桐谷さんに憧れる主婦が、「株主優待」を利用して1日を過ごしてみたらどうだろうか。
「株主優待券を利用して1日を過ごしてみたらどうなる?」と思い、株主優待券を持って、おでかけに行く第2弾。
今回は、「食費を節約できる株主優待」をメインに、利用してきました。
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桐谷さんに憧れる主婦の節約効果 1日6,690円
プロ棋士の桐谷さんは、「月曜から夜ふかし」で特集され、ブレイクした人物。
2021年には資産4億とも言われ、バブル崩壊、リーマンショックなども経験し、最近では米国株にも興味を持っているようです。
東京都内を自転車で爆走し、株主優待で買い物やレジャーを楽しんでいる桐谷さん。
そんな桐谷さんに憧れる主婦が、株主優待を利用して1日を過ごしてみました。
桐谷さんと比較すると保有株はまだまだ少ないものの、株主優待を利用して1日を楽しんだ結果、1日で6,690円相当が節約できた計算です。
そして今回は、通常なら1万円近くの金額を支払うはずが、株主優待券・クーポンなどで割引があったため、残額の支払いは約3,000円。
株主優待を日常で利用することで、大きな節約につながったことがわかります。
第1弾はこちらの記事をご覧ください。
株式会社アルペン(3028)
株式会社アルペン(3028)の株主優待は、アルペン、アルペンアウトドアーズ、アルペンマウンテンズなどで利用できる2,000円相当のご優待券。
中は500円 × 4枚です。
購入したのは、アルペン アウトドアーズでキャンプ飯。
内訳は、
・ かんてんぱぱ・はちみつ(302円)
・ プチっと鍋・塩ちゃんこ(302円)
・ あごだし浅漬けの素(216円)
・ カレー飯(248円)
で、合計1,068円。
500円の額面2枚の株主優待券を出し、残高68円分は楽天ポイント充当の楽天Payで支払いました。
アルペン アウトドアーズの商品はスーパーよりも価格帯は高いかもしれませんが、株主優待券があったので68円で4商品が買えました。
Genky Drug Stores株式会社(9267)
Genky Drug Stores株式会社(9267)の優待、福井県、石川県、岐阜県、愛知県はゲンキー商品券です。
希望があれば全部返送で1,000円分のQUOカードに交換もできます。
Genky Drug Storesは、ドラッグストアでも食品の扱いが多く、生野菜も売っています。
納豆、ねぎやキャベツなどのほか、牛乳やザバスも買って、生活に必要な商品をスーパーのように買ってみました。
1,000円ギリギリを狙って会計金額は1,077円。
端数の77円だけ、現金で支払っています。
ホリイフードサービス(株)(3077)など おこめ券
株主優待でもらったおこめ券、金券ショップで買ったおこめ券は、(株)コスモス薬品で使えます。
1枚あたり440円、残額は現金で支払いました。
(株)コスモス薬品はドラッグストアですが、食品も多く扱っています。
PB商品が充実していて、「ON365」マークがついています。
この日は牛乳、卵、ベーコンにジャム、コーン缶や豆腐などを買いました。
冷凍食品も豊富にそろっています。
合計3,742円だったため、1,542円分は現金支払いをしています。
(株)千趣会(8165)
(株)千趣会は、ベルメゾンの名前で知られるカタログ通販大手企業。
株主優待は、ベルメゾンお買い物券です。
株数に応じて額面が変わり、12月末には継続保有による増額もあります。
ベルメゾンは洋服のイメージが強いですが、食品も扱っています。
筆者が購入したのは、油の詰め合わせ。
ちょうど油が切れそうだったので、注文しました。
日清オイリオヘルシーオイルギフト3本は1,134円。
送料490円がかかって、1,624円。
ポイントも含めて1,025円の割引、請求金額は599円。
1本あたり約200円で買えた計算です。
今回の株主優待の割引額は1,000円でしたが、額が多いと、選べる商品も増えるので、今後は買い増しも検討していきたいです。
ニッケ(3201)など QUOカード
QUOカードを持ってやってきたのは、TSUTAYA。
気になっていた「FAN BOOK(ファンブック)」を購入しました。
「本屋で食費の節約?」と思うかもしれませんが、「はま寿司 FAN BOOK」は、SPECIALパスポートとして、10%オフのパスポートがついてきます。
大切なのは、株主優待でもらったQUOカードを使って、FAN BOOKを買い、10%オフになるパスポートを買うことです。
本体価格が990円なので、普通に食べても有効期限までに9,900円以上食べるならお得なパスポートではあるものの、
というところが節約家として大きなポイント。
これで、次にはま寿司に行った時、10%オフで飲食できるようになります。
こうすることで、お得がどんどん循環していきます。
番外編:au PAYのクーポンで ららぽーと
食品ではありませんが、au PAYのクーポンをお得に利用できたので、紹介させてください。
3月、au PAYのお得なクーポンが配信されていました。
ららぽーとで使える500円割引 au PAYクーポンです。
ららぽーとでは、マスクを購入。
定価税込330円のマスクは50%オフになっていました。
7つ選び、1,155円。
支払いは500円引きで655円の支払いです。
3枚入りのマスク、1袋あたり約93円で買えたことになります。
日々のポイ活もしている筆者、複数のコード決済を利用しています。
今回は、お得なクーポンで、日常生活に必要なマスク費を大幅に節約することができました。
3月はau PAYのクーポン月間で、他にもお得なクーポンがたくさんあり、マツモトキヨシ・ココカラファインなどでも利用できました。
※クーポンは先着・3月末で利用終了予定
結論:株主優待で過ごす1日は「節約効果大」
株主優待券を利用して1日を過ごしてみた筆者。
今回は、1,000円の株主優待券なら1,000円ギリギリを攻めて、現金払いもできるだけ支払わないことをルールとしました。
現金払いだと約1万円利用するところ、株主優待券・クーポンを使うことで3,000円弱に収めることができました。
節約も、謎解きゲームのように楽しめるようになると、無理なく、ハマります。
スポーツ用品店やドラッグストアでも食品を買うことで、食費の大幅な節約が可能です。
株主優待のデメリットは予測できない改悪もあるものの、株主優待の改悪がない限り株主優待をもらい続けることができます。
筆者は、今後も、株と長期的に向き合い、株主優待を楽しんでいく予定です。(執筆者:節約への情熱は誰にも負けない 谷口 久美子)
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