マイナポイント第2弾の対象となるマイナンバーカード申請は、2023年2月末で締切を迎えます。
3月に入ってからマイナンバーカードを申請した場合、カードは問題なく作成できますが、最大2万円分のマイナポイントがもらえなくなってしまいます。
これまで申請受付延長を繰り返してきましたが、いよいよこれでラストのようですので、まだ持っていない方は駆け込み申請をがんばりたいところです。
しかし、なかにはこんなふうに思っている方も多いのではありませんか。
「マイナンバーカードの申請手続きって、なんだか面倒くさそうだからもういいや」
「スマホの操作に自信がない」
「手続きスポットも近くにないし」
身近な家族が上記のように考えている場合でも、マイナンバーカードの発行申請をほかの家族が代わって行うことができれば、駆け込みで2月末に間に合います。
そこでこの記事では、マイナンバーカード未申請の家族の分を代わりに申請する方法についてご紹介します。
価格高騰しても電気代減に成功!節約主婦のリアルな電気料金と効果があった「節電7選」
基本は本人による申請!しかし申請は他の家族のスマホからでもOK
まずマイナンバーカードやマイナポイントの大前提として、
申請は本人が行うこと
となっています。
15歳未満の子供の申請を保護者が行うことは認められているのですが、15歳以上の家族の場合は原則として本人が手続きを行う必要があります。
ただし、
です。
家族が高齢の場合、スマホを持っていない場合やガラケーの場合もあるでしょう。
そんな状況を想定して、申請手続きは他の家族のスマホやパソコンからでも大丈夫だそうです。
ご自分の手続きに使ったスマホやアプリから、家族の分も申請してみましょう。ただし、原則本人が手続きですから、申請の操作をする際は横にいて確認を取りながら、必ず立ち会ってもらうようにしてください。
「個人番号カード交付申請書」を出してきてもらおう
まずは「個人番号カード交付申請書」を出してきてもらいましょう。
まだマイナンバーカードを持っていない方には、役所からたびたび送られてきている書類です。
個人番号カード交付申請書にはQRコードが印刷されており、読み取るとマイナンバーなど必要事項があらかじめ入力されている状態の、マイナンバーカード発行申請手続き画面にアクセスできます。
誤入力を防ぐ意味でも便利なので、ぜひ使用してください。
≪画像元:総務省≫
画面案内に従って必要事項を入力していくと、途中で顔写真のアップロードが求められます。
明るい室内で白い無地の壁を背景にして、正面を向いてもらい、その場で証明写真風の顔写真を撮りましょう。
写真のアップロードまでできたら、連絡先のメールアドレス登録を求められます。
このメールアドレスに、このあと「申請情報登録URLのご案内」が届き、記載されたURLからさらに生年月日などの必要事項の入力をしていく流れとなります。
- 「ここから先はできそう」と家族が思えるなら家族のアドレスでも良いですし、
- 自信がなければ自分のアドレスを入力して手続きを進めても差し支えありません。
必要事項を全て入力すると、マイナンバーカード発行申請手続きは完了です。
ここまでが2月末までに済んでいれば、マイナポイントの対象となります。
マイナンバーカードを取りに行く際は本人が行く必要あり
発行申請から1か月以内に役所から「カードができましたよ、取りに来てください」という通知書がハガキで届きます。
届いたら、本人が取りに行ってください。
取りにいった際には4桁の暗証番号など、いくつかの大切なパスワードを設定します。
これを失念すると大変なので、役所に同行できない場合は、正確に控えておくようアドバイスをしてあげてください。
寝たきりの場合など事情があって出向けない場合は、役所に相談してみると代理受取の手続きを教えてくれます。
マイナポイント申請は本人の端末からがおすすめ
マイナンバーカードが届いたら、どのキャッシュレス決済にするか、本人と相談して決めましょう。
このときキャッシュレス決済は本人名義のものに限ります。
このあとの利用シーンも考えると、マイナポイントの申請は本人の端末から行った方が良いでしょう。
ペイペイなどは、アプリからのマイナポイント申請方法を、かなりわかりやすく解説しています。
≪画像元:PayPay≫
ここまでマイナポイント申請をしてこなかった方は、スマホ操作への苦手意識も強いケースがあるので、横について手続きの操作を手伝ってあげるとスムーズにマイナポイントがもらえると思います。(執筆者:元地方テレビ局記者の主婦ライター 石田 彩子)
超PayPay祭はじまる! お得を逃さないチェックポイントや開催期間など紹介