もしメルカリで購入した商品が汚れていたり、足りない部品があったりしたら、一体どうすれば良いのでしょうか。
「安かったから文句を言うのも申し訳ない…」と思い、そのまま受け取り評価すると損をする可能性もあるので注意が必要です。
そこで今回はメルカリ専門家である筆者が、メルカリで購入した商品に不備があったときの損をしない対処法について解説します。
あわせて、返品を拒否された際の対処法もご紹介するのでぜひ参考にしてください。
【メルカリ】値下げする前に知っておきたい 「売れないとき」の対処法
【メルカリ】購入した商品に不備があった際の損をしない対処法とは
メルカリで購入した商品に、事前に聞いていない不備があった際は、そのまま受け取り評価をしてはいけません。
不備がある商品を送った出品者に問題があるため、然るべき対処を行い損をしないようにしてください。
では具体的にどう対処をすれば良いか説明します。
1. どんな不備があったのか「評価前」に出品者へ連絡
メルカリでは評価を行うと返品処理ができなくなるため、届いた商品に不備があった場合は、問題が解決するまで評価を行ってはいけません。
評価をする前に、どんな不備があったのかをアプリ内のメッセージ機能を使って出品者に細かく説明をしてください。
その際、
も一緒に伝えると、相手が素直にミスを認める可能性が高くなります。
メルカリのメッセージ機能では写真を添付できないため、汚れや傷、破損がある場合は、どの部分にどれぐらいの汚れ等があるのか、わかりやすく伝えることがポイントです。
2. 不備を伝えたら返品をお願いする
出品者が送った商品に不備があったことを認めたら、返品をしたいと申し出てください。
通常であれば不備がある商品を送った場合、出品者は返品を受け入れるのがメルカリの規定に沿った行動です。
しかし中には、あれこれ文句をつけて返品に応じない出品者もいますが、そのような場合の対処法は後ほど詳しくご紹介します。
3. 返品先の住所を聞く
出品者が返品に応じてくれることになったら、返品先の住所と連絡先を聞いてください。
連絡先は万が一何かあった際に、素早く出品者と連絡を取れるようにするために聞いておいたほうが無難です。
4. 発送方法・返品の際の送料について話し合う
返品先を聞いたら、次に発送方法と返品の際の送料を決めてください。
返品の際はメルカリ便は使えず、発送方法や送料の負担については当事者間で決めることになっています。
出品者か購入者かどちらが決めても問題はないですが、必ず発送状況を追跡できる方法を選んでください。
普通郵便など追跡ができない方法を選ぶと、商品が届いているのに「届いていない」と嘘をつかれ、返金処理がされない危険性があります。
荷物がどこにあり、いつ届いたのかを把握できる発送方法を選ぶと、返品の際のトラブルやデメリットを避けられるでしょう。
送料については、出品者のミスであるため、出品者に負担してもらえるよう交渉してください。
着払いを利用できる発送方法だと、別途送料を振り込んでもらう手間が省けるのでおすすめです。
5. 返品した商品が出品者に届いたらキャンセル申請する
返品した商品が届いたと出品者から連絡が来たら、取引ページからキャンセル申請を行います。
申請後はメルカリ事務局が内容をチェックして処理してくれるので、手続きが終わるのを待ちましょう。
手続き終了後に購入金額は返金されるため、損をすることなくトラブル解決となります。
相手が返品を拒止!そんなときはどうすべき?
届いた商品に不備があるにも関わらず出品者が返品に応じてくれないときは、すみやかにメルカリ事務所へ問い合わせを行うことをおすすめします。
本来は返品に応じるべきなので、メルカリ事務局が「返品に値する」と判断すれば代わりに処理をしてくれるはずです。
返品に応じてもらえないからと言って評価をしてしまうと泣き寝入りとなってしまうので、評価をせず事務局へ相談してください。
正しい対処法を知っていれば不備があっても損はしない
メルカリで買った商品に不備があっても、正しい対処法を知っていれば基本的には損をしません。
ただし、評価をしてしまうと返品・返金は不可なので注意。
評価をせず、まずは出品者に不備があったことを伝えることからスタートしてください。(執筆者:メルカリ取引700回以上 石神 里恵)
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