秋は空気が乾燥する季節です。
季節の変わり目は気温の変化も激しく、寒暖差についていけずに風邪をひいてしまう人も出てきます。
気温だけでなく湿度にも気を遣い、体調を万全に整えましょう。
体調管理に大切なのは温度と湿度のバランスです。
エアコンやストーブを使うことで、室温はある程度一定に保つことができます。
しかし、湿度は日頃から気を付けていないと、うっかり見落としてしまいがちな部分です。
ダイソーで100円ハロウィングッズ これは「買い」な商品5つ
初期費用が高くなることも
家電量販店で加湿器を買おうとすると、数万円はしてしまいます。
オフシーズンにしっかり手入れをしないとカビが発生することがあるので、定期的なフィルター交換、日々の電気代、置き場所の確保など、維持にはある程度の手間が掛かります。
初期費用が高いので、多少難点があっても頑張って使い続ける人もいるようです。
健康維持のために購入するのですから、あまり自分に負担を掛けず、気持ちよく使える環境を整えたいですね。
今回は、100均で購入することができる加湿グッズをご紹介します。
初期投資が安くすむ100均の加湿グッズ
自分の周りだけ加湿してくれるコンパクトサイズなので、価格はとってもリーズナブル。
初期投資はかなり安く済みますし、気になることがあれば買い替えの選択肢を取りやすいのがありがたいです。
そして何より、シンプルでオシャレな見た目は毎年進化中!安そうに見えないのも好ポイントですね。
コスパ良く体調管理をするために、是非役立ててみてください。
卓上加湿器
家電量販店など、市販品だと2,000円程度する商品が、ダイソーなら550円で手に入ります。
USB式なので、パソコンで仕事をしながら卓上に加湿器を置き、自分の周りだけ加湿することができます。
シンプルなスクエア型(白、黒)だけでなく、タンブラー型、コーヒーカップ、トナカイ(白、ピンク)、カプセル型パンダ(白、ピンク)など、老若男女が使えそうなデザインがそろっています。
2022年には充電式加湿器が初登場しました。
水を入れたコップに直接入れて、コードレスで使うことができます。
コードがあると引っ掛けて倒してしまう不安がある方でも、安心して使えます。
スクエア型加湿器の場合、自動停止機能、ライト、吸水芯リフィルがついています。
連続使用時間は4時間、消費電力は2W、タンク容量は180ml、噴霧量は20〜40ml/時間です。
吸水芯リフィルは単体でも販売しているので、自由に交換できて衛生的です。
商品によって連続使用時間、タンク容量など異なるので、好みに合わせて選んでください。
ペットボトルに挿すだけで使える加湿器も、330円と手頃な価格です。
水の交換、タンクの洗浄などが面倒な人は、ペットボトルなら取り替えも簡単です。
シンプルな丸型(白、黒)の他に、犬、ネコ、パンダなどかわいらしい形もあります。
※ダイソーの卓上加湿器は水道水以外は使用できません。
次亜塩素酸水、次亜塩素酸ナトリウム、ミネラルウォーター、アロマオイルは使用できないので注意してください。
※商品によってmicroUSBケーブルが別途必要な商品があります。パッケージを読み、必要であれば別途お買い求めください。
アロマディフューザー
ダイソーではアロマディフューザーも770円で販売しています。
超音波加熱方式、USB電源タイプで、白い円柱型はシンプルで使いやすいデザインです。
アロマオイルを使用することで、ミストと一緒に好きな香りに包まれます。
グラデーションライトがついているので、リラックス効果も期待できそうですね。
プライベートな時間に好きな香りをお部屋でじっくり楽しみたい、癒し、ストレス解消を求めている方にピッタリです。
連続使用時間は2時間、消費電力は5W、タンク容量は75ml、噴霧量は10ml/時間です。
注意点として、使用できるアロマオイルは「100%天然由来の精油」もしくは「水溶性のアロマオイル」だという点です。(脂溶性のアロマオイルは使用できません)
ダイソーなど、100均で販売されているアロマオイルは精油ではありません。
100均のアロマオイルはポプリやアロマストーンなどに垂らして香りを楽しむ商品です。
加湿器に使う場合は加湿器用のアロマウォーター(100均でも販売中)があります。
加湿器用の商品を使うか、専門店で好きな香りの精油を購入して楽しむと良いでしょう。
市販のアロマディフューザーは小さくても2,000〜4,000円程度はするので、770円で試すことができるのはとてもお得です。
※加湿器と同様、水道水以外は使用できません。
次亜塩素酸水、次亜塩素酸ナトリウム、ミネラルウォーターは使用できませんのでご注意ください。
ペーパー加湿器・加湿ポット
電気を使わない自然気化の加湿器もあります。
ペーパー加湿器は紙で作られているので、使い心地がとても優しいのが特徴です。
電気を使わず、コードがなく、倒しても水がこぼれるだけなので、子ども部屋や寝室にピッタリです。
110円と取り替えやすい金額なので、定期的に取り替えることで衛生的にも清潔に使い続けることができます。
ダイソーにはネコ、ミモザ、チューリップ、オリーブなど、水彩タッチで可愛らしい柄がそろっています。
加湿ポットは紙ではなく陶器でできています。
紙よりも丈夫なので、きちんと手入れをすればペーパー加湿器よりも長持ちしますし、よりエコな商品と言えるかもしれません。
ポットに水を注ぐだけで、自然気化の力で空気の乾燥を防ぎます。
シンプルで色のついていない真っ白な円柱型、ハウス型、丸型、花瓶型の他に、カラフルなイヌ、ネコ、パンダ(サイズも大小から選べる)など、インテリアとしても活躍してくれそうなデザインが多数あります。
自然気化式の加湿能力は、見た目で分かるほどの劇的な効果は期待できません。
・ モクモクと煙が出る加湿器が苦手
・ 機械の運転音が気になる
・ お子さまがいて、コードがついていない物がほしい
・ インテリアとして楽しみたい
・ 環境に優しい加湿器を使いたい
等の希望があるのであれば、ペーパー加湿器や加湿ポットから始めてみても良いですね。
市販品はペーパー加湿器、加湿ポットともに800〜2,000円程度します。
100均を利用することでとてもお得に試すことができますよ。
定期的にお手入れは必要
節約の観点からいうと、お金を掛けずに加湿するなら、かたく絞ったタオルを部屋に干しておくだけで、0円で加湿はできます。
自分の部屋に誰も来ないならOKかもしれませんが、職場や来客など人の目がある場合、見た目もきちんとしておきたいですよね。
今回はコスパを抑えつつ、見た目もキレイを維持しながら加湿する方法の1つとして、100均の加湿器を紹介しました。
環境への負担を考えると、頻繁に家電製品を買い替えることはオススメできません。
しかし、加湿器は水を使う家電でもあります。
カビが生えたまま使い続けることは自分の健康を害する原因に繋がってしまいます。
雑菌が繁殖しないよう、サイズの大小に関わらず、定期的にケアをする必要があることは知っておきましょう。
今回紹介したグッズも、定期的にタンクのお手入れは必要です。
長く使い続ける気持ちをベースに持ち続けながら、買い替えたいと思った時に適宜買い替えることができるよう、お財布に負担の少ない使い方で健康維持できる方法を模索していきましょう。(執筆者:栄養士 山城 奈々)
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