早いもので、2022年もそろそろ終わりに近付き、2023年という新しい年を迎えようとしています。
2023年の運気をアップさせるためには、あらかじめ吉日や凶日のチェックをして、幸運をしっかり手にすることが重要。
今回は2023年一年分の吉日と凶日、さらにその月ごとの注目ポイントをご紹介していきます。
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一粒万倍日
最初は一粒の小さな籾であっても、そのうちに万倍にも実り、豊かな稲穂に成長するという意味がある「一粒万倍日」。
大きく成長させたい、増やしたい、実りある将来を目指したいという願いに効果が得られるとされる吉日です。
一粒万倍日は一か月に4～6回訪れる比較的数の多い吉日で、寅の日や巳の日、天赦日などのほかの吉日と重なると相乗効果で運気がパワーアップするといわれています。
一粒万倍日に向いていること
- 財布の新調や購入
- 宝くじの購入
- 銀行口座の開設
- 投資や出資、貯金
- 開業や起業
- 引っ越しや移転
- 結婚
- 仕事始め
- 納車
- 種まき
一粒万倍日に向いていないこと
- 借金
- ローン契約
- 人から物を借りる
一粒万倍日は自分にとって都合の良いことだけではなく、借金やローンといった都合の悪いことも増やしてしまう可能性があります。
「苦労の種を増やす」という面も持っているので、「物を借りる」場合は一粒万倍日を避けた方がいいいでしょう。
寅の日
黄金色の体を持つトラは金運の象徴といわれており、「寅の日」は金運招来日という別名もある吉日です。
トラは一瞬で「千里を往って、千里を還る」と伝えられており、「出て行ったものが、すぐに戻って来る」という意味があることから、出したお金がすぐに戻って来るともいわれています。
また旅行や漁の出発日を寅の日にすると、無事に帰って来られるとも伝えられています。
寅の日に向いていること
- 財布の新調や購入
- 宝くじの購入
- 銀行口座の開設
- 投資や出資、貯金
- 買い物
- 旅行
- 初漁
寅の日に向いていないこと
寅の日には「すぐに戻って来る」という力があることから、避けた方が良いとされています。
- 結婚：すぐに実家に戻って来る → 離婚
- 葬儀：亡くなった人が戻って来てしまう → 成仏できない
巳の日/己巳の日
金運財運や芸事の神様として有名な弁財天。その弁財天に遣えるヘビ（巳）に、願い事を届けてもらえるといわれる吉日が「巳の日」です。
巳の日は12日に一度巡って来ますが、60日に一度しか巡って来ない「己巳の日」はさらに縁起が良い日とされ、弁財天が祀られている神社では祭礼や縁日が行われます。
また巳の日や己巳の日に、銭洗い弁天や銭洗い所でお金を洗って財布に入れておくと、金運や財運に恵まれると伝えられています。
巳の日/己巳の日に向いていること
- 銭洗い弁天や銭洗い所での銭洗い
- 財布の新調や購入
- 宝くじの購入
- 銀行口座の開設
- 投資や出資、貯金
- 開業や起業
- 芸事始め
巳の日/己巳の日に向いていないこと
- お見合い、結納、入籍、結婚式
- 男女一緒の参拝
七福神の中で唯一の女神である弁財天は、嫉妬深い神様としても知られています。
お見合いや結納、入籍といった結婚に関するイベントや、男女一緒の参拝も弁財天を怒らせてしまう可能性があるので気を付けましょう。
不成就日
金運財運に関することはもちろんですが結婚や引っ越し、旅行などといった様々なイベントまで、ありとあらゆることが成就しないとされています。
また、一粒万倍日や寅の日、巳の日/己巳の日などの吉日と重なると、その効果を大きく減らしてしまう力を持っているため、吉日だけではなく凶日もチェックすることを忘れないように気を付けましょう。
天赦日
「すべての神が天に昇り、天が万物の罪を赦す日」と伝えている「天赦日」。
金運財運に関することから結婚や旅行など、あらゆることが吉とされる最高の吉日といわれています。
ほかの吉日は不成就日と重なるとその効果が減らされてしまいますが、天赦日は不成就日の影響を受けないという説もあります。
年に5～6回しか訪れない貴重な吉日のため、見逃さないよう注意することが大切です。
