今年は厳しい寒さと節電の冬になりそうです。
受験生がいる家庭では電気代を気にしつつも風邪をひかせないように暖房を使っているのではないでしょうか。
今回は、ダイソーでみつけた電気代節約に使えるグッズを紹介します。
頭寒足熱「ひょうたんキルトのレッグウォーマー」330円(税込み)
頭寒足熱とは、昔ながらの健康法で「冷えやすい足はあたためて、熱くなりやすい頭は冷やした方がいい」という意味です。
まさに受験生のためにあるような言葉です。
筆者は、デスクに座って仕事をしていますが、冬は1時間くらい仕事をすると足からジンジンと冷えてきます。
例年は、こたつに移動して仕事を続けるのですが、今年は節電を心がけ、できるだけこたつは使わないようにしようと思っています。
ダイソーには、たくさんのレッグウォーマーがあります。
中でも「ひょうたんキルトのレッグウォーマー」は「今まで、なぜなかったの? 」と思うくらい優秀です。
足首側にゴムが入っているため、レッグウォーマーによくある「足の裏までズレ落ちる」ということがありません。
さらに全体が細目のため、ズボンの外側に出すとほどよいフィット感があります。
足の細い人ならば余裕があるのかもしれませんが、筆者の足にはきつすぎず緩すぎないフィット感です。
ちなみに男性の足には入りませんでした。
筆者独自の使い方は、かかとまでかぶせることです。
座っているときには、かかとまでかぶせることで冷えのツボである「三陰交(さんいんこう)」を温めることができます。
今年は大手メーカーがこぞってレッグウォーマーを発売しています。
テレビコマーシャルされているものは2,000円近くするものが多いです。
ダイソーの330円の「ひょうたんキルトのレッグウォーマー」はダイソーの中では高額商品ですが、筆者は追加購入を考えているほど今年の節約ヒット商品です。
保温してほこりも防ぐ「シリコンコップカバー」110円(税込み)
筆者はコーヒーを飲みながら仕事をします。
受験生も温かい飲み物を机の傍らに置いているのではないでしょうか。
しかし、マグカップに注いだ飲み物をそのまま置いておくと、表面にほこりが浮きます。
光の方向によっては「!?」と思うほど見えることがあり、淹れなおすこともよくあります。
コーヒーを無駄にするだけでなく、ガス代もコーヒー豆代も余計に使うことになります。
ダイソーには、シリコンコップカバーがあります。
見た目は「100均に売ってそう」です。
よく言えばシンプルですが、悪く言えば原価が安そうに見えます。
しかし「シリコンコップカバー」は見た目と使い勝手のギャップに驚かされます。
カバーの素材は、見た目よりもやわらかく、柔軟性があります。
カップにのせて突起を押すと空気が抜けて、カバーがコップにはりつくのです。
そっとカップを持ち上げてみると、カップは浮き上がりました。
それだけ密封する力が強く保温効果を期待できます。
そして、カバーに書かれている言葉が受験生にピッタリです。
英語で「DON’T BE afraid to fail(失敗を恐れないで)」と書いてあります。
さらに「あなたと過ごす瞬間は私の一番幸せな瞬間」と続いています。
受験が近くなると、誰でも失敗が恐くなります。
「たとえ失敗したとしても、あなたと過ごせることが一番幸せなこと」というメッセージをさりげなく受験生に贈ることができます。
糖分の補給に「ミルメーク8袋入り」110円(税込み)
ミルメークという商品を知っていますか。
小学校の給食で出されていた「牛乳に入れる粉末」です。
筆者は飲んだことがありませんでしたが、給食をテーマにしたドラマで取り上げられ、気になっていた商品です。
それがダイソーにありました。コーヒー味やココア味、いちご味やキャラメル味などさまざまな味があります。
どれも8袋入りで110円なので1杯あたり約14円です。
最寄りのスーパーでは、スティック状のカフェオレが27袋入り538円で売っていました。1杯あたり約20円になります。
「ミルメーク」は、受験生を体の中から温めてくれます。
勉強をしていると糖分が欲しくなります。しかし、夜にコーヒーを飲んでしまうと眠れなくなってしまいます。
「ミルメーク」は、牛乳に溶かすと甘いコーヒー風味の牛乳になります。
ホットミルクは、心も体も温まりますが、そのままの牛乳が苦手な人も多いのではないでしょうか。
「ミルメーク」を入れることで、飲みやすいホットミルクになります。
体も心も上手に温めて
電気代やガス代は、まだまだ値上がりするかもしれません。
節電に備えてカイロや湯たんぽを購入する方法もありますが、初期投資にお金をかけてしまうと元を取るまでに時間がかかります。
エアコンの暖房機能は、およそ5時間で電気代が100円かかるといわれています。
ダイソーの商品は、高いもので330円です。約15時間使えば元が取れます。
受験生の冬は体調管理が大切です。体も心も上手に温めながら春を待ってみてはいかがでしょうか。(執筆者:美大卒 式部 順子)
ダイソーとセリアでみつけた 「暖房費節約」に使える100均グッズ9つ