全国旅行支援でもらえるクーポンには、紙クーポンと電子クーポンがあります。
電子クーポンのうち、東京、神奈川、静岡、大阪で採用されているのが「region PAY」です。
「リージョンペイ」と読みますが、「リー・ジョンペイ」と区切ると謎の外国人の名前みたいですから、「リージョン・ペイ」と区切って読みましょう。
現地であたふたしないように、ここでregion PAYをしっかり予習してください。
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「region PAY」とは
≪筆者撮影≫
「region PAY」は、地域限定で貯めて、もらって、買って、そしてスマホで使える地域通貨アプリです。
東京、神奈川、静岡、大阪の全国旅行支援のクーポン提供方法として採用されました。
クーポンをチャージして、対象店舗でスマホ決済します。
様々な利用方法がありますが、ここでは全国旅行支援に絞って、注意点とともに使い方を紹介しましょう。
【STEP 1】まずは新規登録
≪画像元:ギフトパッド6、7ページ≫
iPhone、Androidのアプリストアへ行き、アプリをダウンロード・インストールしてください。
「新規登録の方はこちら」をタップし、メールアドレス、パスワードを入力すると、認証URL付きのメールが届きます。
メール内のURLをタップし電話番号を入力すると、電話番号宛に送られるメッセージに6桁の認証コードがありますので、それを入力してください。
これでSMS認証も完了し、生年月、性別などを入力すれば新規登録が完了です。
メールアドレス(または電話番号)とパスワードでログインしてください。
新規登録の注意点
≪画像元:ギフトパッド29ページ≫
パスワードは8文字以上、かつ数字、大文字の英字、小文字の英字を全て含める必要があります。
不覚ながら、筆者は一度パスワードを忘れてしまいました。
その場合は「パスワードをお忘れの方はこちら」をタップし携帯電話番号を入力すると、6桁の数字と再設定用URLがSMSで届きますので、パスワードを再設定してください。
SMS認証が可能なのは、090/080/070から始まる携帯電話番号のみで、固定電話や050から始まる電話番号では利用できません。
筆者の場合はSMSが届くまで少し時間がかかりましたので、気長に待ちましょう。
ログインの際はメールアドレスで行うと、万が一登録したスマホが故障などした時でも、他のスマホで使えて便利ですよ。
【STEP 2】チャージする
≪画像元:ギフトパッド11ページ≫
新規登録・ログインが完了したら、region PAYを使いたい地域の追加をします。
TOP画面より「地域を追加」をタップし、追加したい地域を選択して「追加」をタップするだけです。
≪筆者撮影≫
地域を追加したら、チャージコードの記載された紙を用意してください。
ホテルにチェックインすると、その紙をもらえます。
紙には、QRコードと20文字のチャージコードが記載されていて、どちらを使ってもチャージできますが、QRコードの方が簡単です。
≪筆者撮影≫
地域を選択し「チャージ」をタップすると、カメラが起動しますので、QRコードを読み込んでください。
チャージ金額が合っていれば「チャージする」をタップすると、チャージ完了です。
チャージの注意点
筆者の場合、静岡県のときはスムーズに読み取れましたが、神奈川県で使った際にはなぜかQRコードを読み取れませんでした。
その際は、20文字のチャージコードを入力する必要がありますが、これがかなり面倒です。
チェックインして部屋に入ったらまずチャージしておくと、決済の際にチャージできずに慌てふためくこともありません。
【STEP 3】使えるお店を探す
≪筆者撮影≫
チャージしたら、region PAYが使えるお店を探しましょう。
現地入りする前に調べたければ、アプリが便利です。
地域を選択し「近くの使えるお店」をタップすると、地図上にregion PAYが使えるお店がピンで表示されます。
≪筆者撮影≫
ピン表示だけで分かりにくければ、「近くのお店リスト」を開くとお店の詳細情報が分かります。
使えるお店の一覧表が掲載されている、自治体のホームページもあります。
現地では、クーポン利用可能店舗にポスターやPOPなどがありますので、探してください。
お店を探す際の注意点
アプリや一覧表の場合、実際は利用できるのに表示・掲載されていない場合もあります。
最も確実な方法は、現地でポスターやPOPを頼りに探すことです。
≪画像元:浜松商工会議所≫
浜松駅の駅ビルにある「五味八珍」というレストラン、アプリでは表示されませんでしたが、現地に行ってみるとクーポン利用可能店舗でした。
アプリをよく見ると「アプリのみ」という表示もあり、筆者が訪れた五味八珍もそうでした(店頭のポスターに記載あり)。
紙クーポンとアプリクーポンの両方を発行している自治体の場合、アプリクーポンしか使えない店舗にこのような表示があります。
【STEP 4】支払う
≪画像元:ギフトパッド20、21ページ≫
お会計の際、地域を選択し「支払う」をタップします。
クーポンを利用したい旨を告げてから、レジ横やお店の人が提示するQRコードを読み取ってください。
筆者のスマホの場合、QRコードから多少遠くても、しっかりとすぐに読み取ってくれました。
その後は決済金額を入力したら「確認する」をタップし、決済金額の確認画面をお店の人に見せたら「決済する」をタップします。
決済が完了すると、決済金額や店舗、決済日時などが画面に表示されますが、プッシュ通知も届きます。
≪筆者撮影≫
過去の取引履歴も見られます。
支払いの注意点
チャージや決済の際にはスマホのカメラ機能を使いますので、region PAYにカメラのアクセス許可を出してください。
残高が決済金額より少ない場合は、必ずお店の人に伝えてください。
残高を使い切った後の残額を、他の支払い方法(現金、クレカなど)で支払わなければなりません。
決済前に残高を確認しておくといいでしょう。
期限内にクーポンを使い切ろう
region PAYのクーポンの有効期限は、自治体によって以下のように異なります。
・東京都:チェックアウト日まで
・神奈川県:旅行最終日の翌日から7日後
・静岡県:旅行(宿泊)日から起算して8日間
・大阪府:旅行開始日から1週間
東京都が最も短く、神奈川県が最も余裕がある印象です。
≪筆者撮影≫
アプリでも有効期限を確認できますので、ぜひ使い切ってください。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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