お年玉付き年賀はがきは2023年1月15日に当選発表があり、1番当たりやすいのは下2桁で3等の「切手シート」です。
ですが切手シートは当選した時はうれしくても、
「使い道がなくて翌年に持ち越してしまった」
という人もいるかと思います。
切手シートは手紙に使う以外にも、使い道がたくさんあります。
せっかく当選した切手シートを無駄にしない、有効な使い道を4つほど紹介します。
お年玉切手シートとはどんなもの?
お年玉切手シートは、シールタイプの切手です。
ハガキ用の63円切手と封書用の84円切手が1枚の台紙にまとまっており、はがして郵便物に貼り付けて使います。
毎年その年の干支にちなんだイラストの切手が配布され、今年はうさぎがデザインされたシンプルでかわいらしいデザインとなっています。
≪画像元:日本郵便≫
1月15日に発表されるお年玉付き年賀はがきの当選番号を確認し、当選したらその年賀ハガキを郵便局に持っていけば、切手シートがもらえます。
この時に、当選番号の部分を切り取ってしまうと無効になってしまうため、切り取らずにそのまま持っていき、職員さんに当たったことを伝えてください。
当選ハガキもしっかり返却されるので、大切な人から届いた年賀状を回収される心配はありません。
新年の挨拶として出す年賀状で、切手が147円分も当選するのはかなりお得だと言えるでしょう。
お年玉切手シートの使い道4選
年賀はがきで当選した切手シートは手紙などを出す時に使えますが、それ以外にも使い道があります。
ふだん手紙を出さない人は、ぜひ今から紹介する使い道を参考にしてください。
1. ゆうパックやゆうパケットの料金を支払う
ゆうパックやゆうパケットの送料は、現金の他に切手でも支払えます。
念のため筆者が郵便局に確認したところ、ゆうパックやゆうパケットの料金は切手シートでも支払いが可能との返答でした。
切手シートを使った不足分は現金で支払うこともできます。
なお、切手が使えるのはゆうパックやゆうパケットなどの配達料金です。
レターパックの場合は切手で購入はできず、42円の手数料を支払って交換する形となります。
2. 懸賞はがきに使う
懸賞が好きな人は、懸賞ハガキに使うのがおすすめです。
商品に応募ハガキが付属しているものや、専用ハガキをネットから印刷するタイプは、切手を自分で用意する必要があります。
その際に切手シートを使えば、切手代が節約できます。
通常の切手とは違う華やかなデザインで、審査員の目に止まりやすくなる可能性もあるでしょう。
ただし台紙に応募シールをたくさん貼り付けるなどで重さが増した場合、一定の重量を超えると切手シートでは料金が足りないことがあります。
その場合は切手シートを貼り付け、郵便局で差額を支払えば発送してもらえます。
3. 金券ショップで換金する
「切手は使わないから現金にしたい」という人は、金券ショップで換金する方法もあります。
プレミアのついた切手シートなら高額になることもありますが、近代の新しいものでも、店舗によっては7割程度で買い取ってもらえるようです。
全額で換金できないのは残念な気もしますが、偶然当選した切手シートが百円程度にでもなるなら文句はないでしょう。
4. ボランティア団体に寄付する
未使用切手は、ボランティア団体に寄付もできます。
寄付したい団体が見つからない場合、NPO・NGOなどの団体を支援しているサイトを利用するのもおすすめです。
≪画像元:ホンカウ≫
ありがとうブックでは支援したい団体を選び、切手シートを送ると、買取金額を団体に寄付してもらえます。
物価高で生活が苦しくなる中、現金で寄付するのはなかなか大変ですが、切手シートなら気軽に人助けができるでしょう。
このように切手シートはさまざまな使い方ができます。
当選しても「たった数百円の切手」と思わず、有効活用がおすすめです。(執筆者: 西本 衣里)
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