「かながわPay」は2022年11月末まで(ポイント付与期間)の期間限定キャンペーンです。
残り数か月となりました。
まだキャンペーンに参加していない人でも今からならばまだ間に合うかもしれません。
今回は、残り数か月でも賢くキャンペーンを活用する方法と注意点をお話しします。
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「かながわPay」とは
「かながわPay」とは、神奈川県が行っている新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業です。
目的は、物価高騰やコロナ禍で困っている消費者や売上減の産業を助けるためです。
具体的には、神奈川県内の対象店舗でアプリ「かながわPay」を通じてQRコードの決済サービスで代金を支払うと、最大20%相当のポイントが還元されます。
「かながわPay」第2弾のポイント付与の期間は2022年7月19日から11月末のため、残された期間はわずかです。
さらに「かながわPay」は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業のため、交付金の予算がなくなった時点で終了となります。
付与されたポイントは2023年1月末まで使用することができます。
付与されるポイントは上限ひとり3万ポイント(3万円分相当)です。
「かながわPay」のおすすめの使い方
これから「かながわPay」を始める人は、短期間で効率よくポイントを得る必要があります。
神奈川県横浜市で行われた「レシ活」は、当初11月末までの予定でしたが予算を使い切ったため9月中旬で終了となりました。
つまり「かながわPay」も「11月末までだから」と思っていると早くに終了になる可能性があるのです。
ここからは、短期間で効率的にポイントを貯め、効率的に使える方法を紹介します。
おすすめ1:ちょっと早めにクリスマスプレゼント購入
「かながわPay」は、神奈川県内のすべての店舗で一律20%分のポイントがもらえるわけではありません。
中小企業および小規模事業者は20%ですが、大企業は10%になります。
つまり、効率的にポイントを貯めるためには「大企業よりも小規模事業者の店で購入する」ことがポイントになります。
ポイント付与率が20%の小規模店舗にはスポーツ用品店や自転車や寝具類を販売している店舗が多く含まれています。
ちょっと早めに子どもへのクリスマスプレゼントを用意しておくことで効率的にポイントを貯めて、年末年始の出費が多い時期にポイントを使って買い物をすることができます。
おすすめ2:和室があるなら畳替えのチャンス
ポイント付与率が20%で上限の3万ポイントを獲得するためには15万円も使わなければなりません。
残された短期間で15万円を使うためには、それなりの大きな買い物が必要です。
とはいっても「ポイントのために買い物する」となれば本末転倒です。
最近は、和室が減っていますが、もしも和室があるならば畳替えをしてみてはいかがでしょうか。
対象店舗の中には、小規模店舗の畳店も含まれています。
畳替えはいいものを選べば6畳で数万円から10万円かかります。
10万円を支払っても20%還元されれば、実質8万円で畳替えができるのです。
おすすめ3:新中学生の子どもがいるなら学生服をお得に購入するチャンスあり>
学生服は高額ですが定額販売が当たり前になっています。
「かながわPay」の対象店舗の中には学生服の販売店も含まれています。
ポイントの使用期限は1月末までなので、来年度に中学校に入学する子どもがいる家庭は、貯めたポイントを制服の代金に使うこともできるのではないでしょうか。
もしくは、学生服販売店では学生用のコートや靴も取り扱っています。
「かながわPay」で購入すれば、なかなかセールにならない学生用コートや靴をお得に購入することができるでしょう。
「かながわPay」の注意点
「かながわPay」はお得ですが注意点もあります。
一番の注意点は「期間内でも予算に到達したら終了になる」です。
神奈川県のホームページでは「かながわPay」の予算は総額50億円分となっています。
その後、補正予算で100億円にまで増えましたが7月末ですでにアプリのダウンロード数は100万を超えているのです。
「かながわPay」は今回が第2弾です。
実は、第1弾は知名度が上がらず予算を使い切る前にポイント付与期間を終えてしまいました。
第2弾は、第1弾の教訓を生かして神奈川県も積極的にアピールをしています。
ふたつ目の注意点は「QRコード決裁の種類に注意」です。
対象店舗ごとに使えるQRコード決裁の種類が決まっています。
「ここで買い物をしよう」と思っても、自分が利用しているQRコード決裁が使えなければ「かながわPay」を利用することはできません。
事前に神奈川県のホームページから、対象店舗と使えるQRコード決裁そしてポイント還元率を確認することが大切です。
「かながわPay」は、事前にQRコード決裁のアプリをダウンロードする必要があるため、横浜市のレシ活よりもハードルは高めです。
しかし、ハードルが高いからこそ、予算を使い切っての強制終了になる可能性も低くなります。
スマホ決済やQRコード決裁という言葉に抵抗があった人も、今なら間に合う「かながわPay」をきっかけにして一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。(執筆者:式部 順子)
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