連日にわたって食品の値上げのニュースを耳にします。
夏休みの食費節約と言えば、「外食は控え、手作りすること」が長年の基本ルールでした。
しかしここまで材料費が高騰し、また電気代やガス代も今までよりかかってしまう今、材料を買ってきていちから手作りすることが必ずしも節約とは言えない状況です。
そこでこの記事では、食品価格と光熱費の高騰にあえぐ2022年夏休みを乗り切る、ランチ代の節約方法についてご紹介します。
キャッシュレスキャンペーンが豊富な2022年夏
外食するにもスーパーへ行くにも、家計を助けてくれる「キャッシュレスのキャンペーン」は貴重な存在ですよね。
2022年夏はキャッシュレスの大型キャンペーンが多数開催されています。
主なものを紹介しましょう。
1.【最大1人あたり2万円分】マイナポイント
マイナンバーカードを発行し、キャッシュレス決済と紐付けすると、最大2万円分のポイント還元が受けられる総務省主導のキャンペーンです。
2万円の内訳は、
1. キャッシュレス決済の利用またはチャージで5,000円分
2. 健康保険証としての利用申し込みで7,500円分
3. 公金受取口座の登録で7,500円分
マイナポイントの付与は
になります。これは夏休みの食費の大きな助けとなりますね。
マイナポイントは選んだキャッシュレス決済によって付与方法が異なります。
例えば、楽天ペイなら楽天ポイント、d払いならdポイントということです。
全国の飲食店で使いやすいかたちでポイントが還元されるので、夏休みの外食費にあてるのに便利ですね。
申込から付与までが即日~3日程度と速くておすすめなのは、「楽天ペイ、PayPay(チャージ)、d払い(チャージ)」です。
マイナンバーカードの申込み期限は2022年9月末までですが、受け取るまで手続きに2週間~1か月程度かかりますので、まだマイナンバーカードを持っていない方はすぐに発行申込をした方が良いでしょう。
・ マイナポイント申込み期限は2023年2月末、
・ ポイント還元の対象となるチャージや決済の期間は、2023年2月末利用分まで
となっています。
2.【20~30%還元】あなたの街のau PAYキャンペーン
au PAYが自治体と提携して実施する「あなたの街のau PAYキャンペーン」も、夏休みの食費節約に役立ちます。
お住まいの自治体が対象になっている場合には、ぜひ活用してください。
還元率は20~30%と大きく、還元方法はau PAY残高やPontaポイントとなっています。
開催自治体は随時更新されているので、こちらでチェックしてみてください。
3.【最大3万円分、10~20%還元】かながわペイ
神奈川県の振興するキャッシュレスキャンペーン「かながわペイ」も、夏休みの食費節約に役立ちます。
かながわペイアプリを通じて、神奈川県内の対象店舗で決済すると、10%~20%のポイント還元を受けられます。
ポイントの付与上限は3万円分までです。
利用期間:2022年7月26日(火)~2023年1月31日(火)
還元上限:3万円分
かながわペイに紐付けして使うキャッシュレス決済は全部で5種類です。
マイナポイントとは異なり、ポイントは「かながわペイ」のアプリ内に利用から8日程度で付与され、次回の支払いに使えます。
神奈川県内の多くの飲食店やスーパーが対象となっているので、活用して夏休みの食費を節約しましょう。
神奈川県民以外の方も利用OKですので、神奈川県に来る予定がある方はぜひアプリをダウンロードしておいてください。
4.【10~30%還元】PayPay「あなたの街の応援プロジェクト」キャンペーン
PayPayが自治体と提携して行う「PayPayであなたの街を応援しよう!」キャンペーン、8月は全国36自治体が対象となっています。
還元率も10~30%とかなりお得ですので、活用して夏休みの食費節約に役立ててください。
5. コスパの良い「レトルト食品」は業務スーパーでGET
電気代とガス代の高騰が激しいため、調理にかける時間はできるだけ短い方が夏休みの食費節約につながります。
しかし時短の味方であるレトルト食品は、一般的に「割高で量が少ないこと」がデメリットとして気になります。
そんな悩みを解決してくれるのが、業務スーパーのレトルト食品です。
メガサイズ&安いのが強みの業務スーパーなら、レトルト食品も安くたくさん手に入ります。
ランチの味方、生麺も業務スーパーなら1袋17円です。
味付けのバリエーションを増やせば、1週間ランチに麺を楽しむことも可能です。
6. 直径30㎝!オーケーの「ワンコインピザ」
関東を中心に展開するディカウントスーパー「オーケー」には、コスパの高いオリジナル商品が多数あります。
なかでも手作りピザは、直径30cmのビッグサイズで税抜469円と、驚きのコスパを持つ目玉商品です。
2~3枚買って家族で食べるのも良いですし、カットして冷凍しておけば、オーブンで温め直すとまたおいしく食べられます。
キャッシュレスのキャンペーンや、激安系スーパーの目玉商品を活用して、食品価格高騰に対抗し夏休みの食費を抑えましょう。(執筆者:石田 彩子)