先週は、月曜日が祝日で休みだったので、4営業日となりました。
米国では、FRBが金融引き締めを緩めてくるのではないかとの観測から、NYダウやナスダックは上昇し、その流れを受けて日経平均株価も上昇してきました。
週半ばには、中国のビザ問題があり、中国関連銘柄へのダメージを見極めとなりました。
そして週後半には、米CPIの結果を受けて、米国主要指数は上昇へ。
しかし、円高が進行した為、日経平均株価は大きく下げるという、米国とは逆行した株価の値動きとなっています。
日銀の金融政策に修正があるかもしれないとの思惑で、週明け月曜日の株価も為替も動きそうです。
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チャート分析
チャートを細かく見ていきましょう。
日足の移動平均線
5日線は、上向きに推移しています。株価は5日線から上に乖離していましたが、金曜日に5日線に触れて終えています。
25日線は、12月30日に75日線とデットクロスしてから、下向きに推移しています。
75日線は、下向きに推移しています。
並び順は、引き続き75日25日5日の並び順で、安定下降となっています。
機関投資家や海外の投資家が意識している200日線は、横ばいといったところでしょうか。
週前半はわずかに上向きでしたが、後半には下向きとしました。
2万7274円処を推移しています。
トレンドライン
上値として意識されていた直近12月27日28日の窓を今週埋めてきました。
金曜日には1月6日と10日に空けた窓を埋めるかというところまで下げましたが、窓埋めまで56円足りず、今後はこの窓埋め2万6034円が意識されるところです。
下で意識されるのは1月4日の安値ラインで、昨年から意識されていたBOX下限ですので、この下限を割るのか、それともレンジの中で行ったり来たりとするのか、非常に重要なライン付近を推移しています。
上としては、2万6500円処の節目、抵抗線を突破していくかどうかに注目です。
一目均衡表
かわらず雲の下を推移していて、株価は雲からも乖離したままの水準です。
次回の1月27日の雲のねじれで反転となるのか、意識されるところです。
基準線と転換線は横向きで、基準線の下に転換線があり、下降を示しています。
この2本のラインが乖離しているので、しばらくトレンド転換には時間がかかりそうです。
遅行線は下向きで、下には空白があり、下げる余地がまだありますが、10営業日以降に日々線とぶつかる可能性があるので、今月末の遅行線の推移に注目です。
ボリンジャーバンド
バンドが全て下向きで、株価は-1σを超えてきましたが、TPラインにはたどり着けず、下降トレンド継続中です。
バンドがいつ収縮してくるのか見ていきましょう。
スローストキャスト
売られすぎゾーンを脱して、いよいよ上昇局面でしたが、買われすぎゾーン手前で金曜日に失速し、ここからどちらの方向へ進むのかに注目です。
MACD
0ラインの下を推移し、下降トレンド継続中です。
MACDとシグナルがクロスし、株価は上昇してきました。
ヒストグラムも好転となっていますが、金曜日には下げてきていますので、陰転に注意していきましょう。
次回の新月は1月22日、満月は2月6日です。
現在水星逆行期間中です。
期間は、2022年12月29日から2023年1月18日です。
次回の水星逆行期間は、4月21日から5月14日です。
総合判断
11日からパラボリックが好転に転じていて、
という雰囲気で、下降から横ばいの展開かと思われたところ、今週の日銀政策決定会合での行方を確認するために様子見ムードが漂い、利益確定売りに押されての週末入り。
16日月曜日も日経平均株価は下げて始まる公算ですので、昨年から続いているBOX相場のBOX下限を割ることなく推移できるのか、17日・18日のイベント日銀政策決定会合での発表にはじゅうぶんに注意していきましょう。(執筆者:AFP、FP2級 城 晶子)
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