不用品を現金化したい時や、衣服費などの節約したい時、フリマアプリが役立ちます。
しかし、中には出品が禁止されているものも少なくありません。
メルカリでは、6月10日(金)より「禁止されている出品物」を新たに追加しました。
今回は、新たな禁止出品物と合わせて、メルカリで「売ってはいけないもの」を紹介します。
メルカリの「出品禁止商品」をおさらい
まずは、メルカリでこれまで「出品が禁止されているもの」を、一覧でチェックしていきましょう。
・ 新型コロナウイルスの影響で禁止されているもの
例:衛星マスク(個人が自作したものを除く)、PCR検査キットなど
・ 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
・ 盗品など不正な経路で入手した商品
・ 犯罪や違法行為に使用される可能性のあるもの
・ 殺傷能力があり、武器として使用されるもの
※調理用包丁、クラフトナイフなどの生活用刃物は対象外
・ 児童ポルノ、18禁、アダルト関連
※使用済みの下着、スクール水着、制服なども含む
・ 医薬品・医療機器
・ 許可なく製造・小分けした化粧品
例:手作りの化粧品、詰め替えをしたもの
・ 法令(薬機法)に抵触するサプリメント類
・ 安全、衛生面に問題のある食品
例:開封済み、賞味期限切れの食料品など
・ たばこ
・ 農薬、肥料
・ 現金、金券、カード類
・ 領収書や公的証明書
・ サービス、権利などの実態がないもの
例:情報商材、自宅の貸し出し、会員特典など
・ 受け渡しにともなう手続きが複雑なもの
例:土地や不動産に関する権利など
・ 福袋 ※商品の内容が不透明なもの
・ 試作品の掲載がないオーダーメイド品
・ ゲームアカウントを含む電子データ
・ 象牙の全形や加工品、トラや表の毛皮やはく製
・ 利用制限や契約、支払いが残っている携帯端末
・ 規制薬物、危険ドラッグ
・ 個人情報に不正利用
例:卒業アルバム・名簿など
・ 外国為替および外国貿易法(外為法)に接触する商品
・ その他不適切、いたずらとみなされるもの
参照元:メルカリガイド その他、不適切と判断されるもの(禁止されている出品物)
この通り、あらためて見てみると、メルカリで出品できないものはたくさんあります。
「意外な物」に注意しよう
中には、うっかり出品してしまいそうな「意外な物」も、「売ってはいけないもの」に該当する場合があるため注意が必要です。
・ 使用期限が切れた化粧品
・ 海外から個人輸入のした化粧品やサプリメント
・ 使用済みのスクール水着や学生服
・ 体温計
コロナ禍で海外へ行けなくなった分、個人輸入を利用して国境を越えたショッピングを楽しんでいる方が増えています。
メルカリでは化粧品の出品は可能ですが、海外から個人輸入したものは新品であってもNGです。
また、サイズアウトした子どものスクール水着や制服・体操服も、出品が禁じられています。
メルカリでは子ども服の取引が多く行われていますので、うっかり出品することのないよう注意してください。
「電子チケット」などが出品NGに
6月10日(金)から、
・ 電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの「電子データ」と
・ ダウンロードコンテンツやデジタルコンテンツなどの「電子データ」
の出品が禁止となりました。
禁止となった理由は、該当の取引で、ダウンロードできない、利用できないトラブルが続いたためとしています。
今後違反になるものと、違反にならないものを確認しておきましょう。
該当する電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データ
・ 電子チケット
・ 電子クーポン
・ QRコード
・ カフェやコンビニなどのギフトコード
・ SIMなどの通信サービス、その他各種商品・サービス・機能を利用するためのコード類
・ プロダクトコード
・ ダウンロードコード
・ 電子コード
・ その他、事務局が不適切と判断したもの
※上記に該当する商品のURLやコードなどを、電磁的手段で送付せず、印刷したものを送付する場合も違反の対象です
該当するダウンロードコンテンツやデジタルコンテンツなどの電子データ
・ 公式ホームページなどから電子コード等の情報を入力してダウンロードするPCソフトやアプリケーション、ゲームソフト
・ インターネット上からダウンロードする画像やイラスト、書籍、文書、音楽、映像等のデジタルコンテンツ
※上記をダウンロードするための電子コード等の情報も違反対象
電子コードの情報を、電磁的手段で送付せず、印刷したものを送付する場合もNG
違反にならないもの
・ パッケージ半のPCソフトやゲームソフト本体
・ アーケードゲームなどに使用できるトレーディングカード
・ ゲームアイテムなどが取得できるシリアルコードが特典として含まれている雑誌やゲーム機本体ゲームソフト本体
参照元:メルカリ「禁止されている出品物」ガイド改定のお知らせ
このように、6月10日(金)より、出品できないものが新たに増えました。
意図的ではなくても、禁止物を出品した場合は、利用制限やアカウントの停止などのペナルティを課される場合があります。
この改定を機に、今一度「売ってはいけないもの」を確認して、禁止商品のうっかり出品を防ぎましょう。(執筆者:三木 千奈)