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ねんきんネットの「アクセスキー」とは? 登録で得られるメリット5つもご紹介


ねんきん定期便などでお知らせされる「アクセスキー」とは、どのような役割を担っているのでしょうか。

マイナンバーよりも長い17桁の番号ではありますが、活用することで一定のメリットがあります。

今回はこの「アクセスキー」について解説します。

ねんきんネットのアクセスキーって どんなことに 使うタツ?

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アクセスキーの活用によるメリット

ご自身がインターネットを介して年金の情報を確認できる、「ねんきんネット」というサービスを利用するための登録に使用する番号です。

新規登録するにあたっては、

  • このアクセスキーと
  • 基礎年金番号、
  • パスワードの設定

が必要です。

登録後はユーザーIDが発行されますので、その後はユーザーIDとパスワードの入力をするだけで24時間いつでも年金記録の確認できるというメリットがあります。

ねんきんネットでできることはどんなことか?

ねんきんネットで確認

1. 年金見込み額の試算

今後の生活において、どの程度の年金を受給できるのか、知っておいて損はありません。

例えば夫婦で共に登録することでより、正確に見通しを立てることができるでしょう。

また、60歳定年後も再雇用となり、旧来よりも長く働く傾向になりつつある現代では

「年金を受け取りながら働き続けた場合の年金額」

も知っておきたい情報です。

特に再雇用後は定年前よりも給与賞与額が下がるのが一般的ですので、より家計の見通しを立てる意味でも意味のあることです。

2. 追納等可能月数

国民年金は、20歳から60歳までの間にどの程度保険料を納付(または免除等)できているかで年金額が決定します。

未納となっている期間や保険料の免除を受けた期間について、納付可能な月数だけでなく、納付月数を入力した後に年金額の試算も可能です。

また、納付する場合としない場合との見込み額を比較もできます。

老後の年金は、亡くなる月まで受給し続けるものですので、可能な限り高い額を受給し続けられることに越したことはありません。

3. 源泉徴収票や社会保険料控除証明書等の再交付申請

ねんきんネットに登録することで、画面上から再交付申請ができます

昨今はマイナンバーカードを持つことで、コンビニエンスストアでも印鑑登録証明書等を発行できるようになり、利便性が大きく改善されています。

年金についてもねんきんネットに登録することで、年金事務所に出向かなくても再交付の申請が可能になっています。

4. 持ち主不明記録の検索

現時点で持ち主が特定されていない記録を、検索できます。

注意点として、このサービスは現時点ではスマートフォン専用画面に対応していないため、パソコンからアクセスする必要があります。

また、このサービスは検索条件と一致する年金記録の有無を把握できることにとどまり、今後、別途手続きが必要となります。

5. 届出書作成

国民年金保険料免除・納付猶予申請書や国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書等が対応しており、基礎年金番号等の情報が自動的に反映されるだけでなく、一定のエラーチェック機能もついているために、手書きで作成するよりも時間的な節約が可能です。

その他の注意点

アクセスキーの有効期限は3か月です。

これを過ぎてしまうと番号が無効となり、手続きできませんので、早めに済ませておくことが有用です。

時間の節約にねんきんネットを活用しよう

年金事務所に行くことでより多くの情報を知ることもできますので、年金事務所に行くメリットも多くあります。

ただし、時期によっては予約がなかなか取れないということや、時間と体力的な問題もあり行くのが先延ばしになっているという相談も散見されます。

アクセスキーを用いて、ねんきんネットを活用することで多くの時間的な節約が可能になりますので、ぜひ参考になれば幸いです。(執筆者:社会保険労務士 蓑田 真吾)

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