魚は調理が面倒なイメージなのか、肉よりも割引率が高く、割引後も長い時間売れ残っていることが多いです。
見た目にはそれほど鮮度が落ちているとは感じないのに、消費期限が近づいて割引されているというパターンも少なくありません。
そこでこの記事では、割引率の高い魚を買って節約すべく、新鮮な魚の見分け方と聞き慣れないけどおいしい魚と、調理法について紹介します。
見分け方や、調理方法を知り、おいしい魚を安く手に入れれば食費の節約につながります。
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新鮮な魚の見分け方
新鮮な魚の見分け方についてみていきましょう。
1尾まるごと買うときの見分け方
目が白いものや濁っている魚は、鮮度が落ちている可能性大なので、購入を避けます。
逆に、目がキレイで魚全体が潤ってツヤツヤしていて色鮮やかで透明感のあるもので、エラが鮮紅色、魚全体がピンと張っているものは新鮮です。
切り身や刺身を買うときの見分け方
血液のように見える赤い成分「ドリップ」が出ていないかチェックします。
このドリップには、水分やたんぱく質、うまみ成分が含まれているため、多ければ多いほど、味や風味が落ちていると言えるのです。
血合い部分は赤色で、それ以外の部分には透明感のあるものがおすすめで、全体的に潤ってツヤツヤとしているものを選んでください。
周囲にある同じ種類の切り身や刺身と比べて「血合い部分が黒い」「全体が黒ずんでいる」「色が悪い」と感じた場合には購入を控えておきましょう。
割引されていても新鮮な魚を購入するために
野菜や肉もそうですが、同じ店の魚であれば、同じ基準で割引されている可能性大です。
いくつかスーパーをまわって、どのタイミングで割引シールが貼られるか情報を収集することをおススメします。
だいたい同じ時刻に割引シールを貼る店が多いので、時間帯を覚えておくと割引商品を入手しやすくなります。
聞き慣れないけどおいしい魚&調理法
あまり聞き慣れない名前の魚だけれど、高級魚や普段よく食べている魚に味がよく似ていておいしい魚と簡単な調理方法について紹介します。
チダイ
チダイは鯛ですが、マダイに比べると小ぶりで、マダイの約2/3の価格で購入できます。
価格相場のイメージは卸価格でマダイ1キロ900円ちょっと、チダイは1キロで700円ちょっとという感じです。
血が滲んでいるように見えるエラや背びれの棘の2番目と3番目が長いのが特徴で、少し大きいものになると、頭が張り出しているのが特徴となっています。
調理方法
鯛と同じように調理できます。
お食い初めや塩焼きのように鯛をまるまる1匹料理料理をするときは、マダイよりも小ぶりで料金も安価なチダイを使って料理するのがおすすめです。
バサ
パッケージに「白身魚」とだけ書かれて販売されていることもあり、「なんの魚だろう?」と購入を控えてしまうケースもあるかもしれません。
もしかしたら、それは輸入品の「バサ」という魚の可能性があります。
もちろん、「バサ」という名称で販売されていることもあり、スケソウダラの価格が高騰しはじめた頃から代用品としてスーパーに出まわるようになりました。
一般的な白身魚と同じような味わいですが、身はふっくらとしてやわらかく、淡泊な味ですが旨味があるため人気があります。
市場価格でも1キロが600円ほどと安価です。
調理方法
白身魚と同じように調理できます。
たとえば、ムニエルやフライ、天ぷらや炊き込みご飯など豊富に使えるので、見つけたときは購入して冷凍しておくのがおすすめです。
割引された魚や聞き慣れないけどおいしい魚で節約
食品の高騰もあり、食費を節約したいと考えている人も多いのではないでしょうか?
この記事で紹介したような方法で魚の鮮度をチェックしながら、割引されている魚や聞き慣れないけどおいしい魚を購入して節約につなげてみてください。(執筆者:山内 良子)
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