楽天モバイルの「1GBまで0円プラン」が、7月より廃止されると発表がありました。
筆者も楽天モバイルユーザーだけに、内心穏やかではいられないニュースです。
そこで、新料金プランへ切り替えとなる7月以降も、楽天モバイルを使い続けるべきか考えてみました。
今回は、楽天モバイル「0円プラン」廃止後も契約を続けるメリット・デメリットについて紹介します。
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楽天モバイルが「改悪」
楽天モバイルの人気プラン
が、7月から始まる新プランの提供開始とともに、廃止されます。
筆者も月0円で利用することが多かっただけに、この発表に衝撃を受けました。
7月以降は、これまで1GB以下に抑え、月0円で利用していた方も、「月1,078円」のスマホ料金がかかるようになります。
既存ユーザーは「4か月間」の猶予あり
突然「1GBまで0円」廃止が報じられたため、楽天モバイルユーザー中には納得いかないと感じる方もいるでしょう。
そこで楽天モバイル側でも、既存ユーザーに対しては「4か月の猶予期間」を設けています。
新プラン開始により、0円で利用できなくなる7月~10月まで、0円プランの継続&ポイント還元により、1GB以下なら実質無料で利用可能です。
7月:1GB以下なら0円
8月:1GB以下なら0円
9月:1,078円かかるが、ポイントで還元
10月:1,078円かかるが、ポイントで還元
7・8月はこれまで通り0円、9・10月は有料化を実施するものの、その分を楽天ポイントで還元するため、実質無料で利用できます。
既存ユーザーにとってこの4か月間は、継続するか他社へ乗り換えるかを検討する猶予期間です。
0円プラン廃止後も継続すべきか
既存ユーザーなら、7月以降も楽天モバイルを使い続けるべきかが悩みどころ。
実質4か月間は実質無料ですが、9・10月は楽天ポイントが戻ってくるだけで、料金は発生します。
普段楽天ポイントを使わない方は、「楽天ポイントで還元されてもうれしくない」と思う方もいるでしょう。
乗り換えるべきか、楽天モバイルを継続するメリット・デメリットについて考えてみました。
完全な「1GB0円ユーザー」は乗り換えた方が得
7月以降は、3GBまで月1,078円の料金が発生します。
他社と比べてみると、同じ条件でさらにお安く契約できる格安SIMもいくつかあります。
〈参考例〉
・ povo2.0:基本料金0円 +オプション
・ ahamo:20GB 2,970円
・ HISモバイル:1GB 590円/3GB 790円/月
・ nuroモバイル:3GB 990円/月 10GB 1,485円
完全に1GB以下で利用している方であれば、他社への乗り換えでスマホ料金を抑えることも可能です。
データ無制限で使いたい人はこれまで通り
楽天モバイルの強みは、「1GBまで0円」だけではありません。
データ無制限で「月3,278円」のプランは、楽天モバイルの魅力です。
7月に新プランの提供を開始しますが、この無制限プランは変わりません。
そのため、データ量を気にせず、定額で好きなだけ使いたい方にとっては、これまでと同じ。
改悪もなく、スマホ料金もそのままで快適に使えます。
楽天ユーザーは「ポイントアップ」の特典も
7月からの新プラン開始に先がけて、6月から楽天モバイルユーザーを対象とした「ポイントアップキャンペーン」を実施します。
特典内容
・ 楽天モバイル回線利用で+1%
・ ダイヤモンド会員ならさらに+1%上乗せ
既存の楽天モバイルユーザーは、すでに+1%適用となっているので、合わせて+2%となります。
楽天市場のヘビーユーザーであれば、このポイントアップ措置によって、かえって得する場合もあります。
4か月の猶予期間でじっくり検討
筆者は、楽天モバイルの「Rakuten Link(無料通話)」もよく利用していること、楽天市場を利用する機会が多いことから、「1GBまで1円」が廃止されても、すぐにやめるという判断には至りませんでした。
既存ユーザーであれば、実質4か月。
完全0円で利用する期間としても、2か月の猶予があります。
この期間に、楽天モバイルを継続するか他社へ乗り換えるかを、じっくり検討しましょう。(執筆者:全方位型節約主婦 三木 千奈)
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