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洋服代節約のために「いま衣替えをするべき理由」と、衣替えで気をつけたい3つのポイント


衣替えをちゃんとしないまま、秋服や冬服を買うと、

「すでに似たようなデザインの服を持っていている」

「手持ちの服とうまくコーディネートできない」

など、せっかく買った服を無駄にしてしまう可能性がアップします。

また、夏服もちゃんとケアしてしまわないと、来シーズンにきれいな状態で使えなくなってしまい、余計な出費がかさむ原因になります。

そこで今回は、今衣替えをするべき理由と、衣替えで気をつけたい3つのポイントを解説します。

いま衣替えをすべき理由

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衣替えは秋服・冬服購入前に!10月初旬頃を目安にしよう

夏服から秋服・冬服への衣替えに最適な時期は

  • 秋服が最高気温20度
  • 冬服が最高気温15度

といわれています。

地域にもよりますが、関東の場合は最高気温が15~20度くらいになるのがだいたい10月初旬ごろなので、このあたりを目安に衣替えすると良いでしょう。

もちろん日によって暖かかったり寒かったりと気温は変動しますので、一気に完全に入れ替えるというよりは少しずつアイテムを切り替えていくのがおすすめです。

続いて、夏服から秋服・冬服への衣替えの際にチェックすべき3つのポイントを見ていきましょう!

1. 衣替えで手持ち服を把握すれば衣服費減

本格的な秋服・冬服シーズンが始まる前に衣替えをする1番のメリットは、

手持ち服を正確に把握して無駄な出費をなくせること

です。

秋服・冬服は本格的に気温が下がる前に店頭に並ぶので、ついつい気に入ったものを衝動買いしてしまうことがあると思います。

しかし、家に帰ってよく見ると

「手持ち服によく似たものがあった」

「手持ち服とはうまくコーディネートできなかった」

という経験はありませんか。

それを避けるためには、衣替えが有効です!

衣替えの際に、自分の手持ち服をしっかりと把握することで、コーディネートを考えて新しい服を買ったり、足りないアイテムを見極めたりできるようになります。

特に注意したいのがインナー類です。

アウターなどとは違い、自分が何枚持っているかを正確に把握している方は少ないです。

シーズンの始めにはりきって新調したのに、あとから昨年セール価格で買っておいたものが出てきた…という経験は結構聞きます。

事前に手持ちのインナーを把握しておけば無駄買いを防げますよ。

2. 夏服は「来シーズンも着る」「売る」「捨てる」に分ける

衣替えでしまう夏服はまず、

  1. 来シーズンも着る
  2. 売る
  3. 捨てる

3つに分類しましょう。

「来シーズンも着る」服は、今シーズン活躍したもので気に入っているものを選ぶことが肝心です。

何でもかんでもしまってしまうとスペースを圧迫するだけではなく、ぎゅうぎゅうになることで大事な服までシワになったり、カビや傷みの原因にもなります。

「売る」服は、フリマアプリ・リサイクルショップなどで換金しましょう。

数が少ない場合や次の洋服を買う資金をゲットしたい場合は、メルカリなどのフリマアプリで売るのがおすすめです。

自分で値付けをできるので、納得できる価格で販売できます。

しかし、購入者とのやりとりや梱包・発送などの作業が発生するので、手間を掛けたくない方には不向きです。

大量に売りたい場合や手間をかけずに換金したい場合は、リサイクルショップが便利です。

不要品をまとめて持ち込みするだけで、すぐに金額を提示・買取してくれます。

ただし、高額買取はあまり期待できないので「処分するのは心苦しいけど面倒なのは嫌」「ちょっとでもおこづかいがゲットできればうれしい」という方におすすめです。

「捨てる」服は、そのまま捨てるのはもったいないです。

Tシャツなどは、使い捨てふきんとして掃除に使用するのがおすすめです。

また、ユニクロやGUの服は店頭で回収をしているので、持参すれば新しい服や燃料などの原料になったり、途上国への支援衣料として役立てられます。

持参する手間はかかりますが、人の役に立ったり環境にやさしい取り組みができたり、何よりまだ着られる服を手放す罪悪感も薄れて断捨離がスムーズに進むので、ぜひ試してみてくださいね。

大量の断捨離ならリサイクル回収も活用しよう

3. しまう前に手入れはマスト!来シーズンもきれいに着られるようにひと手間かけよう

「来シーズンも着る」服はしっかりと手入れをしてからしまうことで、良い状態で次のシーズンを迎えることができます。

まずは、

  • 洗濯できるものは洗濯を、
  • 洗濯不可のものはクリーニングに出しましょう。

洗濯する際には、酸素系漂白剤を使って服に残った汚れやにおいの原因を取り除くと良いでしょう。

目には見えない汚れでも放置しておくと、黄ばみや虫食いの原因になってしまいます。

洗濯可否の判断や漂白剤の利用は、必ず洗濯表示や説明書をチェックしてください。

また、しっかり乾かしてしまうことも重要です。

服に湿気が残ったまましまうと、カビやにおいの原因になります。

衣替えは「よく晴れて乾燥した日」を選んでおこなうと安心です。

防虫剤を使う際に気を付けるポイント3点

さらに、防虫剤を使うことで大事な洋服を虫食いのリスクから遠ざけることができます。

特にウールやシルク・カシミアなどの天然素材は虫食いの標的になりやすいので、防虫剤でしっかりと守ってあげましょう。

防虫剤を使う際に気をつけるべきポイントは次の3点です。

(1) 防虫剤は洋服の上に置く

防虫剤から揮発した気体は空気よりも重いので、空間の下部にたまります。

洋服の上に防虫剤を置くことで、効率的に服に防虫成分をまとわせることができます。

(2) 収納ケースにパンパンに服を詰め込まない

防虫剤は揮発した気体に防虫効果があるため、空気の入る隙間がないと効果を発揮できません

収納ケースの8割収納を目安に、空間にゆとりを持たせましょう。

(3) 防虫剤を適量を守り併用しない

防虫剤にはいくつか種類があり、併用すると薬剤が溶けて変色などが起こる危険性があります。

また、適切な使用量を守らないと十分な効果を発揮できないので、パッケージに記載されている標準使用量を守りましょう。

防虫剤は使用量と用法を守ろう

適切な時期の衣替えで節約しつつファッションを楽しもう!

秋服・冬服の衣替えは10月初旬を目安に、本格的に気温が下がる前におこなうことで、無駄買いを防ぎ、衣服費の節約につながります。

また、この機会に断捨離や夏服のケアをおこなうことで、来シーズンもお気に入りをきれいな状態で着られるので、満足度もアップしますよ。

適切な時期の衣替えで、節約しつつファッションを楽しみましょう!(執筆者:浦辺 愛美)

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