2023年1月の吉日・凶日
5日（木）：一粒万倍日 不成就日
6日（金）：一粒万倍日 天赦日
8日（日）：寅の日
9日（月・祝）：一粒万倍日
11日（水）：己巳の日
13日（金）：不成就日
18日（水）：一粒万倍日
20日（金）：寅の日
21日（土）：一粒万倍日 不成就日
23日（月）：巳の日
24日（火）：不成就日
30日（月）：一粒万倍日
2023年1月は天赦日と己巳の日が訪れるラッキーな1か月。
天赦日が訪れる6日（金）は一粒万倍日と重なっているため、相乗効果で運気もさらにアップしそうです。
金運財運に関することはもちろんですが、仕事始めや起業・開業の日としてスケジュールを組むのもオススメ。
とにかくこの日を見逃さないよう気を付けておきましょう。
11日（水）は60日に一度巡って来る己巳の日。
この日に銭洗い弁天や銭洗い所でお金を洗って財布に入れておくと、金運財運に恵まれるといわれています。
年末年始の出費で財布の中身が寂しくなってしまったという方にもオススメです。
2023年2月の吉日・凶日
1日（水）：寅の日 不成就日
2日（木）：一粒万倍日
4日（土）：巳の日
5日（日）：一粒万倍日
9日（木）：不成就日
12日（日）：一粒万倍日
13日（月）：寅の日
16日（木）：巳の日
17日（金）：一粒万倍日 不成就日
21日（火）：不成就日
24日（金）：一粒万倍日
25日（土）：寅の日
28日（火）：巳の日
2023年2月は、金運招来日という別名をもつ寅の日が3回訪れる月。
ではあるのですが、1日（水）の寅の日は不成就日と重なってしまっているため、その効果は十分に得られそうにありません。
また17日（金）の一粒万倍日も不成就日と重なっているため、この日も残念ながら運気が良い日になりそうにありません。
それでも3回巡って来る巳の日の効果はしっかり得られそうですし、4日（土）と5日（日）は巳の日と一粒万倍日が続く嬉しい週末。
この2日間をできるだけ有効に活かせるようなスケジュールを組むといいでしょう。
2023年3月の吉日・凶日
1日（水）：一粒万倍日 不成就日
9日（木）：一粒万倍日 寅の日 不成就日
12日（日）：己巳の日
16日（木）：一粒万倍日
17日（金）：不成就日
21日（火・祝）：一粒万倍日 寅の日 天赦日
23日（木）：不成就日
24日（金）：巳の日
28日（火）：一粒万倍日
31日（金）：不成就日
2023年3月は、年間を通して見てもめったにない組み合わせの幸運日が巡って来ます。
21日（火・祝）
一粒万倍日に寅の日、さらにさらに天赦日まで重なるという奇跡のような一日。
しかも祝日なのでイベントや買い物、年度末ということで引っ越しなどもオススメ。
とにかく何をしても吉となる日なので、この日を絶対に見逃さないようスケジュールも早めに調整をしておくようにしましょう。
また12日（日）には己巳の日が巡って来るので、何かとお金が出ていく年度末・年度始めだからこそ、金運財運を呼び込むために銭洗いに行ってみることをオススメします。
2023年4月の吉日・凶日
2日（日）：一粒万倍日 寅の日
5日（水）：巳の日
8日（土）：不成就日
12日（水）：一粒万倍日
14日（金）：寅の日
15日（土）：一粒万倍日
16日（日）：不成就日
17日（月）：巳の日
20日（木）：不成就日
24日（月）：一粒万倍日
26日（水）：寅の日
27日（木）：一粒万倍日
28日（金）：不成就日
29日（土・祝）：巳の日
2023年4月は、天赦日とか己巳の日といった貴重な吉日は巡って来ないものの、吉日の効果をしっかり得られる1ヶ月となりそうです。
今月、不成就日は4回訪れますが、吉日と重なる日が1回もありません。
一粒万倍日が5回、寅の日と巳の日が3回ずつと吉日が多い1ヶ月ではありますが、不成就日と一度も重ならないのはかなり珍しいといっていいでしょう。
また年度始め最初の日曜日となる2日（日）は、一粒万倍日と寅の日が重なるダブル吉日。
こちらも有効に利用できるよう、事前にスケジュールを立てておくようにしましょう。
2023年5月の吉日・凶日
6日（土）：不成就日
8日（月）：寅の日
9日（火）：一粒万倍日
