最近、Tポイントサービスが縮小している気がします。
事実、この3月をもってTポイントサービスを行う企業が少なくありません。
詳しく解説します。
【ヤフーサービス】3/31で付与・利用を終了
≪画像元:ヤフージャパン株式会社≫
現在は、ヤフーサービスを100円利用するごとに、Tポイント(Yahoo! JAPAN限定)が1ポイント貯まります。
ヤフーカードも、100円利用ごとに1ポイント貯まるのは、Tポイントです。
貯まったTポイントは、1ポイント=1円として、ヤフーサービスの利用代金にも充当できます。
しかし3月31日をもって、ヤフーサービスにおけるTポイントの付与・利用が終了します。
Yahoo!ズバトクでのTポイント付与、Yahoo!ネット募金でのTポイント利用は、変更ありません。
4/1からは「PayPayポイント」に変更
≪画像元:ヤフージャパン株式会社≫
4月1日から、ヤフーサービスの利用で貯まるのは「PayPay」です。
当初はPayPayボーナスが貯まると発表されていましたが、4月1日より名称が「PayPayポイント」に変更されます。
ヤフーカードも、4月1日以降に貯まるポイントはPayPayポイントです。
貯まったPayPayポイントは、ヤフーサービスの利用代金にも充当できます。
【ソフトバンク】3/31で付与・利用を終了
≪画像元:ソフトバンク≫
現在は、ソフトバンクのケータイ料金1,000円(税別)ごとに、Tポイントが5ポイント付与されます。
貯まったTポイントは、1ポイント=1円として、Tポイント加盟店で使えるのはもちろん、ソフトバンクケータイの通信料・端末代金・付属品の支払いに充当可能です。
また、100ポイント → 85円のレートでソフトバンクカードにチャージすれば、Visa加盟店でも使えます。
しかし3月31日をもって、ソフトバンクにおけるTポイントの付与・利用が終了します。
4/1からは「ソフトバンクポイント」に変更
≪画像元:ソフトバンク≫
4月1日から、ソフトバンク携帯電話の利用で貯まるのは「ソフトバンクポイント」です。
ソフトバンクのケータイ料金1,000円(税別)ごとに、ソフトバンクポイントが5ポイント付与されます。
貯まったソフトバンクポイントは、以下のサービスに1ポイント=1円として利用可能です。
・ 毎月の利用料金の支払い、機種代金・修理代金
・ ソフトバンクカードにチャージ
【PayPay銀行】3/31にTポイントの現金交換を終了
≪画像元:ヤフージャパン株式会社≫
現在、Tポイントを現金化するのは、PayPay銀行口座を保有するほかありません。
Tポイント100ポイント → 85円のレートで、PayPay銀行の普通預金口座に振り込まれます。
1,000ポイント以上必要で交換は100ポイント単位ですが、貴重な交換手段でした。
しかし3月31日をもって、Tポイントの現金交換を終了します。
3月31日までに正常に申込完了したものまでが、ポイント交換の対象です。
【ポケットカード】3/30にポケット・ポイント→Tポイントへの交換を終了
≪画像元:ポケットカード≫
現在は、ポケットカードの利用で貯まったポケット・ポイントを、Tポイントに交換できます。
交換レートは「ポケット・ポイント1ポイント → Tポイント3ポイント」です。
P-one Wizというカードのみ、「ポケット・ポイント1ポイント → Tポイント5ポイント」と、レートがアップしています。
しかし3月30日をもって、ポケット・ポイント → Tポイントへの交換が終了します。
【オリコカード】3/31にオリコポイント → Tポイントへの交換を終了
≪画像元:オリコ≫
現在は、オリコポイント1,000ポイントを、Tポイント1,000ポイントに交換できます。
「暮らスマイル」が貯まるオリコカードもありますが、200スマイル → 1,000オリコポイントに交換すれば、Tポイントへ交換可能です。
しかし3月31日をもって、オリコポイント→Tポイントへの交換が終了します。
他のポイントへ軸足を移すタイミングか
Tポイントサービスを終了する企業が、少なくありません。
特に、Tポイントの中核ともいえるヤフー・ソフトバンクが離脱したのは、大ダメージです。
Tポイント以外の共通ポイント(dポイント・楽天ポイント・Pontaポイントなど)に軸足を移すタイミングかもしれません。
終了間際にTポイントから「脱出」しようとすると、混雑する可能性が高いので、早めに脱出しましょう。(執筆者:キャッシュレス研究家 角野 達仁)
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