昨年、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」の月額料金一年間無料キャンペーンが終了し、無料期間が過ぎて他社へ乗り換えした人や乗り換えを検討している人も多いと思います。
この記事では、デュアルSIMを活用して月額1,265円でデータも通話も使い放題にする方法をご紹介します。
楽天モバイルから他社への乗り換えを検討
筆者は昨年末に楽天モバイルの無料期間が終了しました。
データ利用量に制限がある他社の格安プランに切り替えようかと検討しましたが、容量を気にせず使える無制限プランは魅力があります。
また基本料金自体は安くても、オプションで通話のかけ放題を契約しておかないと通話料が高額になるケースが多いので注意が必要です。
通話料が30秒で22円かかるというプランが多く、10分通話をしただけでも440円かかります。
通話料を気にせず契約して、月に数回電話をしただけなのに高額な請求が来てしまったと焦らないように、乗り換える際には通話料も確認しておく必要があります。
楽天モバイルならRakuten Linkを使えば通話料無料
楽天モバイルは、Rakuten Linkというアプリを使って電話をかければ通話料は無料です。
さらに、無料期間終了後でもデータ利用量が1GBまでは0円です。
1GBでできることは、インターネットやSNSの閲覧だけなら一日30分程度、動画視聴やビデオ通話を使う場合は一日7~8分の使用時間が目安になります。
キャンペーンの無料期間が終了しても、データ利用量を1GB以内に抑えることができれば月額料金は無料のままということになります。
mineoなら月額1,265円でテータ通信を無制限にできる
mineoは通話機能のないデータ通信だけのシングルプランなら880円から契約することができます。
基本料金に月額385円のパケット放題Plusを追加すると、1.5Mbpsの速度でデータ通信が無制限になります。
1.5Mbpsの速度とは、インターネット閲覧やYouTubeの動画視聴なら問題なく使うことができる程度です。
高画質の動画や大容量のオンラインゲームなどを利用しない場合は、十分な通信速度だと言えます。
基本料金880円にパケット放題Plus385円を追加することで、月額1,265円でデータ使い放題になるのは他社と比較しても格安です。
デュアルSIMを活用すれば各社のいいとこ取りができる
デュアルSIMとは、1台のスマホに2種類のSIMカードを挿入して2つの回線を利用することです。
つまりデュアルSIMなら、楽天のeSIMとmineoのSIMカードを契約してどちらの回線も利用することができます。
通話は楽天モバイル回線でRakuten Linkを使用するようにすれば、通話料はかかりません。
データ通信はmineo回線を使用するようにすれば、楽天モバイルが1GB以内で月額料金無料になるので、実質mineoの月額1,265円だけでデータも通話も使い放題にすることができます。
毎月のデータ通信量が3GB以下なら楽天モバイル単独がおすすめ
楽天モバイルは、データ利用量が1GBまでは0円です。
・ 3GBまで → 1,078円
・ 20GBまで → 2,178円
・ 20GB以上 → 3,278円(無制限)
と、その月の利用量に合わせて支払い料金が変わります。
Wi-Fi環境があるところでしかスマホを使わないなら、データ利用量はそれほどかかりません。
また動画視聴やゲームはせず、メールやインターネット閲覧だけならデータ利用量は少ない場合が多いです。
楽天モバイルなら3GBまでは月額1,078円で利用することができます。
毎月のデータ利用量を確認して3GB以下なら単独で契約をした方がお得です。
スマホの契約を見直す際は、ぜひ参考にしてみてください。(執筆者:川井 奈央)
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