今年に入り、ガス代の値上げが止まりません。
東京ガスでは、2022年3月のガス料金を、2月と比べ「1㎥につき税込7.4円」値上げしました。
参照元:東京ガス 原料費調整制度に基づく2022年3月検針分のガス料金について
容赦ないガス代の値上げを乗り切るには、節ガスが効果的です。
そこで今回は、筆者がおすすめする簡単な「ガス代節約術10選」と、この春お得な乗り換えキャンペーンを合わせて紹介します。
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誰でもできる節ガス10選
簡単な節ガス術を10個紹介いたします。
1. 電子レンジ調理を活用
ガス代を節約するには、ガスコンロの使用時間を短くすると効果的です。
・ 野菜の下ゆでに電子レンジを活用したり
・ 自動調理機能を使っておかずを作ったりすれば、
節ガスになります。
2. ガスコンロの火力を調整する
火力は強いほど、当然ガス代も上がります。
ガスコンロの火力は必要以上に強めず、火力を落として調理することが大切です。
3. 焼き調理はトースターも便利
揚げ調理とトースター調理どちらでも加熱できる場合は、オーブントースターを利用しましょう。
今値上がりしているサラダ油の節約にもなり、一石二鳥です。
4. ふたを使って加熱時間を短縮する
フライパンのふたを使うと、蒸し焼き状態になり、火の通りが早くなります。
中心までしっかり火を通すメニューの場合は、ふたを上手に活用して、ガスコンロの使用時間を短縮しましょう。
5. 煮込み料理は圧力鍋で
カレーや煮物など、長時間のガスコンロを使用する料理には、圧力鍋がおすすめです。
筆者も愛用していますが、圧力がかかった後は火を止めて放置するだけなので、調理時間をかなり節約できます。
具材を炒めたり細かくカットしたりする手間も省けて、調理自体がラクです。
6. 給湯器の設定温度を下げる
給湯器の温度は、必要に応じて調整することも重要なポイント。
温度が高ければ、当然水を温めるガス代もかさみます。
食器を洗うだけなら、40℃以下のぬるいお湯でも十分です。
春になると気温・室温ともに上がっていきますので、給湯器の設定温度も2~3℃下げてみましょう。
7. 節水シャワーヘッドを取り付ける
節水効果のあるシャワーヘッドを利用すると、お湯の使用量が減り、ガス代の節約にもつながります。
節水シャワーヘッドの価格はピンキリですが、安いものなら1,000円~1万円以上のものも。
初期投資はかかりますが、水道代・ガス代の節約効果は絶大です。
機能性や節水効果を比較しながら、購入を検討してみましょう。
8. 追い炊きを極力使わない
追い炊きをすると水道代はかかりませんが、お湯張りと同じくらいガス代がかかります。
家族の入浴時間をそろえるなど、極力追い炊きの回数を減らすだけでも節ガスに効果的です。
入浴時間を合わせられない場合は、「ふたをする」「換気扇を消す」など、お湯を冷めにくくする工夫はいくらでもあります。
9. 電気・ガスをセットで契約する
電気とガスの契約会社がバラバラな場合は、お得な「セットプラン」に乗り換えることも1つの手。
会社によって異なりますが、設置プランを契約すると、割引や特典が受けられるケースがほとんどです。
10. ガス会社の見直しも検討
2017年4月から始まった「ガス自由化」により、契約するガス会社を自由に選べるようになりました。
まだ地域の都市ガス会社と契約している方や、ガス料金が高いと感じている場合、ガス会社に乗り換えも検討してみましょう。
乗り換えにより、ライフプランに合うプランが見つかれば、ガス代を節約できます。
乗り換えキャンペーン実施中のガス会社3選
ガス会社を乗り換える際は、キャンペーンを利用した方がお得です。
この春キャンペーンを実施しているガス会社を、3社ピックアップしました。
1. ENEOS都市ガス:最大3,000円割引
ENEOS都市ガスに新規契約した方を対象に、ガス料金最大3,000円割引となるキャンペーンを実施中です。
対象地区:東京ガス供給エリア
ENEOSでんきでも、基本料金3か月無料と大盤振る舞いの特典を用意していますので、セット契約も検討してみてください。
2. レモンガス:最大1万円割引
レモンガスが提供する「わくわくプラン」に新規契約すると、最大1万円割引となります。
対象地域は、東京・神奈川・埼玉限定です。
この他にも、レモンガスではさまざまなセット割用意しています。
・ 電力セット割引:年間最大3,960円引き
・ アクアクララセット割引:年間最大3,960円引き
・ レモンガス光セット割引:年間6,600円引き
・ ガス器具購入割引:最大1万円引き
乗り換えに伴う、工事費用や引換費用も無料です。
3. 小田急ガス:電気・ガスの申し込みで基本料金2か月無料
小田急でんき・ガスのいずれかを新規申し込みすると、基本料金が2か月無料になります。
切り替え工事が不要なので、手間をかけずに他社への乗り換えたい方にもおすすめです。
ガス代と合わせて電気代も節約
乗り換えるのなら、やはり電気代とガス代のセットプランがお得です。
セットならではの割引もあるため、光熱費を大幅に削減できる可能性もあります。
今すぐ実践できる節約術も試しながら、ガス会社の乗り換えについても考えてみましょう。
(執筆者:全方位型節約主婦 三木 千奈)
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