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【100均】雪国在住の筆者おすすめ 持っておくと心強い「雪対策グッズ」5選


冬の到来とともに、雪のトラブルや事故のニュースが聞こえてくるようになりました。

日頃から雪が多い地域だけでなく、普段あまり降雪がない地域でも急に雪が積もることがありますので、予想外の天気に備えて、お金を掛けずにできる備えをしておきましょう。

今回は、100均で購入することができる雪対策グッズを紹介します。

使用する期間が限定的なので、あまり費用を掛けずに対策できるのはありがたいです。

持っておくと心強い雪対策グッズ5選

※価格は全て税込みです。

ダイソーとセリアでみつけた 「暖房費節約」に使える100均グッズ9つ

【雪かき用スコップ】

雪かき用スコップ

いろんなタイプの雪かき用スコップ

ご存じの方はまだ少ないですが、ダイソーでは雪かき用スコップを販売しています。(ダイソーでの商品名は「雪スコップ」)

さすがに価格は100円ではなく550円と高価格ではありますが、意外にもスコップ部分は固く、作りはしっかりしています。

スコップの受け口は小さいので、メイン使いには物足りないですが、お子様が手伝いに使ったり、車に積んでおいて、タイヤ周りに使うくらいの用途であれば十分です。

雪の多い地域にお住まいの方であれば、氷を砕くことができる金属製スコップを常備している方が多いと思いますが、金属製はとても重く、女性やお子様には扱いづらいです。

限られたスペースを軽く雪寄せする程度であれば、プラスチック製でも問題ないでしょう。

商品説明欄には、氷などの硬くて重いものには使えないので、硬くなる前の新雪に使用するように、とあります。

サイズは最短76㎝、最長96.5㎝まで調節可能です。

受け口の広いワイドサイズ(伸縮不可、550円)もあるので、収納と効率、重視する用途に合わせて選んでみてください。

受け口の広いワイドサイズ

市販品は1,500〜2,000円程度しますので「大きいものではなく小さいスコップがあればいい」という方は、ダイソーの雪スコップを試してみてください。

【融雪剤】

融雪剤

100均でも融雪剤を販売しています。

市販品は大容量が多いですが、100均は小分けパックで保管も容易なので使いやすいですね。

融雪剤は塩化カルシウムや塩化マグネシウムなどの塩分が含まれているので、車に付着しないように注意しましょう。(車の下回りに付くと金属がサビやすくなります

また、塩分には除草効果があるので、花壇や樹木の近くでの使用も避けましょう

水に触れると発熱するので、散布時には必ず手袋をし、スコップなどを使って直接肌に触れないように散布してください。

陽が当たりづらくて凍りやすい部分に事前に撒いておくことで、滑って転倒するケガを未然に防ぐことができます。

高齢の方が住むお宅や、雪寄せの頻度を少しでも減らしたい方にオススメです。

市販品は500g500〜1,000円程度に対し、ダイソーは500g入り110円です。

ネットなどで大容量を購入すると、25㎏2500円程度と100均より安く購入することができますが、大きくて重いので一般家庭よりも業務用に適しています。

家庭での使用であれば、100均の融雪剤から試してみましょう。

【シューズトレー(靴用トレー)】

シューズトレー

冬の雪道運転に地味に役立つのが「シューズトレー」です。

雪道は真っ白な新雪とは限りません。

道路や側溝、地面の土が混ざって泥状になったり、茶色い水滴が靴裏に付いたりします。

そんな状態で車に乗り込むと、大切な車のマットがあっという間に茶色く汚れてしまうので要注意です。

車のマットはあまり頻繁に洗うことができないので、できるだけ汚れないよう綺麗に使いたいですよね。

そんな時は「シューズトレー」を使って、汚れた履物を載せるスペースを用意しておきましょう。

汚れがマットに移ることなくトレーの中に留まるので、さっと拭いたり水で流すだけで車内を綺麗に保てます。

もちろん、シューズトレーは車だけでなく家でも使えるので、玄関のシューズクローゼットで使うことで靴の整理整頓にも役立ちます。

雪道はブーツや長靴のほうが歩きやすいですが、車の運転はアクセル・ブレーキの感覚が分かりづらくなるので、車内に運転用の靴を別に用意している方も多いでしょう。

靴を収納できるトレーが座席下に備えつけられている車もありますが、高さのあるブーツや長靴には対応できない場合が多いです。

靴トレーを用意して靴の定位置を作ることで、運転中に転がったり、マットが汚れるのを防ぐことができます。

市販品は500円程度しますが、100均なら1枚110円で購入することができます。

綺麗を維持&掃除を楽に済ませることができるように活用してみてください。

【車用スノーブラシ・霜取りスクレーパー】

車用スノーブラシ

車についた雪を払うのに使える「スノーブラシ」「霜取りスクレーパー」も100均で販売しています。

正直、スノーブラシのブラシ部分はそこまで固くないですし、毛の密度もそこそこです。

氷を砕く部分もあまり厚くはないので、毎日ガシガシ使う雪国在住の方には数倍高くてもより頑丈な市販品をオススメしたいところです。

しかし、「うっすら雪が積もる程度」でそこまで雪が多くない地域であれば、手袋を濡らさずに車の雪を綺麗に払うことができるので、車に積んでおくと便利なグッズです。

スクレーパーは市販品とそこまで大きな違いはないので、100均でも問題ないでしょう。

市販の車用ブラシは800〜2,000円、スクレーパーは600〜2,000円程度します。

ダイソーならブラシが220円、スクレーパーは110円で購入することができるので、手軽に使うことができますね。

【霜取りスプレー】

ダイソーでは「解氷霜取りスプレー」が330円で販売されています。

急いでいる日に限って、車のフロントガラスに氷がびっしり張ってしまい、車の雪はすぐ落とせても、フロントガラスの氷が全く解けずに暖房が効くまで5~10分出発時間が延びてしまう、ということが雪国ではよくあります。

急いでいるときの5分はとんでもなく長く感じます。

1分1秒でも早く出発したいと焦ってしまいがちですが、冬道の焦りは事故に直結します。

余計な時間のロスはしないよう、しっかり対策しておきましょう。

フロントガラスの氷を素早く解かすことができる「霜取りスプレー」。

マイナス40度対応で、スプレーしたところから面白いように氷が解けていきます。

分厚い雪には使えませんが、ある程度雪を払った後、氷が張ってしまった窓ガラスにスプレーして使うことで、薄い氷なら暖房を待つより早く氷を解かすことができます。

部分的にでも薄い氷から解かすことができれば、スクレーパーなどと合わせ使いすることで氷を剝がしやすくなるので、持っておくと出発までの時間を短縮することができます。

毎日使うというよりは、困ったときのために常備しておくと役立つグッズです。

雪の多い地域では車の扉が凍って開きにくくなることもあるので、車の中ではなく玄関に置いておいてもいいでしょう。

市販品は350〜1,500円程度するので、ダイソーの解氷霜取りスプレーは330円と安くてお得です。

降雪量がそこまで多くない地域であれば十分使えます

100均で雪用グッズを初めて見たとき「果たして本当に使えるのだろうか?」と雪国在住の筆者は疑いの目で見てしまいましたが、触ってみると意外としっかりしている商品もあって驚きました。

全てのグッズが手放しでオススメ!というわけではありませんが、降雪量がそこまで多くない地域であれば十分使えるグッズが豊富に揃っています。

費用をなるべく削減するため、100均の雪対策グッズも適宜活用してみてください。(執筆者:栄養士 山城 奈々)

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