春を前に、再び値上げラッシュが到来しています。
しかし、価格引き上げが続いている中、あえて「値下げ」を行ったものも。
今回は、「2023年値下げしたもの」について調べてみました。
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1. モスバーガー
3月24日(金)より、一部の商品価格を引き上げたモスバーガーですが、同時に2商品の値下げも行いました。
- こだわりサラダ:310円→300円(-10円)
- サラダセット:470円→450円(-20円)
- フレンチフライポテトS:250円→240円(-20円) ※内容量を減量
値上げに伴い「フレンチフライポテトS」は内容量減となるため、実質値下げとは言えないかもしれませんが、サラダ・サラダセットの2品は内容量を変えずに価格引き下げとなります。
参照:モスフードサービス モスバーガー店舗 商品価格改定のお知らせ(pdf)
2. 日高屋
日高屋でも3月1日(水)より価格改定を行い、麺類・定食・セットなどの価格を引き上げました。
しかし1品だけ、値下げを行った商品があります。
- 秘伝の辛味噌ラーメン:620円→610円(-10円)
この他、看板メニューの中華そばやテイクアウト用の冷凍餃子は価格据え置きです。
3. サンキューマート
雑貨や衣服、生活用品など、「かわいい」があふれるバラエティショップ「サンキューマート」でも、実質値下げを行いました。
3月9日(木)より、全177品のアイテムを390円へ価格を引き下げて販売します。
対象カテゴリ
ベルト/トートバッグ/巾着/ショルダーバッグ/帽子/財布/スマホ関連グッズ/雑貨
※一部商品を除く
今後価格の見直しを行う可能性もありますが、商品開発に磨きをかけ、企業努力を続けるとのこと。
店名通り、税込390円で買えるプチプラ商品が増えることは、利用する側としてありがたいですね。
サンキューマート 商品価格変更一覧表(3/9以降) 計177品目(pdf)
4. 加熱式たばこ(メビウス)
年々価格が上がっているたばこですが、喫煙者にとってうれしいニュースが飛び込んできました。
加熱式たばこ用デバイス「プルーム・エックス(Ploom X)」メビウスのリニューアルに伴い、3月20日(月)より販売価格を引き下げます。
- 旧価格570円→500円(-70円)
リニューアル後は現行の8銘柄が廃止され、生まれ変わった8銘柄を新たに販売します。
参照:JT 新メビウスは、本物のたばこ感を追求 加熱式たばこ「Ploom X」のメビウスがリニューアル 3月20日より、新たに500円で全国発売
5. 【JR東日本】オフピーク定期券
≪画像元:JR東日本≫
JR東日本では、3月18日(土)より、国が創設した「バリアフリー料金」を設定します。
これに伴い普通乗車券が実質値上げとなりますが、同日より「オフピーク定期券」が新たに販売されます。
オフピーク券は、平日朝のピーク時間帯「以外」に限り、定期券として使えるというもの。
ピーク時間帯に利用するとIC普通運賃が精算されますが、その分改定前の定期運賃から約10%値下げとなります。
フレックス勤務や在宅勤務の方、通勤ラッシュの時間帯に利用しない方にとっては、割安の定期券です。
対象券種は、Suica・モバイルSuicaの通常定期券のみ。
障害者割引、特定者割引は対象に含まれますが、通学定期券・グリーン定期券・REXおよびFREXパルは対象外のため注意してください。
ピーク時間帯やエリアについては、JR東日本の公式HPにて確認しておきましょう。
参照:JR東日本 「普通乗車券」と「通勤定期券」の運賃改定のお知らせ
6. 電気・ガス料金
電気料金の急激な上昇を受け、経済産業省が「電気・ガス価格激変緩和対策事業」を執り行いました。
これにより、2023年1月から9月にかけて、電気・都市ガス料金の負担が緩和されます。
電気料金の単価そのものが上がっている今、この政策は光熱費の実質値下げです。
参照:経済産業省 資源エネルギー庁 電気料金や都市ガス料金の負担緩和策が始まっています。
値上げの影に隠れた「値下げ」もある
ニュースを見ていると、値上げに注目が集まりますが、企業努力であえて“値下げ”を行っている商品やサービスもいくつかあります。
値上げと値下げを知って、家計防衛に役立てましょう。
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