昨年に続き、今年も「値上げの春」がやってきます。
2月・3月に続き、2023年も暮らしにかかわる商品・サービスの価格高騰は止まりません。
今回は、4月から値上げするもの一覧と合わせて、今からできる家計防衛策についても紹介します。
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2023年4月から値上げするもの一覧
新生活の始まりとともに値上げする、「食料品」「日用品」「飲食店」「サービス」をまとめました。
【食料品】
・雪印メグミルク(乳製品・飲料等):4/1出荷分~
・森永乳業(pdf)(家庭用チーズ等):4/1出荷分~
・六甲バター(pdf):(チーズ・加工品等):4/1納品分~
・キユーピー(マヨネーズ・パンスプレッド等):4/1出荷分~
・キッコーマン(豆乳・豆乳製品):4/1納品分~
・オハヨー乳業(pdf)(焼プリン・ヨーグルト):4/1出荷分~
・東洋水産(包装米飯・スープ・だしの素等):4/1納品分~
・マルハニチロ(サバ缶詰商品):4/1納品分~
・丸大食品(ハム・ソーセージ等):4/1~
・プリマハム(ハム・ソーセージ等):4/1納品分~
・日本ハム(ハム・ソーセージ等):4/1~
・ハーゲンダッツ(ミニカップ・クリスピーサンド等):4/1出荷分~
【日用品】
・小林製薬(トイレ洗剤・消臭剤等):4/3出荷分~
・エステー(脱臭単・米唐番等):4/1出荷分~
【飲食・その他販売店】
・銀座コージーコーナー(pdf)(ケーキ・シュークリーム等):4/1~
・スガキヤ(ラーメン・セット・デザート等):4/13~
【その他】
・佐川急便(飛脚宅配便・クール便等):4/1~
・ヤマト運輸(宅急便・宅急便コンパクト等):4/3~
今年2月、3月にも値上げラッシュが再来しましたが、4月も多くの商品・サービスの価格が引き上げとなります。
4月以降の値上げも少しずつ報じられており、家計にとってはまだまだ苦しい状況は続きそうです。
「値上げの春」を乗り切るには
苦しい値上げが続いていますが、家計を防衛するためにできることはたくさんあります。
そこで、“今やるべき節約”について考えてみました。
ふるさと納税で食料品をゲット
確定申告を終えてひと段落した今、今年のふるさと納税をスタートする絶好のタイミングです。
こま切れや切り落とし肉、訳アリの返礼品は、1万円程度の寄付で3~4kgたっぷり届くものもあります。
こういった低額寄付で大容量の返礼品は、食費節約に最適です。
手頃な春野菜を積極的に使う
季節や収穫量によって変わる野菜の価格ですが、比較的旬のものは安く手に入ります。
春は、キャベツやねぎなどの葉物野菜がお得です。
今、価格がお手頃な野菜を積極的に使うことで、食費を抑えられる上に栄養満点の食事が作れるメリットもあります。
買い物は底値を意識する
食料品を選ぶ時は、「底値」を意識するだけで食費が大きく変わります。
同じ調味料でも、メーカーにこだわらず“その時安いもの”を選ぶようにすれば出費は減らせます。
スーパーやドラッグストアのプライベードブランド商品は製造元を見ると大手メーカーということは案外多いです。
プライベードブランドはナショナルブランドよりも1~2割安く購入できますので、製造元も確認した上で試してみてください。
節約は無理せず、細く長く継続を
4月以降も値上げは続くことが予想されます。
価格高騰に対抗するには節約が重要ですが、無理な節制はNGです。
今後も家計にとって苦しい状況が続くのなら、節約も細く長く継続することが最優先。
まずはできる対策から始めてみましょう。(執筆者: 三木 千奈)
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