2月20日より国民年金がPayPay・au PAY・d払い・PayBの4つのキャッシュレス決済に対応しました。
これにより、国民年金の納付書のバーコードを読み取るだけで、簡単に納付可能となります。
わざわざコンビニなどに支払いに行く手間もかからないため、納付書をお持ちの方はQRコード決済払いがおすすめです。
今回はQRコード決済で国民年金を支払う方法と、お得なQRコード決済を比較して紹介します。
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国民年金支払いの一番おすすめはau PAY
最初に結論から言うと、国民年金の支払いに一番おすすめはau PAYです。
アプリ名 | 請求書払い ポイント | クレカチャージ |
PayPay | × | △ |
au PAY | 0.5%(2023年3月末まで) | ○ |
d払い | × | × |
PayB | × | × |
今現在、PayPay・au PAY・d払い・PayBの中で、請求書払いでポイントが付くのはau PAYだけです。
2023年3月末までではありますが、国民年金で0.5%のポイントがつくのは大きなメリットでしょう。
au PAYはクレジットカードでチャージ可能です。
PayPayでもあと払いに設定すれば、PayPayカードからPayPay残高にチャージできますがポイントは付きません。
au PAYはチャージに還元率1%のクレカを使えば、請求書払いで貯まるポイントと合わせて、最大で1.5%もポイント還元を受けられます。
2022年12月以降、au PAYカードでチャージしても、ポイントがつかないので注意してください。
今現在au PAYチャージにおすすめは、Mastercardブランドの「dカード」と「PayPayカード」です。
他社カードでau PAYにチャージするのは不思議な感じがするかもしれませんが、最大1.5%のポイントが貯まる一番おすすめの方法となっています。
その他のクレカでチャージ可能なものは以下の通りです。
≪画像元:KDDI≫
Visa・JCBは一部のみ、Mastercard・アメックスは全てのカードでチャージ可能です。
クレカ側でポイントが付かない可能性もあるので、事前に確認してチャージしましょう。
国民年金をQRコード決済で支払う手順
au PAY・PayPay・d払いで国民年金を支払う方法を、アプリの種類ごとに画像付きで解説します。
au PAY
au PAYで国民年金を支払う際は、あらかじめクレジットカードなどで、納付する金額分残高にチャージしておきます。
au PAYアプリを立ち上げ、中央やや下の「請求書払い」→「バーコードを読み取る」とタップします。
「この内容で決済します」というメッセージが出たら金額を確認し、「支払い内容を確認しました」にチェックを入れて支払いを確定します。
以上で納付は終了です。
PayPay
PayPayではあと払いもできますが、請求書払いに使えるのはPayPay残高のみとなっています。
あらかじめ銀行などから、PayPay残高にチャージしておきましょう。
PayPayアプリ中央やや下の「請求書払い」→「請求書を読み取る」をタップします。
スマホを横にして、表示されているガイドに合わせてバーコードを読み取ってください。
読み取ったら金額を確認し、「今すぐ支払う」をタップすれば納付完了です。
なお、PayPayの請求書払いは手軽に払えるメリットがありますが、ポイント還元はされないため注意しましょう。
d払い
d払いも、請求書はd払い残高でしか支払えないため、あらかじめセブン銀行などでチャージしておきます。
d払いアプリを開き、下にスクロールした左側に出てくる「請求書払い」をタップします。
注意点などが表示されるので「始める」をタップし、請求書のバーコードを読み取ってください。
金額が表示されたら確認し、「支払う」をタップすれば完了です。
d払いの請求書払いも簡単に支払えるメリットがありますが、ポイント還元はありません。
QRコード決済で国民年金を支払う際の注意点
QRのコード決済で国民年金を支払う際は、領収証が出ない点に注意しましょう。
コンビニで支払った場合、受領印を押してもらい領収証として利用できますが、QRコード決済ではそういった手続きはありません。
支払った証明書が必要な場合、年金事務所に行って発行する必要があります。
手間がかかるため、紙の領収証が必要な人はQRコード決済で支払うのは控え、コンビニで支払うことをおすすめします。
年金をQRコード決済でお得に支払おう
QRコード決済を使えば、面倒な事前手続きは不要で、どこにいても簡単に国民年金を納付できます。
2023年3月中なら、au PAYを使って最大1.5%還元も可能です。
国民年金をいつも請求書で支払っている方は、ぜひご利用ください。(執筆者: 西本 衣里)
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