10日（水）：一粒万倍日
11日（木）：己巳の日
14日（日）：不成就日
20日（土）：寅の日
21日（日）：一粒万倍日
22日（月）：一粒万倍日
23日（火）：巳の日 不成就日
31日（水）：不成就日
2023年5月は、一粒万倍日が少なめの1ヶ月。普通はだいたい月に5～6回と、わりと多く訪れる吉日として知られている一粒万倍日ですが、今月は4回と少なめになっています。
・ 20日（土）の寅の日～21日（日）と22日（月）の一粒万倍日までの3日間
・ 9日（火）と10日（水）の一粒万倍日～11日（木）の己巳の日までの3日間
吉日が3日間連続して訪れる日程が2回もあるので、スケジュールは組みやすくなるかもしれません。
ゴールデンウィークで出費した分を取り戻すチャンスになる可能性もあるので、これらの吉日を上手に使えるよう心がけましょう。
2023年6月の吉日・凶日
1日（木）：寅の日
2日（金）：一粒万倍日
3日（土）：一粒万倍日
4日（日）：巳の日
5日（月）：天赦日
8日（木）：不成就日
13日（火）：寅の日
16日（金）：一粒万倍日 巳の日 不成就日
17日（土）：一粒万倍日
22日（木）：不成就日
25日（日）：寅の日
28日（水）：一粒万倍日 巳の日
29日（木）：一粒万倍日
30日（金）：不成就日
2023年6月の注目は、やはり5日（月）の天赦日。
しかも1日（木）の寅の日から始まり、5日（月）の天赦日まで5連続吉日という日程！
月の最初ということもあるので、見落としてしまうことがないよう、早めにスケジュールを組んでおきましょう。
16日（金）は一粒万倍日と巳の日が重なっているダブル吉日でありながら、不成就日まで重なるという残念な一日。
28日（水）に再び一粒万倍日と巳の日が重なり、この日は不成就日ではないため、しっかりとダブル吉日の効果を得ることができそうです。
2023年7月の吉日・凶日
7日（金）：寅の日
8日（土）：不成就日
10日（月）：己巳の日
11日（火）：一粒万倍日
14日（金）：一粒万倍日
16日（日）：不成就日
19日（水）：寅の日
22日（土）：巳の日
23日（日）：一粒万倍日 不成就日
26日（水）：一粒万倍日
31日（月）：寅の日 不成就日
2023年7月は、5月と同様に一粒万倍日が4回だけという寂しい1か月。
しかも、そのうちの一日は不成就日と重なってしまっているため、一粒万倍日の効果が得られる日は3日間だけとなっています。
寅の日は3回巡って来るのですが、そのうちの1回がやはり不成就日と重なってしまっているため、効果が期待できる日は2日間のみ。
しかし10日（月）は60日に一度の己巳の日が巡って来るため、この日を絶対に見逃さないよう気を付けておくことが大切です。
2023年8月の吉日・凶日
3日（木）：巳の日
4日（金）：一粒万倍日 天赦日
7日（月）：一粒万倍日
8日（火）：不成就日
10日（木）：一粒万倍日
12日（土）：寅の日
15日（火）：巳の日
17日（木）：一粒万倍日
18日（金）：天赦日 不成就日
22日（火）：一粒万倍日
24日（木）：寅の日
26日（土）：不成就日
27日（日）：巳の日
29日（火）：一粒万倍日
2023年8月は、天赦日が2回も訪れる非常に珍しい1か月。
しかも4日（金）は、一粒万倍日と天赦日が重なるかなりラッキーな一日となっています。
一方で18日（金）の天赦日は不成就日と重なってしまっています。
ほかの吉日の場合は、不成就日と重なるとその効果が減ってしまうといわれていますが、最高の吉日とされる天赦日は不成就日の影響は受けないとも伝えられています。
しかし、「全く影響がないとはいえない」という意見もあることから、できるだけ4日（金）の天赦日を優先させる方がいいでしょう。
さらに今月は一粒万倍日が6回、巳の日が3回も訪れるので、運気の強い1か月になりそうです。
2023年9月の吉日・凶日
3日（日）：一粒万倍日 不成就日
5日（火）：寅の日
8日（金）：己巳の日
11日（月）：一粒万倍日 不成就日
16日（土）：不成就日
17日（日）：寅の日
18日（月・祝）：一粒万倍日
20日（水）：巳の日
23日（土・祝）：一粒万倍日
24日（日）：不成就日
29日（金）：寅の日
