由と対策、食費節約で気をつけたいことを解説します。
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食費を節約できない3つの理由と対策
食費を節約できない理由とその対策は、次の通りです。
(1) 予算が家計に合っていない
そもそも予算が家計に合っていなければ、頑張っても目標達成は難しいです。
達成できない自分を責めたり早々と挫折したりしないためにも、家計に合った予算を考えましょう。
総務省統計局のデータ「2022年1世帯あたり1か月間の収入と支出」による世帯人数別の食費月平均額は、下記の通りです。
2人 | 約5万6,000円 |
3人 | 約6万5,000円 |
4人 | 約6万9,000円 |
5人 | 約7万5,000円 |
※外食・酒代は除く
参考:政府統計の総合窓口「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表
平均より食費が多ければ、まずは平均金額を目標にしてみましょう。
また、子どもがいる家庭では成長とともに予算の見直しが必要です。
中学生と高校生がいるわが家は、3年前と比べると食費が1.5倍近くアップしています。
(2) 頑張りすぎて息切れ
食費節約のために頑張りすぎて途中で息切れしてしまう方も少なくありません。
ダイエットや掃除などと同じで、頑張りすぎると疲れたりストレスが溜まったりしてしまいます。
「冷食もうまく使う」
「メリハリをつける」
「一汁三菜じゃなくてOK」
など、頑張りすぎずに長くコツコツ続けることが大切です。
(3) 食材を買いすぎてしまう
「安いから」「お得だから」と必要以上に食材を買いすぎてしまうと、使い切れずに食品ロスになってしまいます。
メニューが決まっていると買うべき食材の量をイメージしやすくなるので、3日分や1週間分など献立をざっくり考えて、使う食材を書き出してから買い物すると無駄を防げます。
必要量を買うのが1番ですが、量が多い食材を買うなら使い切るイメージを持つことと、冷凍保存するなどの工夫が必要です。
食費節約で気をつけたいこと
食費節約は家計の節約につながりますが、やり方によってはストレスの原因になったり健康面に悪影響が出たりするため注意が必要です。
食費節約では、次の4つに気をつけましょう。
・ 自炊にこだわりすぎない
・ 食事を抜かない
・ 米や嗜好品は分けて考える
・ 食費節約には限界がある
自炊は食費節約の強い味方です。
ただし、疲れたときや忙しいときは総菜やレトルトもうまく使いましょう。
栄養面が偏るので、食事を抜いたり極端に量を減らしすぎたりするのもNGです。
まとまった金額になりやすい米や嗜好品は、日々の予算と分けて考えるのがポイントです。
また、食費節約には「これ以上下げれない」という限界があります。
食費以外で節約できる部分がないか、視点を変えることも大切です。
残った食材を美味しく食べきる方法は?
献立を考えてから買い物に行っても、次の買い物までに食材が余ることがあります。
食材が余るとわかったら、早めに冷凍しておきましょう。
また、冷蔵庫一掃メニューをいくつか覚えておくと、残った食材を使って1品作れちゃうこともあります。
例えば、残り野菜で「野菜炒め」「マリネ・浅漬け」、食材を刻んで入れて「チャーハン」「キーマカレー」「チヂミ」などもおすすめです。
レシピブログやサイトで「冷蔵庫一掃」と検索して、残った食材を美味しく食べきる方法を探してみましょう。
頑張りすぎずに自分に合った方法で食費を節約しよう
雑誌やSNSには、食費の節約術が溢れています。
しかし、家族構成や地域、生活スタイルが違うので、食費節約に成功している方のマネをしてもうまくいかないこともあります。
節約術からヒントをもらいながら、自分に合った方法を見つけて頑張りすぎない食費節約を目指しましょう。(執筆者: 成田 ミキ)
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