お買い物などで貯めたポイントを使って運用する「ポイント運用」が、一般的にもかなり知られてきました。
ですが、ポイントを運用したことがない人は、「ポイントが減って損してしまうのでは?」という不安もあるかと思います。
筆者は約9か月前に
「楽天ポイント運用」
「au PAYポイント運用」
「PayPayポイント運用」
を始め、ほぼ何もせずに放置していました。
9か月後の結果はどうなったのか、利益は出たのかを画像付きで詳しく紹介します。
ポイント運用を始めたい人は、ぜひ参考にしてください。
イオンカードによるクレカ積立が始まる 運用はお任せで手間いらず、ポイントも貯まる
楽天ポイント運用
楽天ポイント運用は、楽天ポイント(期間限定ポイントを除く)を運用できるサービスです。
私の場合、2021年12月ごろアクティブコースに1,000ポイント入金しました。
2022年8月26日時点での運用結果は以下のとおりです。
7ポイント減り、-0.2%という結果でした。
運用を開始してからたまにチェックしていましたが、プラスになった時は少なかった印象です。
他の口コミを見ていると、利益が出たという声も多かったので、私のタイミングが悪かったのかもしれません。
ですが安定しているため乱高下することはなく、7ポイントの損失で済んでよかったと思います。
au PAYポイント運用
au PAYポイント運用は、Pontaポイントを運用できるサービスです。
QRコード決済「au PAY」の中にある「ポイント運用」からできます。
2021年12月頃2,700ポイント追加し、2022年8月26日時点での運用結果は以下のとおりです。
結果は92ポイント減り-3%という残念な結果でした。
一気に2,700ポイント入金せず、少しずつ追加していけば、結果は違ったかもしれません。
PayPayポイント運用
PayPayポイント運用は、QRコード決済「PayPay」の利用で貯まるポイントで運用できるサービスです。
2021年8月頃から、チャレンジコースに自動追加で運用しており、2022年8月26日時点での運用結果は以下の通りです。
1,088円の利益があり、+3.24%という結果でした。
他のポイント運用はマイナスでしたが、PayPayポイント運用だけが今回唯一のプラスとなりました。
ただしPayPayポイント運用のアクティブコースは、乱高下がかなり激しいです。
特に世の中が不安定な今、1,000円以上利益が出た次の日に、数百円マイナスが出ることもざらにあります。
評価額が一気に下がってしまうと、精神的ショックが大きいと思いますが、慌てて売ってしまうことだけは避けましょう。
経験上、相場が戻るのを待ったほうが良い結果になります。
ポイントで投資する方法であれば、好調な結果に
ポイントをそのまま運用するのでは無く、ポイントで投資信託などを購入する「ポイント投資」という方法もあります。
楽天ポイントなら楽天証券、Pontaポイントならauカブコム証券の口座を解説すれば、ポイント投資ができます。
私はポイント運用をきっかけに証券口座を開設し、ポイント投資も始めたのですが、こちらの結果は以下の通りです。
【楽天証券】
購入した銘柄:楽天・全米株式インデックス・ファンド
購入額:1,300円
評価額:1,424円
利益率:+8%
【auカブコム証券】
購入した銘柄: eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)など
購入額:13万2,744円(現金含む)
評価額:14万4,903円
利益率:+9%
ポイント運用でマイナスになったのは悔しいですが、ポイント投資でカバーできており、総合的にはプラスとなりました。
ポイント運用で慣れたら、ポイント投資も挑戦してみると良いでしょう。
ポイント運用は、投資を始めるきっかけになる
筆者の場合、楽天とau PAYポイント運用がマイナス、PayPayポイント運用だけプラスという結果でした。
PayPayポイント運用のアクティブコースは、乱高下が激しいものの、利益を求める人におすすめです。
楽天ポイント運用とau PAYポイント運用は残念な結果でしたが、投資を勉強するきっかけになり、投資信託の方で利益を出すことができました。
そのため、ポイント運用を始めて正解だったと考えています。
投資初心者の方や迷っている人は、この機会にぜひポイント運用を始めてみてください。(執筆者:西本 衣里)