30日（土）：一粒万倍日
2023年9月は、5回訪れる一粒万倍日のうち3日（日）と11日（月）の2日間が不成就日と重なるという残念な日程。
残りの3回は、18日（月・祝）と23日（土・祝）の祝日2日間と30日（土）に重なるため、休日の一粒万倍日として利用できる日程となっています。
8日（金）は60日に一度の己巳の日、月末の29日（金）と30日（土）は寅の日と一粒万倍日が続くので、こちらも見逃さないよう気を付けましょう。
2023年10月の吉日・凶日
2日（月）：巳の日 不成就日
5日（木）：一粒万倍日
10日（火）：不成就日
11日（水）：寅の日
14日（土）：巳の日
15日（日）：一粒万倍日 不成就日
17日（火）：天赦日
18日（水）：一粒万倍日
23日（月）：寅の日 不成就日
26日（木）：巳の日
27日（金）：一粒万倍日
30日（月）：一粒万倍日
31日（火）：不成就日
2023年10月の注目は17日（火）の天赦日。
2023年最後の天赦日となっているため、見逃すことのないようくれぐれもご注意ください。
今月は一粒万倍日が5回、寅の日が2回、巳の日が3回訪れるのですが、残念なことにそれぞれ1回ずつ不成就日と重なってしまっています。
ポイントとなるのは17日（火）の天赦日と18日（水）の一粒万倍日の連続吉日。
給料日直後（給料日が25日の方の場合）となる26日（木）の巳の日と27日（金）の一粒万倍日の連続吉日。
ここを上手に利用できると、不成就日と重なってしまった吉日の分の運気をグッと引き寄せられるかもしれません。
2023年11月の吉日・凶日
4日（土）：寅の日
7日（火）：己巳の日
8日（水）：不成就日
11日（土）：一粒万倍日
12日（日）：一粒万倍日
16日（木）：寅の日 不成就日
19日（日）：巳の日
23日（木・祝）：一粒万倍日
24日（金）：一粒万倍日 不成就日
28日（火）：寅の日
2023年11月は不成就日が3回という珍しい月。
そのうち2回が寅の日と一粒万倍日に重なっているため、不成就日の数は少ないのに「もったいない気分」にさせられる1か月となっています。
一粒万倍日は4回訪れますが、2日間連続が2回という日程。11日（土）と12日（日）の週末と、23日（木・祝）と24日（金）というどちらも休日絡みとなっています。
24日（金）は不成就日と重なっているため、前半の2連続の一粒万倍日の方が利用しやすいかもしれません。
忘れてはいけないのが7日（火）の己巳の日。
今回が2023年最後の己巳の日なので、大きくなりがちな年末年始の出費に向け、銭洗いなどで金運財運をしっかり引き寄せておきましょう。
2023年12月の吉日・凶日
1日（金）：巳の日
2日（土）：不成就日
5日（火）：一粒万倍日
6日（水）：一粒万倍日
7日（木）：一粒万倍日
8日（金）：一粒万倍日
10日（日）：寅の日 不成就日
13日（水）：巳の日
17日（日）：不成就日
19日（火）：一粒万倍日
20日（水）：一粒万倍日
22日（金）：寅の日
25日（月）：巳の日 不成就日
31日（日）：一粒万倍日
2023年12月の注目は、7回も訪れる一粒万倍日。しかも、5日（火）～8日（金）の4日間連続という驚きの日程となっています。
年末ジャンボ宝くじの購入には、ぜひこの期間をオススメします。
不成就日は4回と少ないですが、そのうち2回が寅の日と巳の日に重なってしまっています。
クリスマス当日は巳の日＋不成就日ですが、大晦日の31日（日）は一粒万倍日。
「終わり良ければすべて良し」というように、年の最後が吉日で締めくくられると、明るい気持ちで新しい年を迎えられます。
忙しさに加え、出費が多くなりがちな年末年始だからこそ、吉日・凶日をしっかりチェックしてスケジュールを組み立てていきましょう。
2023年の運をできるだけたくさん引き寄せるためには、吉日や凶日をチェックしておくことも重要。
事前に確認しながら予定を組むことで、金運や財運、仕事や学業にプラスアルファの幸せを得ることに繋がる可能性も高まります。（執筆者：FP2級 藤 なつき）
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