作りすぎてしまった料理を飽きずに食べるには、残り物リメイクがおすすめです。
多めに作って残り物をリメイクすれば、献立を考える手間も省けます。
今回は、作りすぎたときや時短&節約したい人におすすめの、残り物リメイクメニューを紹介します。
残り物リメイクの注意点にも触れるため、ぜひ参考にしてください。
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多めに作ってリメイクするメリットは3つ
あえて多めに作ってリメイクするメリットは、次の3つです。
- 献立を考える手間が省ける
- 食材のまとめ買いがしやすくなる
- 調理時間を短縮できる
1週間分の献立を考えるとなると、メニューを7日分考えなければなりません。
残り物リメイクする場合は、メインを3~4つ考えて多めに作り、翌日はリメイクするだけなので献立を考える手間が省けます。
1週間分の食材のまとめ買いもしやすくなり、何より調理時間が短くなるので家事がスムーズです。
用事が立て込んでいる週は、残り物リメイクがおすすめです。
おすすめ「残り物リメイク」のメニュー例
おすすめ「残り物リメイク」のメニュー例を4つご紹介します。
1. カレー→「ドリア」「うどん」
ひと晩寝かせたカレーはそのまま食べてもおいしいですが、家族からはブーイングが起こることも…。
カレーは、ドリアやカレーうどんにすると別の楽しみ方ができます。
ドリアは、ご飯・ホワイトソース・塩こしょうを混ぜて器に敷き、余ったカレーを上にかけます。
ピザ用チーズをたっぷりかけてオーブンで加熱すれば、簡単カレードリアの完成です。お好みで卵をのせるのもおすすめです。
カレーうどんは、余ったカレーにめんつゆと水を入れて火にかけ、ゆでておいたうどんを加えます。
沸騰したら水溶き片栗粉でとろみをつけて完成です。
残っているカレーの具が少ないときは、ホウレン草や油揚げなど冷蔵庫にある食材を加えるとボリュームが出ます。
2. 煮物→「カレー」「豚汁」「卵とじ丼」
煮物には人参・里芋・レンコンなどの野菜や鶏肉などが入っているので、余ったら豚汁や和風カレーにリメイクできます。
半熟卵の卵とじ丼にすれば、ご飯が進むメニューに早変わりです。
和風カレーは、残った煮物に水を加えて沸騰させ、普段のカレーと同じようにカレールーやカレー粉で味を整えます。
しいたけやレンコンが入っているので、いつものカレーとはひと味違った味を楽しめます。
卵とじ丼は、鍋に余った煮物を入れて加熱し、溶き卵を回し入れたらふたをして蒸らします。
煮物が薄味の場合は、めんつゆや調味料で味を整えましょう。ホカホカのご飯にのせたら完成です。
3. かぼちゃ煮→「サラダ」「コロッケ」「スープ」
かぼちゃ煮は、
- つぶしてサラダやコロッケにしたり、
- ミキサー(ブレンダー)にかけてスープにしたり、
リメイクメニューがたくさんあります。
かぼちゃの煮物を多めに作っておくと、料理の手間が省けます。
かぼちゃサラダは、かぼちゃ煮をフォークなどでつぶして、ポテトサラダのようにキュウリやハムを加えてマヨネーズであえます。
すでにかぼちゃに味が付いているので、調味料の入れすぎに注意しましょう。
かぼちゃのスープは、かぼちゃ煮と水をミキサーにかけ、鍋に移して牛乳や豆乳を加えて温めます。
塩こしょうで味を整えたら、お好みでパセリを加えて完成です。
4. おでん→「炊き込みご飯」「カレー」「お好み焼き」
おでんは翌日も味が染みて美味しいですが、炊き込みご飯やお好み焼きにアレンジして違った楽しみ方もできます。
炊き込みご飯にする場合は、残った具材を食べやすい大きさに切って、お米と一緒に炊飯します。
おでんの残り汁があれば水の代わりに注ぎます。
残り汁が少なければ、水・醤油・みりん・酒を加えます。
お好み焼きは、食べやすい大きさに切ったおでんの具材と、キャベツ・卵・小麦粉と混ぜてフライパンやホットプレートで焼きます。
最後にマヨネーズやソースをかけたら完成です。
残り物リメイクの注意点は?
残り物をリメイクして美味しく食べるために、次のことに気をつけましょう。
- 2日以内を目安に早めに食べきる
- リメイクする分はあらかじめ取り分けておく
- すでに味が付いているため味付けを調節する
リメイクした料理を美味しく安全に食べるために、食材の保存期間に注意が必要です。
また、細菌の繁殖を防ぐために、あらかじめリメイク分を取り分けておきましょう。
また、すでに味が付いていることを考えて、味が濃くなりすぎないように調味料を調節することも大切です。
「残り物リメイク」で無理なく節約につなげよう
残った料理は、アイディア次第でさまざまなリメイク料理に生まれ変わります。
「献立を考えるのが面倒」
「料理時間を短縮したい」
というときは、リメイクを前提にメニューを考えるのもおすすめです。
残り物の取り分け方や味付けに注意しながら、節約と時短につながる残り物リメイクに挑戦してみましょう。(執筆者: 成田 ミキ)
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